Cerisier ‐スリジェ‐

ささやかな日常を綴る。日々が明るい光に照らされていますように。

編み物記録

2017-08-09 17:41:40 | 編み物

大人用の靴下を編んだ残りが溜まってきたので
従妹の子どもたちの靴下を編んでみた。

普段100gの毛糸を使っているので、大人用で約65g使用。
35gあれば子ども用3歳くらいまでならいける

 

ちなみに採寸風景。
うちの従妹娘は3歳女児で足幅15cm 靴のサイズ14.5cm

 

ほぼきっちり使い切ってこんな感じ。

 

こっちはそのお兄ちゃん6歳男子用。
お兄ちゃんは足幅17cm 靴サイズは18cm。
これで毛糸は45gほど。

 

小さいうちは訳も分からず色々履いてくれるけど
これより大きくなると好みも出てくるし
編む機会が減るなぁ。
知人の子どもたちももう小さい子いないし
これから先毛糸残ったら何に使おうか悩み中。


義母と義姉

2017-08-02 09:26:25 | 日記

またしても義母から義姉に関しての電話がきた。

その件に関して、まず義姉息子のことを書こう。

義姉は20代で当時2年程同棲していた年上男性とできちゃった婚。
出産と同時に離婚を決意し出戻りとなった。
出産のための入院時にどうやら夫である男性家族と揉めたことが原因とか。
なので甥っ子は父親の顔を知らない。おそらく名前も知らないと思われる。
これってうちの夫、もちろん義姉と同じ状態。

私が義姉とその息子と初めて会ったのは、その息子がそろそろ6歳になろうというとき。
何だか知らないけど、大きなホールで行われた物販系某企業のファミリーセール会場であった。

一目見た途端衝撃を受けた。
6歳児なのにベビーカーに乗っていたのだ。
夫にこそっと聞いたらびっくりしている私に逆にびっくりした夫。
「歩き疲れて泣いたり暴れるからだろ?」と当然のように返答してきた。

はああ

コノヒトタチアタマオカシイ・・・・

夫は子どもなんてこの甥っ子くらいしか知らなかったので
まあ致し方ないにしても、義母姉は一体何を考えているのやら。
家に帰ってから如何におかしいことなのか夫に説明すると相当びっくりしたようで
その後、義母姉にもう止めた方がいいと伝えたそうだ。

ある時は義母、甥っ子と私たち夫婦で水族館に行かされた。
丸い窓から中の水槽を見るところで、隣から覗いてきた男の子を突然どついた。
私はずっと甥っ子を見ていたのですぐ気づいて、彼の手首をつかんで引き離し
男の子とそのお母さんに謝った。
その男の子は別に甥っ子を押したわけじゃないし、
しゃがんで覗いていた甥っ子の頭あたりに顔を寄せただけだったのに。

なんで叩いたの?と甥っ子に聞くと


「僕の窓なのに覗いてきたから」

おいおい・・・・

この子はこういう子なのだ。
ある時義実家近所の公園で遊ばせているときも、「順番」ができない。
人を押しのけてでも自分が前に行こうとする。

私がいるときは注意するのだが、水族館の時も、公園の時も
義母・義姉・夫は全く注意しない。
注意した私に義母なんぞはびっくりして
「●●ちゃん(私)に嫌われちゃうからごめんなさいって言いなさい」という。

おいおい。それちゃうだろ。

そしてこの一家、全く子どものことなんか見ちゃいないのだ。

また我慢することや、けじめをつけられないこと、
自分のことを自分で何一つできない子なので
10歳くらいまでテレビやゲームに夢中になってトイレに行きたくとも行かず
よくお漏らししていた。

そういうのを何度か経験して、私は恐ろしくなった。
おそらくこういう育てられ方をした子は将来犯罪者になると。

義姉とはその件について話したことはないが(話すだけ無駄だから)
義母と夫は「父親がいなくてかわいそうだから」という理由で
やらなければならない躾もできていない状態。

