Yacht BrisaⅡ 日記

北海道の田舎暮らしで家庭菜園とヨット「BrisaⅡ(Catalina28 Mk2)」を楽しむ爺のぐうたら日記

電圧低下

2024年08月07日 | メンテナンス・修理

以前からラットに付いてるペデスタルガード(U字型ステンレスパイプ)の上部に設置済のナブポットに埋め込んであるGPSプロッター(バーデックス・スタンダート製、CP190i)にAIS受信機を繋いで使用して居ましたが、このプロッターの調子が良くないので、新たに「E-CHART N-430」に交換したところ「電圧が12V以下に低下しています。」とメッセージが出るようになりました。

最初はバッテリーの充電不足か、はたまたオルタネーターの故障で充電出来ず電圧が低下したのか原因が分からず困っていました。

いつもお世話になって居る船商のSさんに点検を依頼して、私はラット廻りの機器のSWパネルを新たに設置する事として別途作業を開始していました。

8/5(月)に時間が取れたので出来上がった「SWパネル・ボックス」と自作した操舵用腰掛けを持って祝津マリーナへ出掛けました。

10時半過ぎに到着、マリーナでは社長が「A級ディンギー」の清掃中。

木製・鎧張りのハル、そして柿渋染めのガフ・セイルと未だに新鮮なディンギーです。

部品・工具等を下ろし「SWパネル・ボックス」設置・結線作業をして、いざSW・ONしたところ通電しません。

困り果て助けを求めてマリーナ事務所に向かおうとヨットから下りたところで偶然に船商のSさんと会いました。

時間がとれたので私のヨットの点検に向かおうかと祝津マリーナに来たとの事、早速二人で作業再開です。

配線を一回路毎にチェックして、最後にこのヒューズに辿り着き、ヒューズを外して電圧をチェックしたところ正常値の12.4Vを表示。

このヒューズが抵抗して電圧を下げていたようです。

別のヒューズを噛まして「E-CHART N-430」の電源をONしたところ、「電圧が12V以下に低下しています。」とメッセージは出なくなり、無事解決。

操舵輪廻りの機器回路を1カ所に纏め解りやすくし、併せて夜間航行用の「紅灯」の電源も此処のパネルから採れるようにし、更にはUSB用電源と二台のバッテリーの電圧・残量を確認できるようにメーターを独立させ、設置しました。

Sさんから「船の電気回路を甘く見ない方が良い事、電気回路の異常により火災になる事もある。」と助言を戴き、残った回線を繋いで貰い、17時に点検・修理が完了し帰路に着きました。

これで抱えていた問題が解決したので、次回からマリーナに来たら直ぐにヨットを下架しセーリングに出掛けられます。

 

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無線局定期検査

2024年07月09日 | メンテナンス・修理

7月3日(水)はヨットの無線機器の定期検査を受けるため祝津マリーナへ行って来ました。

二日続けての長距離運転ですが、好きな事をやっていると余り疲れを感じません。

3月に北海道総合通信局から「定期検査」実施の通知が来ており、小樽の「タタミ舶用電機(株)」さんに相談して今日の検査に至ったものです。

対象機器は

①携帯型、国際VHF送受信機 1台

②固定型、国際VHF送受信機 1台

③船舶用レーダー(1.5フィート空中線) 1台

の3台です。

10時半にヨットに来る約束なので其れまでに梯子を設置してオーニングを外し、キャビン内を整理して作業のし易いように準備しておきます。

定刻に担当の方がお見えになり、無線機等とアンテナの間に測定器を設置して、所定の出力が発信されているか、機器が正常に稼働しているかを確認してくれました。

終わりに「検査済ステッカー」を岸壁側から確認し易い処に貼付して完了です。

知床の観光船沈没事故の影響があり、より厳格に検査等が実施されているようです。

無線機等の電波利用料は年額400円、平成2年8月に5年分を前納しており、その有効期限は平成7年8月11日になっています。

此れで、臨検を受けても安心です。

ちなみに「無線従事者免許」は「第二級海上特殊無線技士」で有効期限はありません。 

レーダーはGPSプロッターに接続してあり、より見易くなっております。

今回、助言を戴いたのでヨットの艇速に合わせてレーダー空中線の回転速度を遅くして貰いました。

レーダーの回転速度を遅くすると感度が上がるそうです。

ラット(舵取り)のところにつけてあった小型のGPSプロッターの調子が良くなかったので予備に買っておいた「E-CHART  N-430」に取り替える事として、パネルを自宅に持ち帰りました。

