ラグビーフィーバー!!でらックス!

セブンズ、盛り上げていきましょう!

訃報 野村能久さん

2011-10-22 | ラグビー

テレビ朝日のカイロ支局長・野村能久さんがリビアで事故死するとの衝撃的なニュースが入ってきました。

野村さんは愛媛・愛光中学でラグビーを始め、早稲田大学、タマリバクラブではプレーヤーとしても監督としても活躍した方です。

早稲田では中竹組同期。早稲田歴代でも同期のつながりが強いと言われた代。

決して体力、スキルに恵まれたフランカーとは言えませんでしたが、
平田輝、吉上といった選手らと持ち前の努力でレギュラーを争いました。

卒業後はテレビ朝日の記者として、最近は中東地区の危険な地域のレポートで
よく姿を見ており、危ない目にあわなければいいと思っていましたが。


中竹組の戦いを描いた「オールアウト」に以下のコメントがありました。

~早稲田へ。野村能久~
母校が進学校(愛光)であったために部活動は2年までで終了。練習も日に1時間程度
しかできなかったのですがそれなりに知恵を絞ってかなり熱くやっていました。
中高一貫の5年間でビデオを見たり、本を読んだり、いろいろな意味ですごく
ラグビーにはまっていました。しかし最後の新人戦も惜敗。漠然と東京の大学に
行きたいと考えていた3年生の夏に、早稲田の新入部員名簿を見ていたところ、
たまたま私の出身地である高知の土佐塾高から行った兄の同級生の名を見つけました。
早稲田や明治にすごく憧れてはいたものの、私には全く無縁の世界だと思っていたのに、
そうではないんだと衝撃を受け、それならば自分にもやれはしないか、やってみたい
という気持ちがどんどん強くなりました。進路指導などの時に早稲田でラグビーを
やりたいと言ったところが、担任の先生にも絶対に無理だなどと言われ、負けず嫌い
の性格に余計に火がついて、絶対やってやる、となりました。早稲田の学部ほとんど
受けて何とか首の皮一枚残して入学。新人練では、皮一枚どころか、ようやく皮膚の
繊維が残ったというところでしたが。

この負けず嫌いさは、必ずやジャーナリスト成長される素質だったのでしょうが
本当に無念です。ラグビー界は若く大事な人材を失ってしまいました。。。

ご冥福をお祈りします。









最新の画像もっと見る

コメントを投稿