恋は盲目、パンチラはガン見〜Ryoji Harada〜

元は旅ブログ、海外行ったり、突然自転車で走り出したり、ちょっと自分でもなにすんのかわかりません。パルプンテ!

【大阪】なにをして遊ぼうか

2016-11-30 18:45:04 | 日記
ご縁あって大阪のサンタナゲストハウスというところにいる。



このことを連絡を頂いた友人なんかに話すと「じゃあお前はそこで働いているのか」という感じのリアクションをもらうのだが、「あ、いえ、別に働いているわけではないと思うんです」ということを思う自分がいる。

僕はただただここに居るだけなのだが、この感じを何と言えばいいのかわからず「そうだね」と答え、答えた後になんだか得体の知れない胸のつっかえを抱えては忘れる。

そう、結局のところ忘れるからいいのだけれど。

大阪に着いてから幼稚園で同じクラスだった友人に連絡を取ったところ、お互いの住居が余裕の徒歩圏内である事が発覚し、その瞬間、僕は謎のガッツポーズをした。

謎のガッツポーズが出た瞬間というのは気持ちが良い、謎のガッツポーズをした瞬間には、「もしかしたら僕はこの為に生きているのではないかと思ってしまうような清々しさを帯びている。

ちなみに謎のガッツポーズをもう少し具体的に言うと、

「ウオォォォ!」

という感じではなく、

「うっし!」

と言う感じだ。

どうでもいいのだが
昔から、
「ヒャッハー!!ウィィィィ!!!」
というようなテンションは多少なり無理をしないとできない。


まぁ、しかし、


…本当にどうでもいいぜ!
俺のテンションのはなし!

幼稚園の頃からの友人と鳥貴族で近況報告、昔話から大阪の事、仕事の事などいろいろ話した。

肩書きも、社会的立場も、考え方も違うのだが、すごく落ち着いた。地元の匂いなのか、赤子が胎内の音を聴くと泣きやむのと同じように、僕も地元の空気を感じると落ち着くことができるのだろうか。

そんなことを考えていた。

次の日にはインドで会った友達が訪れてくれた。
特に理由もなく「行きますー」と言ってくれるのは嬉しい。

兵庫県在住の彼は泊まる予定がなかったのにゲストハウスに泊まり、帰り際に「もっと面白い人が来るように知り合いに声かけてみますねー」なんて事を言って、前日飲みきれなかったビール缶二本を置いて次の目的地に向かっていった。

お金がなくなってから改めてわかったのは、無いなら無いでどうにかなるという事、人は優しいという事、大抵の事に楽しみを見出せる事だったりする。

先日、食材を買いにスーパーへ行った、地元の友達に安いスーパーマーケットを教えてもらったのでそこへ行ったらスーパー安かった。

3店舗くらいハシゴして、値段をメモして比較して各店舗が、仕入れの得意なもの、苦手なものを見つける作業は思いのほか楽しかった。

レジを過ぎて、買ったものを袋に入れていた親娘の隣で同じようにレジ袋に買ったものを詰めていたら隣からとてもナチュラルな「なんでやねん」が聞こえてきてチラッと横をみたら娘が秋刀魚(潰れやすいもの)を袋の底に詰めていたので怒られたのだとわかった。

うあぁ…大阪だなー、来たんだなー!
と思った。それだけでなんだか嬉しくなった。

これからここで何をするのかはわからない、
ただただ、思いついた事をやってみたり、誰かがやっている事に巻き込まれながら「ウワーオ!」と言ってりゃそれで良いかな。と思っている。

そんな訳でしばらくはサンタナゲストハウス大阪
(大阪市東成区大今里5-10-11)
におります。

もし暇でしょうがなかったり、
万が一にも原田に会ってみたいという方がおりましたらここでお待ちしておりますので、ぜひお越しください。

もしよろしければテンションの上がる屋根裏でお酒でも飲みましょう。

ちなみに宿泊料は、
ドミトリー2500円(一応キャンペーン価格らしい)です。







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【浦安】フカヒレアタック

2016-11-24 23:45:40 | 日記
インドのゴアで所持金がゼロどころかマイナスになる事件を引き起こしてそろそろ1ヶ月になる。

帰国してからは地元の千葉県浦安市の実家でぬくぬくと過ごしていた。

行動量が増加すればするほど運気も増加すると信じている僕であるが、残念ながらその信念が折れる程度には地元の居心地が良すぎた。
このままだと実家でウイニングイレブンやドカポン怒りの鉄剣などをエンドレスでやり続けてしまいそうだったので、重い腰を上げ、今、大阪へ向かっている。


地元浦安で起こったこと、思ったことを思いついた順に適当にダラダラと書きます。


このブログで日本に帰ったことを綴ったところ、
様々な方に心配して頂いた。

なにがあったのか、身体は無事なのか、遊びに行こうぜ、なに飲み代もないのか…なら奢ってやる(!)、サッカーしようぜ、ウチで働かないか(!!)、などなど…

世界はどうなのか知らないが、少なくとも僕のまわりは愛で溢れている…と勝手に思っている。

赤ん坊のように施しを受け続けた1ヶ月であった。

家事をひと通りする事で僕を黙って匿ってくれた両親をはじめ、家で餃子パーティを開いてくれた友人、タダで飲ませてくれた後輩、「いいから飲むぞ」と、なにがいいのか全くわからないまま誘ってくれる同級生、そして社会の大先輩達、さらにはしばらくサッカーのボールすら見ていなかった僕をサッカーの公式戦に出してくれる仲間達、仕事を紹介して頂いた方々…

