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ウェルカムな日々

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青い目の人形

2006-05-28 23:42:24 | Weblog
ご報告が遅れましたが、横浜人形の家で、
展示ボランティアの活動、済ませてきました。
リニューアルして館内はとてもきれいで、
お客様もまずまずの入りでした。
今度、館長に石坂浩二さんが就任なさいました。
館内のレイアウト、展示場所、展示内容も
だいぶ変わっていたので、なんだかあたふたしてしまいました。
いろいろ質問もされたので、ドキドキでした。
まだまだ、勉強がたりないし、一ヶ月にいっぺんくらいだと
忘ちゃうんですよね。

そこで、自分の勉強のためにも、
これから、少しづつ、人形のご紹介ができたらと思っています。
 

排日移民法の成立などで関係が日米関係が悪化し始めた昭和2年、親日派のギューリック博士の提唱で、アメリカから約1万2000体の「青い目の人形」が日本へ送られ、ひな祭りにあわせて、日本各地へ贈られました。人形には、贈り主からの手紙も付いていました。
 ところが、第2次世界大戦が起ったため、「青い目の人形」は、敵国人形として大部分が処分されてしまいました。
 2月末、滋賀県の大津市と甲賀市の小学校に残る、ジェーンちゃんとメリーちゃんが再会を果たしました。
 ジェーンちゃんは、家の壁の中に、メリーちゃんは小学校の家庭科室の押入れに隠されていました。
 戦争中に必死で「青い目の人形」を隠した人は、贈り主の人間としてのぬくもりを大切にしたのでしょう。
 現存する「青い目の人形」は今年80回目のひな祭りを迎える。


後は付け足しのようですが・・・もう少し御付き合い下さい。
皆様、野口雨情の「青い目の人形」 という童謡もご存知ですよね。
♪青い目をしたお人形、アメリカ生まれのセルロイド♪
そう、それです。
ただ、この歌は大正10年に発表されていて、
雨情が見た青い目の人形とは
当時流行したキューピーといわれています。

青い目の人形はパスポートも持っていたんですよ。
日本の幼稚園、小学校に配られ、皆に可愛がられました。
戦争という悲しい仕打ちにあうまでは・・・

現在、人形の家が所蔵している人形は
エレナ、ネリー、マジョーリー・ルスムーアの三体です。
複製ですがブロッソンちゃんもいます。

そしてこの青い目の人形のお返しとして日本がアメリカに
送ったのが答礼人形です。
このお話は、また、次回に!
(to be continued)


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