小泉元総理大臣は10月１日の名古屋市での講演で，「日本は原発に依存しない循環型社会を作るべきだ」と述べ、自然エネルギーなどの普及・拡大によって、原発ゼロの社会を目指すべきだという考えを示した。
小泉氏は今年、フィンランドにある「オンカロ」という放射性廃棄物の最終処分場を視察した。地下420メートルに広場を作り放射性廃棄物を10万年にわたって保存するという施設を見て、脱原発への思いを強くしたという。
「１万年後じゃないですよ。10万年。中のモノを掘り出しては いかんということを10万年後の人類が分かってくれるだろうか」（小泉元首相〔名古屋市・10月１日〕）
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小泉進次郎復興政務官
小泉進次郎復興政務官は10月13，14の両日、政務官に就任後初めて福島県を訪れた。
父・小泉純一郎元首相の「原発ゼロ発言」が話題になっているが、報道陣から「県内原発の全基廃炉」について問われると、「事故を起こした原発とそうではない原発の廃炉は別問題。まずは事故を起こした原発の廃炉に集中するべき。力が分散しては本末転倒」とかわした。
>>>甘利経済再生相 小泉元首相の原発ゼロ発言は「短絡的」
甘利経済再生相は10月15日のＢＳ11番組収録で、「原発ゼロ」を求めた小泉純一郎元首相の発言について、「小泉氏はフィンランドの最終処分場を見て、『日本ではできないだろう』と思ったのだろう。『トイレなきマンション』といわれる政策は軌道修正すべきだと、いい意味では純粋に、悪い意味では短絡的に思ったのだろう」と述べ、小泉氏をけん制した。
>>>仙谷元官房長の小泉元首相「脱原発」への反論
菅直人首相の女房役として知られる民主党の仙谷由人元官房長官。昨年暮れの総選挙では落選の憂き目に。
その仙谷氏が，10月４日のＴＢＳの番組「時事放談」で「原発ゼロ」を訴えている自民党の小泉純一郎元首相に反論した。
「自民党が、東電を中心としたまことにお粗末な原発推進体制を作ってきたことへの反省と、国民への説明がない限り、結論だけで今の時点ではこうだろうと大きい声で言えば、ウケが取れるだろうというのはいかがなものか」。
そして，「私も３年前、（政権内で原発対策に）一生懸命関わってきたが、これは大変な難事業。家庭の電力料金や石油や天然ガスの輸入の問題も含め、どうやれば原発ゼロを実現できるのか、政治家ならその道筋を言わないと。結論だけでは唐突感しかない」との持論を展開した。
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>>>「原発ゼロ」10月13日霞が関で合同デモ
政府が推し進めている原発輸出と再稼働に対して、「首都圏反原発連合」と「さよなら原発1000万人アクション」、「原発をなくす全国連絡会」の三つの市民団体が共同主催した合同デモが10月13日（日）に行われた。デモは、日比谷公園を出発して霞ヶ関の省庁の間を通り、東京電力前を通過するという大がかりなものとなった。
⇒ YouTube ⇒⇒ 10.13脱原発デモ『10.13 No Nukes Day 原発ゼロ☆統一行動-福島を忘れるな・再稼働を許すな-』
http://www.youtube.com/watch?v=K-Lt5uDeK0k
◆ 小泉発言 アーカイブス
小泉元総理「原発推進は無責任」と見解－それへの異論・反論 2013-10-04 18:38:25
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原発ホワイトアウト |
| 若杉冽著 ・現役キャリア官僚による告発の書。 |
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| 講談社刊 |
内容紹介
キャリア官僚による、リアル告発ノベル！ 『三本の矢』を超える問題作、現る！！
再稼働が着々と進む原発……しかし日本の原発には、国民が知らされていない致命的な欠陥があった！
この事実を知らせようと動き始めた著者に迫り来る、尾行、嫌がらせ、脅迫……包囲網をかいくぐって国民に原発の危険性を知らせるには、ノンフィクション・ノベルを書くしかなかった！
目次
第1章 選挙の深奥部
第2章 幹事長の予行演習
第3章 フクシマの死
第4章 落選議員回り
第5章 官僚と大衆
第6章 ハニー・トラップ
第7章 嵌められた知事
第8章 商工族のドン
第9章 盗聴
第10章 謎の新聞記事
第11章 総理と検事総長
第12章 スクープの裏側
第13章 日本電力連盟広報部
第14章 エネルギー基本計画の罠
第15章 デモ崩し
第16章 知事逮捕
第17章 再稼働
第18章 国家公務員法違反
終章 爆弾低気圧
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