年末も近づいて・・・義父と二人の娘もやってくるので、正月気分を気持ちよく味わってもらえるよう、今日は庭の手入れ。
曇り空で寒い一日だったけれど、汗が出るほど頑張りました(^o^)
その作業中、まるでため息をついているようなカラスの鳴き声が。
普通は「かぁかぁ」
今日のカラスは「かぁぁぁぁ」
上手く書き表せないけれど、か↗ぁ↘ぁ↘ぁ↘ぁ・・・ちょこっと上がった後、息を弱く吐き出す感じ。
笑えました。
カラスと言えば、一週間前に母の姉が91歳で亡くなったときの母の話
「カラスがやけに鳴いてるなぁと思ったらTさんが亡くなって、しばらく静かだったんだけど、また鳴いてるなぁ・・・また誰か亡くなるんじゃないかしら?って思ってたら、姉が亡くなったと連絡があったのよ。」
母の話が迷信でないのなら、この辺では、しょっちゅう人が亡くなっていることになるんだけど・・・。
迷信と言えば、私が小学校の2年生の時、父がハブに噛まれるという大事件がありました。普通は、噛まれるのは一か所だけなんだけど、父の場合は一匹のハブに二か所(両足)も噛まれてしまい、かなり長いこと入院していました。猛毒なので、治療が遅れたら命を落とすこともあるほど。・・・で、ハブに噛まれる人は、何かに祟られているという人もいて、気になった母はよく当たるという噂のユタ(占い師)のところへ相談に出かけたんだそうな。そこで、「石で造られた手洗い鉢をひっくり返したのが原因で罰が当たった。」と言われたそうな。鉢をひっくり返したのは、自分の兄で夫ではない・・・と伝えたけれど、ユタは「あなたの夫がやったことに間違いない」と。そこで、そのことを入院中の父に伝えたら、ユタの言った通り、やったのは父だったということがわかったとのこと。
大人になってから、そんな経緯があったことを教えてもらって・・・そのユタは、親戚か何かで、家のことをよく知っていたんじゃないの?と、母に聞いたけれど、全くの他人だそうで、母にとっても不思議な体験だそうな。今ではばかばかしいと思えるような迷信も、40年以上も前の徳之島では、ありえないことでもないような・・・。
父によると、昔はあっちこっちにいろんな神さまがいたけれど、ブルトーザーが大きな音を立てて土地開発を行って自然を壊したものだから、びっくりして神さま達は逃げて行ってしまった。畏れるものが無くなってしまっては良いことは何も無いと。
カラスの鳴き声から始まり、ハブの迷信にまで思いを脹らませながらせっせと作業を続け、ゴミ袋大(1枚60円もする)3つ分。
去年の7月の写真。土地開発でできたさとうきび畑。
今の時期は、さとうきびの花が咲いて一面銀色に輝いている頃。
今年は一度も帰省できてない・・・帰りたくなってきた(^-^)