以前に付けていた「CP190i GPSプロッター 八重洲無線製」はチャートがC-MAPだったのですが、これは「New-Pec 日本水路協会」を装備しています。

此に「AIS-MULT Receiver/Splitter」を繋いで、AIS受信を有効にします。

 AISとは
 AISは、船舶の識別符号、種類、位置、針路、速力、航行状態及びその他の安全に関する情報を自動的にVHF帯電波で送受信し、船舶局相互間及び船舶局と陸上局の航行援助施設等との間で情報の交換を行うシステムです。

 

● AISの搭載義務
 2002年7月1日に発効された「1974年の海上における人命の安全に関する条約(SOLAS74)」第Ⅴ章受け、国内法では、次の特定の船舶に対し、AISを搭載することが義務づけられています(第19規則)。
 
 (1) 国際航海に従事する300総トン以上の全ての船舶
 (2) 国際航海に従事する全ての旅客船
 (3) 国際航海に従事しない500総トン以上の全ての船舶

 

とあり、無線局も設置を推奨して居ますが朱書きの通り大型船を中心とした搭載義務なので、漁船やプレジャーボートは殆ど搭載していませんので、あまり効果的ではありません。

しかし、沖行く客船や貨物船が何処へ向かっているのか情報があるので、見ているだけでも楽しいです。

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カーペット

2024年05月23日 | メンテナンス・修理
カタリナ・ヨットのパーツ・カタログ(28年前に製造されたヨットの全ての部品が今でも売られています)を見ていたら、インテリア・グッツとしてカーペットが販売されて居ましたがセットで60万円以上しますし、それに輸出手数料や関税を加えると100万円を超えてしまうので、とても手が出ません。



書斎のフロアに敷こうと思って買っていた「タイル・カーペット」が在り、純正品と同じグレー色なので此れをヨットに流用する事にして3/22にマリーナへ行った際に「カーペットの型取り」をしてきました。



型紙に基づいてタイル・カーペットをカットして敷く段取りまで出来ました。



カット数は20片になり、裏面に番号を貼って施工時に間違わないようにしました。



住宅に使用する際はカーペット用ボンドを用いて施工するのですが、ヨットだとビルジ管理等でカーペットを剥がす必要が在るため、剥がす事が可能な両面テープを使う事にしました。
使用するのは「日東電工(株)の再剥離可能で強接着な両面テープ No.5000NS」です。
「再剥離可能」と云っても心配なのでマリン合板分部は避けて貼付します。



今日のお昼もいつもと同じですが、今回からウニは小樽産になったそうです。



その他には「Sail Track Gate」のネジが甘くなっていたので、国内で探したところステンレス/スリムヘッド小ねじ(M4✕4)と云うのが見つかったので注文しました。
2~3日中に納品されると思うので、カーペットと一緒に取り付けに行こうと考えています。



「Sail Track Gate」に付属してきたネジがインチ・ネジで、ドリルで穴を空けタップを切ったのがミリ・タップだったのでネジだけ国内で買おうと探していました。
「低頭ネジ」でないと、セイルのトラックが擦れて支障があったのでヤスリで頭を削って使用していました。

午後になり風がやや強くなって宗谷地方には「暴風警報」が発令されたとの事。
一艇、ヤマハのクルーザーが祝津マリーナから出港していましたが、マリーナ沖合でかなりヒールしてセーリングしていました。








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キャビン・差し板のニス塗り

2024年05月16日 | メンテナンス・修理
5/12に持ち帰った「キャビン・差し板」のニス塗りを終えました。
新造から28年間、全く手入れをして居なかったであろう「差し板」がくすんで木目が浮いてきている状態だったので家に持ち帰りサンダーを掛けニスを塗りました。
18.5mmチーク板の差し板も流石にこの年数が経過しているとオーニングを掛けているとは云え、ニスは剥げ、色はくすんで灰色に近いものになって居ました。
先ず、ステンの鍵止め金具を外してゆがみをハンマーで叩いて修正します。



