にわか日ハムファンのブログ記念館

2004年8月から2014年6月にかけて更新してきた当ブログを静態保存しております。

「いつも」への慈しみを―B☆Bコラムに寄せて

2008-02-26 19:56:15 | 北海道日本ハムファイターズ
 おなじみ「B・B's コラム」の最新号が先日アップされていました。恥ずかしながら今日まで気づかなかったんで、先ほど読んでみたんですが……


B☆B、どうしたの?


 コラムの愛読者の中には、あるいは「あれ?」と思った方も少なくないのではないでしょうか。
 普段なら元気よく近況をレポートしたり、マスコットやファンサービスについて持論をぶるB☆Bが、今回に限ってなぜか感傷的。
 しかも、本人が書いてるように話がどうにも抽象的で、どうにも不思議なコラムでした。
 B☆Bがこんなコラムを書くに至った背景はもちろんあるのでしょう。しかし、関西に住み、オフの彼の動向をほとんど知らない私からすれば、「何かあったのかな?」ぐらいにしか思うことができません。
 ただ、その関西のパ・リーグファンとして、(これは間違いなくB☆Bの意図からそれるでしょうが)、非常に心に残った言葉があります。

「マスコットとファンとがいつもの様に出会い、いつもの様に挨拶を交わし、いつもの様にふれ合い、いつもの様に『会話』をする…そんな『当たり前の日常』の尊さに、シーズンが始まってみてから気付かされる方もいるかもしれません。」


 ファイターズが北海道に移転して、今年で5年目。
 いろんな出来事を重ねながら、ファイターズのある日常が、北海道に根付いたことを、遠く離れた関西でも実感します。
 それは、間違いなく素晴らしいことです。

 だから。

 その素晴らしさ、B☆Bの言葉を借りれば、『当たり前の日常』の尊さを、特に北海道のファイターズファンの方々には、どうかいつも分かっていてほしい。
 そう切に願う気持ちが、このコラムを読んで改めて強くなったのです。
 地元にプロ野球がある日常。それは確かに「日常」なのでしょう。
 しかし、その「日常」には、もろさがないわけじゃない。何かの拍子に、壊れることだってある。
 壊れたのです。わたしたちの土地では。
 そして、その「日常」が壊れることの悲しみや辛さを、おそらく誰よりも知っているはずの人が、これからファイターズをさらに良いチームにすべく、チームの先頭に立っているのです。
 だからこそ思うのです。今日も、明日も、明後日も、地元にプロ野球がある日常を、どうか大事にしてほしいと。
 当たり前になった「ファイターズのある風景」を、どうぞ慈しんでほしいと。

 崩れゆく過去の残骸の中で暮らす、関西パ・リーグファンの独り言でした。
 って、いけませんね、私も話が抽象的になってしまって(^^;;)


最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本当ですね (タイタン)
2008-02-26 20:52:07
どうしたんでしょう。
「そう思わせる出来事がいくつかオフのあいだにあった」
とありますけれど、具体的にはわかりません。
私は札幌にいるけれど、札ドに行ったこともあるけれど、B☆Bに直で出合ったことはなく、
もし「あ!B☆Bだ」という距離にいたとしても、きっと近づけないような…(たぶん皆さんに囲まれているから)
でもCMでB☆Bを見ると選手と同様、見入ってますよ。
一度でいいから握手してみたいと思っています。
ラジオ(TVではまさか触れないでしょう)でこの件に何か触れるようなことがあったら報告いたしますね。
返信する
マスコットさんたち (おりがみ)
2008-02-26 22:49:29
コラム読みました。確かに「どうしたの?」という文ですね・・。私はたま~にしか読まないものですが、なんかいやなことされたり言われたりしたのかなぁ??と思ってあれこれ考えちゃいましたです。

マスコットさんのいないきゅうじょうは、さみしいです。僕たちがいなくても試合が成立する・・なんて悲しいこと言わないでよ~B☆B~(⊃Д`)゜。・゜
返信する
タイタンさん (ルパート・ジョーンズ)
2008-02-26 23:13:49
一体何なんでしょうね。
ボカしているとはいえ、わざわざコラムで書くということは、
B☆Bの胸中にしまいきれないことがあった、ってことなんでしょうか。
もし何か分かりましたら、こっそり教えてくださいね。

で、その話は置くとして、もし機会があれば、B☆Bに直接会いに行ってみるといいと思いますよ。
私も一緒に写真を撮ってもらったことがありますし(^^)
返信する
おりがみさん (ルパート・ジョーンズ)
2008-02-26 23:19:35
>僕たちがいなくても試合が成立する
ヘンなレスになりますが、試合が成り立つかどうかと言われると、間違いなく成り立つんですよ。
ただ、それでいいのかな? って問題だと思います。
確かに、試合である以上勝ち負けは大事ですよね。
私だってファイターズには勝ってほしいですよ。
ただ、プロスポーツって、勝ち負けが全てじゃないと思うんです。
試合結果だけじゃなくて、勝ち負けだけでは得られないものがあって、
それを提供できる球団こそが、愛されるんじゃないかなぁと。
B☆Bを含めたマスコットたちがいる理由の1つは、そこにこそあると思いますね。
返信する
どうしたんでしょ? (Isolar)
2008-02-27 11:34:55
いつも来ていた人が病気とか亡くなったとかいう手紙でももらったんでしょうかね??

それとも…???
返信する
Isolarさん (ルパート・ジョーンズ)
2008-02-27 12:45:16
一体なんなんでしょうね?
みんな心配してると思いますし、週末のオープン戦辺り、B☆Bは質問責めになるかも……
返信する
以前に (青空百景)
2008-02-27 13:04:28
球場内で彼の周りに集まる人の数が多くなり過ぎて、グリーティングもままならなくなってきた、みたいなことを書いてたことがありましたっけ。
危険防止のために露出を控えめにしようか、なんていう話でも出ているんでしょうか……?
返信する
私たちの土地tでは壊れてしまった。 (アパッチ)
2008-02-27 21:51:42
そう、正しくいえば、消えてしまったのです。
今、北海道を中心とした日本ハムファイターズファンのみなさんは、最高に幸せな空気に包まれています。

目にした場面、球場全体で選手と一体となって勝利に向かって熱くなり、勝利し喜びを分かちあえる事の楽しさ・すばらしさはかけがえのない貴重な瞬間の塊です。

しかし、その塊は、理不尽な理由でも正当化され、消えてなくなってしまう事もあるのです・・・。

返信する
青空百景さん (ルパート・ジョーンズ)
2008-02-28 08:26:56
B☆Bも着実に人気が出てるでしょうからね。
彼にとって嬉しいことではある反面、悩みも尽きないだろうと思います。
以前もコラムでそんなことを書いてましたし、ジレンマですね……
返信する
アパッチさん (ルパート・ジョーンズ)
2008-02-28 09:01:48
いつもあるものの尊さを、失ってから思い知るということほど、悲しいことはありませんよね。
それだけに、特に北海道や東北で、新たにホームチームを応援する喜びを知ったファンには、
今の喜びをぜひ大事に守っていってほしい、そう願ってやみません。
返信する