オカズ釣師の戯言

自らの行動を考える。

アウフヘーベン in 浦神

2017-10-01 22:15:46 | 釣り(実釣編)
なんだかドイツ観念哲学のヘーゲルさんの言葉が最近聞かれる。
テーゼとアンチテーゼの対立(?)がジンテーゼを生み出すという理屈だったと思う。
昔、倫理の先生が言っていたのですが、それによると、、、。
 お好み焼きが食べたい自分と焼きそばが食べたい自分が居てモダン焼きが生まれる。
 みたいなもんだと、、、。

では、
 中深海をやりたい自分が居て、五目ジギングをやりたい自分もいる。
さらに
 アカムツを食いたい自分も居て、シオが釣りたい自分もいる。
なら
 一緒にやっちゃえってことで、、、。

御誂え向きに浦神の港にはフクロウがいて、いつもホーホーと鳴いている。
ヘーゲルと言えば、梟。
ミネルヴァの梟は夕闇に飛び立つと語っているので、もう浦神に行くしかない。
朝いち中深海で状況みて五目ジギングを予約。
どうせなら夕闇と共にやってくる奴らを迎え撃ちたかったが、午後便は予約なし…。
さすがに2回連続の貸し切りは気が引ける…(笑)。
閑話休題、早速行ってみよ~♪


獲れるかな?

天気良し!
朝マズメは浅場からスタート。
200㍍弱に260㌘セミロングを沈める。
難なく着底、、、。
前回のような二枚潮も無くいい感じ。
糸フケを取ってる途中にグンッ!
マジですか?
巻き上げると先ず先ず重量。
巻き取ってるとガツガツと暴れて重くなる。
こりゃクリンチされたな、確実確実と上げてくれば、後20㍍でフワッと軽くなる。
えっ?
まさか外れた?

いやいやついてます。
30㌢を軽くオーバーしたムツです。
こいつは朝からいいやと思ったけど、首筋をがっつり食われてます。
スルメのいたずらですね。
あいつら、ほんまいらんことばっかりしやがる…(怒)。
今日は天気も良いし、釣って干してやると思うが、これが釣れず…。
続いて小ぶりのムツ。
そいてレンコダイと空回収無しの3連発からの1つ空回収でムツゲット。
もう今日は完璧なんではないだろうか、ヘーゲルさん…。

しかし、そこからリズムが狂いだす。
先ず、コツンとしたバイトで重量感があった魚がヨリトフグ。

タプンタプンに水膨れ。
続いては、かなり期待できる引き抵抗だったが、中層でドラグが引き出される。
、、、でアシストラインごとにすっぱりとやられた。
サメかな…?
そして、空回収が続く。

へんなモンまで寄って来た。
なんだこりゃっと思ってたら、トモではエエ型のオコゼやアカムツが上がっていた、、、。
とどめは、200㍍程落としたラインが激烈に走り出す!
咄嗟にクラッチを入れると悲鳴のようなドラグサウンド…。
キハダでも食ったのかと思ったがラインがみるみる内に前に浮いて来る。
???
そして50㍍程沖でバッシャーと跳ねた!
えっ?
四角形の姿が確認できたので、バショウカジキかと一瞬思ったが、まさかのマンタ・・・?
船長もマンタ?と不思議顔。
恐らくジグを食った訳でなく、フックが掛かった訳でもなさそう。
ジグが落ちているであろう距離とマンタらしき魚がジャンプした距離が違い過ぎる。
考えられるとしたら、遊泳中のマンタにファイアーラインが当たってびっくりしたマンタが走ったとしか思えない。
当然、獲れる訳もなく100㍍以上のFLを伴ってお気に入りのジグが藻屑に…。
ま、滅多と見れんもんが見えたと思っておこう。

船長!
浅場行こう~(^^♪

100㍍ラインでスタート。
200㌘のロングを気持ちよく泳がせているとガツンとチカメキントキ。
続いてフォールを止めたのもチカメ。
トモでは大型のウッカリさん。
浅場は活性がありそうで期待できる。
残り1時間でシオやりましょうと更に浅場へ。
待ってました!
スリムなセミロングを気持ちよく飛ばす。
飛ばし過ぎるとエビになるので、その限界でシオを誘う。
お好みは、アカキン?
それともブルピン?
やっぱりイワシカラー?
それともシルバー?
分からん!

魚探にはベイト反応があるようですが、来ない。
お触りも無いやと思ってるとトモでヒット!
見てたらハガツオが浮いて来た。
こいつは釣りたい!
僕にもバイト。
まずまず引いたが、途中からフワフワしだす。
こりゃハガツオの引きと思ったが、、、。
ニュルニュルと登場したのはアカヤガラ。

ヘンテコな姿だが、割烹行きの高級魚である。
意外と歯があってアシストラインがボロボロになっていた。
アシストフックを代えて次投。
トモで待望のシオが上がったタイミングでフォールをピタッと止めるバイト。
がっつりフックアップしたら、締めたドラグが滑る。
スプールを親指で押さえるとあっけなく8号リーダーが飛んだ。
えっ・・・、根に巻かれたのか?
そのような感触はなかったので、こんな簡単に8号が飛ぶとは思いづらい。
考えられるとしたら、ヤガラの歯で傷ついていた…。
アシストは気づいたが、リーダーはチェックしなかった。
痛恨のミスである。
こりゃアカン。
こりゃ、船長に泣きついて午後便でリベンジやと思ったが、最後の最後に…。

やったね♬
本シオの47㌢。
う、美味そう!
何年振りに釣ったのだろうか、思い返せばジギングにのめり込む切っ掛けになったジギング以来のシオ。
進撃の釣人以来なので4年振り!
このサイズではドラグは滑らなかったので、さっきの奴が悔やまれる。
もう1匹と思ったが、バイトはあれどフックアップしないままにストップフィッシング。
今日も楽しかった♬



☆釣果
ムツ:3尾
レンコダイ:1枚
チカメキントキ:2枚
アカヤガラ:1本
シオ:1本

◆Bタックル1
ロッド:ジギングロッド(~4oz)
リール:2000番PG
ライン:MX1.2号
リーダー:フロロ5号
ルアー:メタルジグ270~320g
フロントフック:カルティバ ジガーライトホールド、他
リアフック:カルティバ ジガーライト早掛け、他

◆Bタックル2
ロッド:ジギングロッド(~5oz)
リール:2000番HG
ライン:FL1.2号
リーダー:フロロ5号
ルアー:メタルジグ300~320g
フロントフック:カルティバ ジガーライトホールド、他
リアフック:カルティバ ジガーライト早掛け、他

◆Bタックル3
ロッド:ジギングロッド(~3oz)
リール:1500番HG
ライン:FL1.5号
リーダー:フロロ8号
ルアー:メタルジグ130~200g
フロントフック:カルティバ ジガーライトシワリ、他
リアフック:カルティバ ジガーライト早掛け、他

◆Bタックル4
ロッド:ジギングロッド(~2oz)
リール:300番HG
ライン:FL1.5号
リーダー:フロロ8号
ルアー:メタルジグ110~200g
フロントフック:カルティバ ジガーライトシワリ、他
リアフック:カルティバ ジガーライト早掛け、他

☆殉職ジグ
CRK320㌘
ARC170㌘

PS.
シオ、面白れ~♪
カンパチクラスも絶対に居るはず!
次回は、カンパチを仕留めたい。
ヒラマサでも良いけど…。


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