たまには考えよう

最近…何も考えていないことに気づいた。考えても、覚えている自信が無いので、文章に残してみよう。

ボレー

2008-02-29 01:33:30 | テニス
最近,ストローカーなのに不本意ながらボレーが出来るようになってきた。
もっとも,まだまだ不安定であり,サーブ&ボレーなどといった高度なことはできないが…。
シングルスにおいては,浅いボールをアプローチして,甘くなったボールをボレーで決めたり…。
ダブルスにおいては,ポーチやストレートアタックに対するボレーが,それなりに確実性が上がったような気がする。
これも,頑張ってスクールに通った結果だろうか(ここまでで1年かかったけど…)


とはいえ,ボレーでポイントを取れるということは,自分のプレースタイルに幅を持たせることができ,ゲームも有利に進めることができる。
自分のハードヒットならば,それほど厳しいボールも返ってこないだろう。
体格の割に,ダッシュ力も自信がある。
あれだけ嫌いだったシコラーに対しても,少しは攻め方を考えられるというものだ。
アプローチやリターンダッシュで前に詰めたりするだけでも,相手にはプレッシャーになるし,そこにボレーも出来るとなると,シコッているだけでは通用しないこととなり,必然的にミスも多くなるだろう。


もう,前に出たけど「どうしよぅ」などと悩む必要もない…。
ハッタリだとも言わせない…。
実は軟式テニス時代では前衛だったという事実も,これで納得してくれるのではないだろうか。


しかし,まだ慣れきっていないせいか,顕著な欠点が存在する。
それは…

スプリットステップだ。

シングルスにおいて,その欠点が明確化する。


普段は癖のように問題なくしている動作も,前に出る際には全くといって頭に無い。
そう,前に出るときはネットに向かって我を忘れたかのように猛然と突撃している。
ボールに向かって飛びつくその姿…まさにフリスビー犬のようだ。
しかし,相手の状況を見ずに突撃するのは無謀極まりない。


結果…
アプローチ(リターン)を打って,前に突撃する(フリスビー犬のように)

相手の苦し紛れに上げたロブに,悠々と頭上を抜かれる。

頭上のボールを見上げて,反転して猛然とボールに向かって突撃する。

こっちが苦し紛れにボールを返す。

相手がいつの間にかネットに詰めている。

やばい…


これを何回やっただろうか…。
いつになってもスプリットステップを踏んで,状況を見ることができない。
ここに来て,学習能力の無さが浮き彫りになる。


ラケットがボールに当たれば鋭いボレーとなり,決まることも多いが,とどかないこともしばしば。
となると,要はスプリットステップを踏み,状況をよく見て相手の動きを予測,そしてボレーをすればいいわけだ。


ボレーの習得状況から考えると,おそらく…これができるのに,後半年くらいはかかるんじゃないだろうか…。