この金具に「茶色」の塗装後が付いて居たので以前に何かを塗ったのだと、想像できました。
冒頭に「28年間、全く手入れをして居なかった」と判断したのは誤りだったようですが、木目が浮いてきている状態を見ると当時の手入れの仕方が間違っていたようです。
今回はサンダー120番から320番を使い表面の汚れを落とし、その後にインターの「ゴールドスパ・オリジナル」ニスを3回塗りする事にしました。



サンダー(120番)を掛けてみると板が全体的に若干歪んで来ている事が解りました。
また、木目の浮きも意外に深く全部を削る事は大変なので、ある程度削って良しとする事にしました。
サンダー掛けはホコリが舞うので外で風向きを見ながらの作業です。
写真奥側の板と比べると表面の劣化が良く解ります。



最初はニスに薄め液をいれて、木部に浸透するように塗ります。
インターのニスは耐久性が在るのですが、乾きが遅く初日は此れで終わりです。



2日目は外でサンダー(320番)を掛けます。
ニスの樹脂粉が舞うので防塵メガネとマスクは必需品です。



キャビン側は紫外線の影響が少なく、塗り上がりも綺麗です。



3日目、本来ならばもう一度此処でサンダー(800番)を掛けるところですが、残念ながら持ち合わせがなく地元のホームセンターでは品切れだったので(320番)を軽めに掛けて表面を荒らしてニスを薄めずに塗る事としました。



3回塗りの完成です。
見違えるように綺麗になりました。
耐候性を期待するなら5回塗りをしたいところです。
外洋の木造ヨットなどは10回塗りも珍しくないそうです。
前のヨット(スペイン製・Ronautica/Ro260)の床板を取り替えたときはストライプ・マリン合板(チーク)を5回塗りした事がありますが、仕上がりがとても綺麗で感動した事がありました。



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船台の防錆塗装

2024年05月13日 | メンテナンス・修理
5/12、バッテリーの取替作業が終わったとマリーナから連絡がありましたので船台・梯子の防錆塗装、船体のポリッシュかけ、キャビンのカーペット敷作業等を行う予定で祝津マリーナへ出掛けました。
日中は曇りでやや風があり夜半に雨が降る天気予報だったので作業に支障が無いと出掛け出掛けましたが予定して居た作業の内、出来たのは「船台の防錆塗装」だけでした。
小樽港のクルーズ船停泊バースには「ダイヤモンド・プリンセス号」が停泊していました。



4年前の1月に横浜港を出発し香港に寄港した際にコロナウイルス感染症に乗客の罹患が判明し、客船ごと隔離する事態になった事がある客船です。



総トン数115,875トン、全長290m、全巾37.5mで長崎で建造された英国船籍のクルーズ船です。
私のヨットと比べ、全長は約37倍、全巾は約12倍の巨艦です。(比べる事自体がナンセンス!)

さて、船台の防錆塗装ですが2020年7月に船台を新調し、3年経過した昨年の7月に再塗装したのですが、ひと冬経過してうっすらと錆が見えてきたので、今年は私が防錆スプレー塗装に挑戦したものです。



船台のに潜って錆が浮いたところへスプレーします。



所々斑になって居ますが、全体的に錆は見えなくなりました。



眼鏡は塗料が付着するとやっかいなので予め外して居ましたが、作業服は潜り込んで作業をしたせいかペンキが付着していました。



今日のお昼はいつもの通り「マリーナ食堂」へ、生ウニの入荷がなかったとの事で「海鮮ラーメン」といつものラーメンです。
「海鮮ラーメン」にはズワイガニ・ホタテ・イカ・エビなどが入っており家内は美味しいと食べておりました。



普通のラーメンは私の定番昼食です。
最後にタイルカーペットのサイズ合わせを行い、キャビン・ハッチをニス塗りの為に持ち帰るのでビニールで養生を行って帰路に着きました。





