ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

サッポロ・ギター・フェスタ2017に行ってきた(2)

2017年11月15日 | ギター
 昨年は弓木英梨乃さん(キリンジ)などのギター演奏があったが、今年の2日目はKORGブースのKemperアンプのデモ演奏のみだったようだ(まるでシンセサイザーのような音がギターから出ていた)。

    
 ただし、今年は昨年以上に販売ブースを拡張したとのことで、よりたくさんの楽器に接することができた。実際、ハードケースに入ったギブソン・レスポールが何本も横並びに展示されている姿を見ただけでもかなりのインパクトだったし、高価なポール・リード・スミスが何本も置かれているのも札幌ではめったに見られない光景なのではないか。ブースを回りながらヴィンテージ・マーティンのD-35を弾かせてもらったり、一度も触ったことのないD-28が定番マーティンであることを初めて体感したり、、、、。(親切だった店員さんはきっと買ってもらいたかったのだろうな。)長期店頭在庫のリッケンバッカーが破格の値段で売られていたのと、新品ギタースタンドが500円だったのにも驚いた。

    
 そうこうしている時に来たのがG&Lギターのブース。今回、フェンダー製品がほとんど置かれていなかったのだが、ここにテレキャスやストラトがあったので立ち止まっていたら声をかけられた。自分がテレキャスを持っていると話したら、ぜひ引き比べてみてと言われ、何本か試奏することに。G&Lとは、George FullertonとLeo Fender の二人の頭文字からとったブランド名であるとはその時に知った。レオ・フェンダーのギター製作に対する思いが最後まで込められたのがこのブランドであるとのことだった。ストラト・タイプはピックアップのセレクタに工夫があるらしく、小さなスィッチを押すと様々にミックスされてどうとかこうとかと言われたが、弾いてみると実に気持ち良い音が出た。テレキャス・タイプも試奏したが、これは単純にキャピキャピしたいかにも的な音がして、こちらも中々気に入った。戻ってきてからさらに調べると、アメリカ産、インドネシア産、そして日本産の3種類があり、それぞれお値段が違うらしい。また、ベースギターも定評があるとのこと。私が最も気に入っているフェンダー・ギターの奥深さを勉強させられた瞬間であった。(続く)