⇒⇒前回からの続き
九份のバス停からバスに乗る
次の目的地は港町基隆
バスは鉄道よりもスリリング
運賃がいくらになるのかよくわからなかった
行きの瑞芳~金爪石は下調べ済だったので大丈夫だったが
それ以降はしっかり行動を決めてなかったのでぶっつけ本番
料金の案内表はバスの中にしかなく、
バス内で両替できないし、おつりも出ない
それは行きのバスで学習済みだった
乗った瞬間に運転席の横の料金一覧を解読し支払うことになる
って事でバス停に向かう前に近くにコンビニがあったので
紙幣をわりとくずして、バスの乗車に備えた
バス停は、観光地って事もあって沢山の人がバスを待っている。。
結果何とか運賃支払いをクリアしてバスに乗り込むと
なんだか疲れて眠ってしまった
20分ほど眠って気がつくとまだまだ田舎道を走るバス
途中のバス停で学生が沢山乗ってきては最寄の駅で降りてゆく
このバスは付近の住民の生活にも利用されている
さらに20分ほど走ると急に景色が都会の雰囲気に
そして終点基隆に辿り着いた
キールン。
ここは台湾で二番目に大きな貿易港らしい
台北とも九份とも違うこの雰囲気
なんだかわくわくする
この海洋広場でちょっとボーっと港町を眺めていた
時間はもう18時前、この港の東側の山に大きな観音像があるらしい
夏至が近いとはいえ、多分あと1半時間くらいで夜が来る
なんとか明るいうちに見に行かなくては!
自分が持っている「地球の歩きかた」は台北版
基隆の町のページは2ページほどで
地図も、ざっくりとした縮図のものが小さくひとつ載っているだけだった
ということで、観音像のある中正公園をめざしてなんとなく
道を探りながら歩き出したのだった
まちの内部に入り込んだものの
似たような通りが多くて迷った
迷ったというよりもこのあたりから山の上の中正公園に続く道が見つからない
山のほうへ続く道が、手元のざっくりした地図ではこのあたりにあるはずなのに、、
公園への案内標識すらない。。どういうことや
明らかに違うだろう、ってな道も攻めてみた
それにしても、さっきの海洋広場からの港町の風景も
裏側からみると、また雰囲気が違っておもしろいな、、
なんて事を考えながら坂道を登っていると
あった!こんなところに中正公園への案内が!
。。でも
なんやろう、この、ものすごい裏口感!
いや、裏口でもないな、抜け道って言葉がぴったり
ま、100パー正面玄関ではないことは確か
昨日の迪化街も士林夜市も、、
なんとなく訪れると、なぜか出口から、裏口から攻めてしまうみたい笑
とりあえず登っていこうか
写真では金爪石の緑溢れる感じに似てるように見えるけど
実際は全然違って、虫とかくもの巣とか、、ジメジメしててなかなか汚い道だった
とにかくほとんど人が通ってない道なのはよくわかった
しばらく歩くと寺院が横に見えた
また結構登ってきたな、、
でもこの寺院に繋がる道がなかったのでスルーして上を目指しました
階段を登りきると
おお!なんかええ感じの建造物
の補修工事中だったようで
ちょうどこの建物の裏側からのぼってきて
工事作業のおじさんの横を何事もなかったかのようにスルーして
安全第一の柵の外に出たのだった笑
読めないけど、只今工事中的な案内(多分)
立ち入り禁止やったかもな。。
ただ、ここからの港町の眺めはよかった
コンテナのクレーンだらけやな。
あ、観音像
ここよりも更に右手側に登った所に像を確認
先を急いだ
ここも公園の区域内のようだったが
おそらく観音像まではここから徒歩10分~15分くらいかかりそうや、、
日没間近。。
そして、汗だくになりながらやっとのことで頂上付近に到着
大黒天??
なかなかでかい
なんでも、観音像の後ろ側から像の中に入れるようになっていて街が展望できるらしい
ただ、もう受付の事務所も閉まっていたので無理のよう。。
脇の狛犬(?)もこんだけでかいとなんか怖い。。
ここからも改めて基隆の街を眺める
暗くなる前に辿り着けてよかった。。
今回も脇道から観音像に辿り着き
最後に正面入り口からでてきました。。(お約束の電光掲示板有)
入り口を出たといってもまだ山頂付近
ここから大きな道路沿いに山を下る
下りきったらもう辺りも暗くなってきていた
街角のUCC?
日没後の薄明かりの街並みが一番素敵やったのに
ブレブレ写真しかなかった(笑)
ここにきて、デジカメのヤスモノ感が発揮されるとは、、
そして、、港の方まで戻ると見つけた!夜市!
基隆の有名な夜市、これを探してたんだZE
アスパラベーコン?
金爪石で食べた鉱夫弁当以来の飯じゃぁないかと、とにかく購入
10元。とにかくおいしくてジューシーやったけど、ひとくちで終わった
今夜は堪能するぞー
昨日の士林夜市と違ってすぐに屋台にありつけたのでテンションも高かった
やっぱり港町なだけあって魚介類も沢山
そんな中、大量に蒸されているビーフンを発見
ここの夜市は店の前にちょっと座って食べられる場所がある所が多かった
マジで旨そうやんいただきます~
辛そうなラー油的なものをかけて食べたら一層旨かった
昨日からコンビニでちょくちょく見かけて気になっていた台湾ビール
ここで解禁
毎日祭りやないかこの景色は。。
揚げ芋を買ってつまみ代わりに食べ歩いた
ふと目に映った光景
うへ?寿司10元!?
んー1巻約35円か。。
ならば外れでも痛くないか、、ダメモトで食ってみよ
ここの夜市は日本語はほぼ通じない
コレとコレとコレ!
となんとかカタコト英語で伝えると、おっさんは。。
うそん!!
頼んだ個数が少なかったのか
横に準備してあったプラスチックのパックに入れず
ビニールにダンクINされた。。
。。
さらに、横で寿司をつくってる人が持ってるワサビの色が
完全にビリジアンだった。。
気を取り直して夜市を楽しんだ
中央には寺院が
異国の地でほろ酔い気分だった
揚物屋へ
から揚げを買ったらなんか甘味があったり
さっきの寿司の残念感が心残りだったので
しっかりした感じの寿司屋でリベンジ!
ってか屋台寿司って面白い
普通にうまかった!
値段は120~200元くらいだった気がする
それにしてもここの夜市でも
もっと珍しい、“ならでは”的なものになぜもっと手を出さなかったのか
今振り返ると少し後悔していたり、、
お腹もいい感じに膨れてきたので夜市を出る
時間は21時。。切り上げるには少し早い気もしたが
これからやらないといけないことがある。。
そう今夜の宿をまだ探していないのだった
⇒⇒続く
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