焼き肉「えびす」食中毒、富山の１４歳死亡 死者５人目

焼き肉「えびす」食中毒、富山の１４歳死亡　死者５人目
 
　焼き肉チェーン「焼肉酒家（さかや）えびす」の集団食中毒事件で、富山県は10月２３日、ユッケを食べて入院中だった県内の１４歳の男子中学生が死亡したと発表した。これまでに男児２人を含む４人が死亡しており、死者は５人目となる。

　県によると、この男子中学生は４月２２日、砺波店（富山県砺波市）を訪れ、食中毒症状を訴えて入院。直後からＨＵＳ（溶血性尿毒症症候群）を発症し、１０月２２日午後、死亡した。

　食中毒事件の患者は、富山県１７５人、福井県４人、石川、神奈川各県１人の計１８１人で、このうち重症化した３２人では、死亡した男子中学生だけが入院中だった。

 

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