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デッキの錆取り

2024年05月07日 | メンテナンス・修理
2020年に「三河みとマリーナ」に係留されていた本船を購入、祝津マリーナまで寺浜産業(株)に陸送を依頼して到着した「BRISAⅡ」ですが、マストやレーダー・VHFアンテナ等の取付を販売元の業者が到着後場内組立:作業した際にドリル削り屑等について完成後丁寧に掃除してくれていたようでしたが、それでも若干の削り屑が残っていたようで、翌年になってデッキの上に点々と錆が観られるようになりました。
写真はヨットが搬入されたときのもので、マストをクレーンで吊って取付作業を行っているものです。





何とか綺麗に取りたいと色々調べた結果「漁船用ハイトレール」と云う商品が「サビ、くすみ、水垢、油汚れなどの洗浄に最適! トラックやバスなどにも使用可!」とPRされていたので「YouTube」で調べ確かだと思い2023年に購入しましたが、昨年は余裕がなく施工できませんでした。
このGWはヨットを浮かべようと考えていましたが、始業前点検でバッテリーにトラブルが生じ上架のままGWを迎える事となってしまいました。
そんなわけで5/3は今まで出来なかった内外の清掃をしようと家内を連れてマリーナにやって来ました。
他のヨットに迷惑が掛かると行けないので、艇を空地へ移動して貰いそこで洗浄・清掃を行ってきました。




先ずは水道ホースや電源を繋ぎ、「漁船用ハイトレール」をスブレー・ボトルに使用予定分だけ移し、デッキの錆が付いて居る部分に吹きかけます。
「3倍程度に希釈して」とありましたが、漁師の方は原液で使っていましたので私も同様にしました。
手や衣服に着くと大変なので、ゴム手・ゴム長靴を履いての作業です。
吹きかけると直ぐに「錆」が消えて行き、驚きです。
「錆」が消えたら真水をたっぷり掛けて洗い流し、その後は「洗濯用粉石鹸」をバケツに溶いてデッキブラシでこすり洗いしました。

二人とも夢中になり作業して致したので、肝心な施工中の写真がありません。(ゴメンナサイ)

お昼は連休期間なので食堂が混むと思い、早めに取りました。
いつもの通り、家内は「生ウニ丼」、私は「ラーメン」先週に比べ生ウニ丼は800円も値下がりしていました。



午後からは船台に浮かんできた錆対策用に「錆止めスブレー塗料」の試し塗りです。



此にホームセンターで見つけたガン・スタイルの取っ手を付けて錆びた部分に吹き付けてみました。
効果の程と持続性については不明ですが、刷毛で塗る手間を考えるととても楽です。
スプレー缶は7本(モノタロウで1缶479円)で買った物で、価格的にも安価です。
色は赤・ねずみ色の2種で何れもツヤ無しです。
次回云った際に、塗りつけ後の状態を確認してきます。

帰り際に「ビミニ・トップ」を取り付けて作業完了です。



「ドジャー」も一緒に取り付けようかと思いましたが、ビニール窓が劣化して白くなるのでこれは必要なときに取り付ける事として、今日の作業は終わりました。
次回は綺麗になったキャビンにタイル・カーペットを敷く予定です。
ライフ・ラインも取り替えたいと用意してあるし、コクピットのGPSも調子悪いし、TVも付けたいし、ブームカバーの綻びも縫いたいし、やらなければならない事が沢山あります。 
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船台の塗装が完了しました。

2023年08月02日 | メンテナンス・修理
8月2日(水)、家内の2日間の待機業務が開けて休日だったので二人で祝津マリーナへ出掛けました。
この日はマリーナの定休日でヨットを下架してセーリングする事は出来ませんが、「船台塗装」の確認と「アフト・キャビン(寝室)」の掃除を兼ねて出掛けました。
日高・小樽も快晴の予報で暑くなる事が予想されますが水分補給を怠らないように出掛けます。
今日は日高山脈の山並みが綺麗に望めます。



10時半過ぎに祝津マリーナへ到着、定休日なので車をヨットの側に駐めます。
作業工具等の搬入がとても楽です。
先ずは私の誕生日祝に家内が買ってくれた階段を設置します。



此れ迄は「脚立」をラダー・ステップに立て掛け、転倒しないようにロープで結びつけて登り・下りして居ましたがこの階段はステップが7㎝巾で両サイドに手摺(片側はOP)をつけてもらい安全性が格段に上がりました。

