compare with 103 (1)-2

試しに曲線抜きで出来る「曲線で押し出し」について、操作画面をムービーにしてみた。　→　こちら
文章でクドクド書くのが面倒な時には、これに限るかも。

ところでその「曲線で～」系の機能だが、もともとmodoでは、例え見かけが一本でも、複数曲線を繋いで作った曲線を使用すると、最初の曲線部分まででコマンドがストップするようになっている。
ところが201では一本のベジェ曲線を使った場合でも、最初のセグメント部分まででストップしてしまうようだ。
103では問題なくできていたのだが。

この困った事態を解決する方法を、Takumi氏がMOMOに寄せていた。
投稿内容は「曲線で複製 Curve Clone」に関してだが、もちろん「曲線で押し出し Curve Extrude」にも応用可能。
早速忘れないうちに手順をメモっておく。



1）実行後、Command HistoryのResultsあたりにtool.set gen.bezier onとCommand入力。
2）Tool PipeのCurve PathがBezier Pathに変わったことを確認。
3）右ボタンクリックのSave PresetでBezier Extrudeなどと名前をつければ登録完了。

これでいつでもLoad Presetから呼び出して使うことができるようになる。
まさにツールの組み合わせでカスタムツールを自由に創造できる、modoならではの解決方法だ。
ただし一々呼び出すのも面倒なので、ボタン化したりショートカットを割り振った方が便利だろう。そこで、

4）実行後、Historysに残ったTool Set Presetsという項目を選ぶと、Commandにtool.setPreset "Bezier Extrude（***又は手順3で登録した名前***）"と表示されていることを確認。
5）それをコピーしたらF3キーを押してForm Editorを開き、適当な位置を右クリックしてAdd Commandを選ぶ。最後に表示されたプロンプトにペーストすればOKだ。



Form Editorでオリジナル・アイコンを割り当てることもできる（30×30以下推奨）。