熊本市が,九州3番目の政令指定都市へ移行の方向にある。「役所が動きやすくなるだけ」といった効果を疑問視する声も聞かれる。
ところで鹿児島市が中心となり、蒲生町、姶良町、加治木町(この3町は2010年に姶良市になる),さらには垂水市などと合併することで政令指定都市への,申請資格が得られるという。
「地方のことは地方で」という地方分権,さらには道州制構想などの動きから,南九州の州都を熊本市、鹿児島市で争うことになろうし,あるいは九州7県が1つとなったとき,地盤沈下なく都市間競争に堪えるためには,都市力の強化は避けて通れない問題である。
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政令指定都市は、法律では50万以上の都市と規定されている。実際には,これまで指定されたのは100万人以上の都市、あるいは近い将来これを超えると見込まれる80万人以上の都市である。 政令指定都市化のメリットは簡単に言えば、多くの権限を県から移譲され、独自の財源が確保でき、主体性と自立性を持った政策を展開できることから,行政サービスの向上,市の知名度向上,財源基盤等があげられる。もちろんメリットもあればデメリットもある。
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