船台塗装は完了しており、備品を収納箱に戻す作業と今まで使っていた梯子・脚立や冬囲い用のオーニング骨組みを再収納すれば完了です。





後は「アフト・キャビン(寝室)」の清掃です。
先ずは仮置きしてあるジブセイル(No.3)とライフジャケット等をバウ・キャビン(船先)に移し、クッションを取り外しデッキで干します。
その後は掃除機を掛けて細かなゴミやほこりを取りました。
帰り際に日干ししたクッションを敷き直して完了、次回は気持ちよく宿泊する事が出来るでしょう。



今日のお昼は定番になって居る「ウニ丼」と「ラーメン」、もちろん「ウニ丼」は家内で私は「ラーメン」です。

お隣の「NEREID」のFさんからおやつに戴いた「冷えた梨」と奥さん手作りの「冷たく大きな栗の渋皮煮」が最高でした。
有り難う御座いました。

それにしても暑かった。
車の温度計は41℃になって居ました。



写真はエアコンを入れた後に撮ったので1℃下がって居ます。
帰りは小樽マリーナの近くにあるイオン小樽店に寄って夕食用の食材を買い、帰路に着きました。


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船台防錆塗装

2023年07月30日 | メンテナンス・修理
兼ねてから作業をして貰っていた「船台の防錆塗装」が略完了しつつあると云うのでマリーナへ行って来ました。
30℃を超える日が続いているので、塗装も朝・夕の涼しくなった時間しか作業が出来ず、結構日数が掛かっています。
朝5時に起床し、猫たちに朝食を食べさせてから室内のエアコンを除湿モードにして6時半に出発。
今朝は海岸付近で霧が発生していて、このせいか「昆布漁」の舟は見当たりません。



いつも途中の「セコマ」で清涼飲料と朝食代わりの「タラコおにぎり」を買って食べながら小樽を目指します。

10時半近くに「祝津マリーナ」に到着、早速船台を確認します。
サビが著しく発生した所はサビを除去して「防錆塗料(サビ転換塗料)」を二回塗りした後、「銀色ペンキ」を塗って仕上げます。
前回の塗装は2020年の7月に船台を新しく制作した時ですから3年前になります。
下の写真2枚は当時のものです。



この時は鉄工所から「錆止め塗装」を一回塗られただけの状態で届けられた船台をマリーナにお願いして「油性銀色ペンキ」を二度塗りして貰いました。



3年経過して、サビが目立ち始めたので最初は泊まりがけで家内と二人で錆落としと塗装をしようと話していたのですが、「にゃんズ6匹」が居るので泊まり込んで家を空ける事が出来なくなり、マリーナに依頼したわけです。



まだ、完了したわけではないので「収納箱」を乗せてはいませんが、この際なので使わなくなったロープ類やオイル・チャージャー、アンカー等は処分して軽くする事にしました。



此処に「収納箱」を乗せ、サイドに階段や脚立・梯子、冬用オーニングの骨組を収納すれば完成となります。



次回は船体のポリッシャー掛けをする予定ですが、これは来春。
今回はこの他にコクピットに家内用の「ハーネス・ホルダー」を取付、「ハリヤード・バック」と「ウインチ・ハンドルホルダー」を取り替えました。
「ハリヤード・バック」はノース・セイル製のものが付いて居たのですが大きい純正のものに取替ました。
「シート・ストッパ-」も右舷側に1基増設しようとしたのですが、手抜きしてドリルでタップ切りして居る際に折れてしまい、失敗。
基本通り手回しでやっていれば、良かったのですが...。
これはレイジー・ジャック用に付けようとしたもので、改めでタップを買って再作業をする事とします。

次回は宿泊するためにキャビン内を掃除する予定です。

昨日から小樽では「潮まつり」が開催されており、小樽運河辺りでは「祭りの練り込み」が行われており、大勢の見物人がおりました。



今年は「祝津花火大会」も9月2日(土)に開催されるとの事で楽しみです。




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冬囲い

2022年10月20日 | メンテナンス・修理
十月も半ばになり、各地から初雪の便りが届く季節となりましたので早々とヨットの冬囲いをする事にして、15日、19日の両日祝津マリーナへ行って作業をしてきました。
エンジンの格納前整備は13日に完了したとハーバーマスターから報告がありましたので、先ずはメインセイルとドジャー、ビミニトップの格納作業です。