いったいどれだけの人たちにお世話になったのかわからない。

人との繋がりがあれば人は死なないのかもしれない。でもこれを、なにかをしてもらえる事を当たり前にしてしまったら死んでしまうのかもしれないな。と、そんな事を思った。

諸国を旅している時から、もっと言えばその前から、たくさんのものを受け取って来た。
こんな言い方しかできないのが悔しいくらいたくさん、そして大切なものを貰ってきた。

すごく失礼な話だが、この人生、貰ったものが多すぎてもはや覚えていないのもあると思う。

いつからか、「こんなにたくさん返せないぜ!やばいぜ!りょうじやばいぜ!」という気持ちが空に昇り爆発してはじけて混ざり、とうとう僕は開き直った。

「返せないものはもう返せないし、自分一人でとっておいても仕方ないから、それは別の人にあげよう」と思った。

受けた愛情の量がワールドクラスなら、
それを振りまくことができた時、僕はワールドクラスのプレイヤーになれるかもしれない。

世界的な愛の戦士、はらだりょうじです。
よろしくお願いします。
なんて言える日もいつか来るかもしれない。

なんども書いた気がするが、愛なんて一方通行でいいのだと思う。

こんなに愛しているのに愛してくれないなんて!
と思ったらもうその愛の消費期限はとっくに過ぎている気がする。

うまく言えないけれど、消費期限が迫ってきたら動かせばいいのだと思う。
食材なら料理みたいなもので、自分の身体なのか心なのかをうまく動かすことができたら、それはまた新しい何かが出てくるような気がしている。


消費期限と言えば、3日くらい前に実家の戸棚にフカヒレスープの素と書かれたパックを見つけたので、鍋で煮て食べたのだが、
数時間後、猛烈な便意が襲ってきて、それから6時間くらい僕のお腹はぐるぐると音を立てて唸り続けていた。

「インドでも壊さないお腹をなぜ今!?」
と思って消費期限を見たら、2015年の12月と書いてあった。

消費期限からほぼ1年経っている。
ということは買ったのはもっと前となる。

台所のゴミ箱の前で僕は独り言った。


「キミかくれんぼ強すぎ!」


決勝戦のピッチには魔物が潜んでいると言いますが、実家の台所にも稀に最強のカクレンバー(かくれんぼする奴ら)が潜んでおります、どうかお気をつけて。


サッカーの試合で足首をぐにゃっとやってしまった翌日、行きつけの接骨院に行ったら先生がお金を受け取ってくれず(!!!?)、その帰り道「本当に、愛まみれだぜ」という気持ちで自転車を漕いでいたら、マンションの向こう側に落ちる太陽に遭遇した。
それがとても綺麗だったのでキュッと車輪を止めた。



どこにいっても夕日は綺麗だが、地元のそれも例外ではない。

世界を旅していると「どこそこ(ウユニ塩湖とかが多い)の夕日が素敵すぎて日本の夕日がかすむ」などという話を何度か聞いたことがあるが、そういう話を聞くと「確かにあそこは素敵ですよねわかります、すごくわかります…が、しかしあなたは地元の夕日をちゃんと見たことがおありか!」と思ってしまう時がある程度に僕は地元の夕日も愛している。

あたりまえだが、太陽は誰のものでもない、
そういうものは見て、何かを思って、そっと胸の内側にしまうだけで良いのだと思う。

それを、自分の物として所有しようとした瞬間、他人を蹴落とす準備が始まるような気がしている。

もっと言えば太陽をはじめ地球も、土も風も空も海も、そして今持っているiPhoneでさえも、自分のものではないのではないのだと思う。

全てはこの星からの借り物で、そう思うと色々納得いくようになってきた。物でも土地でも人でも、それを所有したつもりになっていると、その人にはいつしか何も入ってこない身体になってしまうような気がしている。

僕は好きな時に、好きなだけ好きなものをぶっ込めるような「隙間だらけの人間」になりたいなぁ、と、そんなことを思っている。


帰国してすぐ、帰国報告をするため浦安と八王子にあるご先祖様のお墓まいりに行ってきた。





なぜか昔からお墓まいりが好きだ。
今でも理由はよくわからない。

…のだが、1つ思ったのが、
ご先祖様も結構僕の言いなりだったりする。
ということ。

結局自分自身の神様は自分に他ならなくって、でも、「我は神である」なんて言うのは恐れ多いから昔の人達もご先祖様や神様に自分の願いを言わせていたんじゃないのかな。
ということをモヤモヤ考えていた。

「そこんとこどうなのよ?おじいちゃん!」

と、霊感が全くないくせに墓石と話をしようとした僕であった。





長くなってきたので突如締めに入る。

大阪へは初めて行く。
修学旅行でも個人的な旅行でも仕事でも行ったことがないのだが、想像以上にウキウキしている自分がここにいる。

重いと思っていた腰も動かしてしまえば、実は綿のように軽かったりするものなんだな。と、思った。

この綿のような軽さは大好きなのだが、
地元を愛するがあまりなかなか離れることができない自分も好きだったりする。

もう、なんだっていいや!

関西方面にいる方、一緒に遊びましょう。







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