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原発めぐり「現役官僚」の告発本,『原発ホワイトアウト』 6万5000部の売れ行き

2013-11-02 18:38:47 | 持続可能な社会づくり

>>>原発めぐり「現役官僚」の告発本,『原発ホワイトアウト』 6万5000部


 現役官僚「若杉冽」著の,東電の福島原発事故をテーマ-に,電力会社、政治家、省庁の癒着を描いた『原発ホワイトアウト(講談社)は,発売1カ月で6万5000部と売れている。amazonでは,在庫切れで入庫未定とある。

 作者の名前「若杉冽」は偽名という。プロフィルには、東大法学部卒で「現在、霞が関の省庁に勤務」とある。

 本の中では、電力会社が政治献金や選挙支援によって政治家を操ったり、世論を誘導したりする構図が描かれている。小説という形になっているが、モデルがほぼ特定できる登場人物もいる。著者にインタビューしたという朝日新聞の記事によると,「直接見聞きしたことと、間接的に聞いたことが半々」という。

 執筆のきっかけは、昨年末の政権交代。安倍政権になり、「政府、業界、政治が再稼働に向けてひたすら走っていこうとしているのは国民をバカにしている」と感じ、若杉さんから講談社側にアプローチした。直前に読んでいた村上春樹さんの「1Q84」を参考に、2カ月ほどで一気に書き上げた。

 犯人捜しも始まっているというが、名乗り出るつもりはない。「カミングアウトしてしまえば、そこで終わり。できるだけ長く省内にいて、発信し続けようと思っています」と語っている。

                      source:朝日新聞デジタル 11月2日(土)13時15分配信

 

原発ホワイトアウト
若杉冽著
 ・現役キャリア官僚による
告発の書
 講談社刊

内容紹介


キャリア官僚による、リアル告発ノベル! 『三本の矢』を超える問題作、現る!!

再稼働が着々と進む原発……しかし日本の原発には、国民が知らされていない致命的な欠陥があった!
この事実を知らせようと動き始めた著者に迫り来る、尾行、嫌がらせ、脅迫……包囲網をかいくぐって国民に原発の危険性を知らせるには、ノンフィクション・ノベルを書くしかなかった!


目次


第1章 選挙の深奥部
第2章 幹事長の予行演習
第3章 フクシマの死
第4章 落選議員回り
第5章 官僚と大衆
第6章 ハニー・トラップ
第7章 嵌められた知事
第8章 商工族のドン
第9章 盗聴
第10章 謎の新聞記事
第11章 総理と検事総長
第12章 スクープの裏側
第13章 日本電力連盟広報部
第14章 エネルギー基本計画の罠
第15章 デモ崩し
第16章 知事逮捕
第17章 再稼働
第18章 国家公務員法違反
終章 爆弾低気圧


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