Tokyo Diary

~よく食べて飲んで、旅に出ます~

渋谷~木の香

2006年08月10日 | 渋谷

今日から夏休み♪
ゆっくり起きて、所用で渋谷に。
普段、平日の昼間に渋谷に行くことがないため、機会があったら絶対に行きたいと思っていた店を訪問するのが今日の第2の目的でもあった。

約10年前、渋谷の青山方面に4年間通勤していた。
その頃の思い出をたどりながら、ゆっくり宮益坂を上る。
当時はまだ、東急文化会館もあった。渋谷郵便局も建替え前の古い建物だった時代。
渋谷クロスタワーはまだ「東邦生命ビル」という名前だった。
宮益坂には城南電機があって、宮路社長もその頃はまだご健在でTVにも良く出いたっけ。
そんなことを思い出しながら歩くと、さすがに10年たつとお店もかなり変わっていることを認識する。
青山通りまで出ると、交差点にあった交番とウェンディーズがあった一角が取り壊されて、がらんとしていた。
よく、この辺の道案内をするときに使った「城南電機」「交番」「ウェンディーズ」、なくなったのはさびしいなぁ。

そして、目的のお店は青山通りから一本裏通りにある「木の香」という小さな定食屋さん。
オフィスから近かったこともあり、当時ランチにかなり通った。
メニューにあった「いわし丼」がおいしかったのが強烈に印象に残っていて、今もあるかなぁと気になっていた。

不安な思いで角を曲がると見覚えのある看板を発見!
お店は昔と変わらず、同じ場所で営業していた。
ご夫婦で切り盛りされているカウンターだけの約10席ほどの小さな店。
木の看板も、紙に書かれて壁に貼られたメニューも昔のままで、本当に懐かしかった。



メニューは、いわし丼の「木の香定食」の他にハンバーグや日替わりなどいくつかある。
もちろん迷わず「木の香定食」を選択。酢の物、漬物、お味噌汁がついて800円。
ごはんの上に海苔と青じそ、そして揚げたてのいわしのから揚げが2枚、その上に針生姜。
これですこれ!ホントに昔のまま。
熱々の鰯に生姜と青じそが効いていておいしい♪
まだ、お魚のおいしさなんてろくにわからなかった若かりし頃、鰯のおいしさを教えてくれた店。



街がどんどん変わってゆく中、思い出の店がこうして残っていてくれるのは嬉しいこと。
ごちそうさまです。また行きます!

渋谷区渋谷2-10-5



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