15日は一人で出掛け前述3点の作業を完了、更にはブームを下げて受支柱に固定、バウからマストにオーニングの棟となるパイプを留める支柱をマストに設置しました。
隣では馴染みの「青の洞窟観光船」の船長が早々と今年度の営業を切り上げ、一足早く冬囲いを行って居りました。



昨日は15日に引き続き、オーニングの骨組み組み立てとオーニング掛け作業です。
この日は家内が休みだったので一緒に出掛けてきました。

先ずはバウからマストに棟パイプを渡して固定、次にブームに貫パイプを3カ所取付、固定します。
此に前後に分けて作ってあるオーニングを掛け、繋ぎは「結束バンド」で留めます。
以前はハトメを縫うように細ロープを通して留めていたのですが、手間が係るので昨年から250㎜と150㎜の結束バンドに変えました。
白いテント地に黒い結束バンドを使うと、まるでフランケンシュタインの手術跡みたいですが、留めるときは元より外すときも切っていけば良いので作業効率がとても良く、強度も充分です。



船台への固定は耐候性の高い漁網修理用の5㎜ロープで固定します。



26フィートの前艇(ロナウチカ・Ro260/スペイン製)用に製作したオーニング(ターポリン製)ですが、少し長さが足りませんがまあまあ間に合っているので引き続き使っています。
金属部分に擦れて毎年修理して居ますので、継ぎ接ぎだらけでみっともなく見えますが充分役に立っています。
緑・白・銀の接ぎ当てはトラックテント修理用のテープ、黒は農業用シートの修理テープと色様々ですが都度一番安いものを使っています。



ジブセイルのファーリングは3000番のブルーシートをカットして囲っています。
この後は12月に入って根雪になってからオーニングの状態を確認に来ます。
来年は4月に冬囲いを外し、エンジン等の点検をしてシーズンインとなります。


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米国から部品が届いた。

2021年02月12日 | メンテナンス・修理
私のヨットは1996年11月に新造・進水し、満24歳になります。
昨年7月にある程度のパーツは交換しましたが、オーナー・マニュアルが無かったり、シート・ストッパーの1個が不調だったりしたので、造船元である米国の「Catalina社」へパーツの調達について照会していたところ、カリフォルニア州のサクラメント市にある「Catalina Direct 社」で入手出来る情報を得、ホームページを紹介されたので、早速調べたらかなり多くのパーツを今でも取り扱っているようで、大変嬉しくなりました。
同市はカリフォルニア州の州都として160年近い歴史をもつ都市で、四国の松山市との姉妹都市らしいです。
今まで、ヤマハ発動機製やスペインのロナウチカ社製のヨットを乗り継いできましたが、純正部品を10年以上に亘って供給してくれているメーカーは無く、苦労してきました。
しかし、「Catalina社」製のヨットに関しては24年も経過した現在でも、大部分の純正部品供給を受ける事が出来ます。
今回、お世話になった同社の「ケントさん」はとても親切な方で、私の拙い英語メールにも丁寧に返事を戴き、スムーズに取引できました。
掛かった費用は、「オーナー・マニュアル1冊、$49.95」、「シングルシート・ストッパー1個、$65.00」、「送料他 $76.33」でした。



「オーナー・マニュアル」は全76頁で、当然、全文英語です。





「シングルシート・ストッパー」はアルミ合金からステンレス製に変わっていました。
手前が今回輸入したもので、背後のものはヨットから取り外してきたものです。



4月初旬には安全祈願祭が執り行われ、マリーナがオープンします。
今年は積丹半島にある積丹町美国に1泊で行ってみようかと考えています。
この町は「ウニ丼」や海鮮料理で旨い店があるようなので、家内が行ってみたいのだそうです。
途中、出来たら「余市町」にある「ニッカウヰスキー北海道工場」に寄ってみようかと思います。



積丹半島にある漁港の中には漁業者の方とのトラブルが多いところもあるらしく注意が必要ですが、美国漁港は問題なさそうです。




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