義姉は男ができると義母に息子を預けっぱなしで出かけ歩いたりと
自分が夢中になると今まで散々かまってきたのを突然放り出す。
夫から聞いた話によると義母もまさにそんな感じだったようだ。

甘やかし、過干渉過保護ではあるけれど、愛情のない育て方をしている。
結局は自己中心的でしかない。

 

そして義姉。

この甥っ子が10歳の時に職場で知り合った10歳ほど年下のろくでなし男と
またしてもできちゃった婚。
義母が大騒ぎするのがわかっていたからか、お腹がはっきりと目立つまで告げなかった。

またこの結婚、とんでもなかった。
今年で結婚10年ほどになると思うのだが、結婚生活は結婚直後にほぼ破綻している。
外泊が増えたと思っていたら、浮気を繰り返しており
相手女性が妊娠したとかでその慰謝料もどきを払うのにお金がないとかで
私たち夫婦に借金を申し込んできた。
が、この事は後日ぽろっと義母が私に漏らしたのでわかったことで
義母も夫も私には話さなかった。

なにが「隠し事しないでね」だよ(笑)

ろくでなし男は必要費以外給料は家庭にいれず、
義姉や甥っ子にほぼDVに近いような行為をし、
そんなことがあったにも関わらず相変わらず浮気に忙しいようである。

そして義姉、また妊娠。
その状態でよく産むわ。びっくり。ばかじゃないの?

甥っ子は高校に入学してから、この義父と度々掴み合いの喧嘩、怒鳴りあいをしたり
反抗期等も手伝ってほぼ家出状態になった。
義姉はそんな息子に手を焼き、夫からかばうこともせず娘とその後生まれた息子にかかりきり。
結局甥っ子は高校を中退。
当時付き合っていた女の子(父親のみの一人親家庭)の家に転がり込み
18歳でできちゃった婚。
そして出産と同時に離婚・・・・

一時義母のところに身を寄せていたのだが
義母があまりにも過干渉で嫌になったのか出ていった。
今はフリーターをして友達のところに転がり込んでいるらしい。

歴史は繰り返すじゃないけど、
「避妊」をこの家族は知らないのかな。

「子どもは宝」

義母が両親はよく言っていたという言葉だが
別の使いどころで聞けばわかるけど
哀しいかな、義母姉は都合のいいようにしか受け取っていない。

健康な身体であれば誰でも子どもはできるけど
親になってはいけない人種も確実に存在している。

不幸な子どもばっかり増やしてどうするんだ。
夫家族は父親を知らないか、ろくでなしの父親しか知らないし
父親の愛情を知らずに育った子ばかりだ。
父親がいなくともきちんと育っている人はたくさんいるのに
ここの家では皆無だ。

父親に関して夫は義母から相当吹き込まれていたようで
名前も知らない、もちろん顔もみたこともない父親を恨んでいた。
真実は何もわからないのにとにかく毛嫌いしていた。

義母夫婦はどうやら浮気が原因で離婚したようなのだが
夫の出産届を出したのも、名前を決めたのも義父のようだし
夫が入学したとき、卒業したとき、成人したとき
私たちが結婚したときや家を買ったときにもこっそりお祝をよこしていた。

夫は知らなかったのか敢えて知ろうとしなかったのかはわからないが
その事実をきちんと知らせて愛されていたんだよと伝えた。

親としては未熟で、責任をすべてクリアできなかったけど
決して子どもの存在を忘れたわけじゃない。
あなたが思い込んでいるような父親じゃないよ。
その当時のお義父さんより自分が年上になったからわかるんじゃない?

と話したことがある。
ランドセルやお祝いを受け取ったのを一つ一つ思い返したようで
「あ。そうか。何かあるたびに送ってよこしてたな」と以前と比べると拒絶はなくなった。

 

義母からの私への電話は義姉の離婚のことだったのだが
義姉はようやく重い腰をあげて離婚調停への準備をしているらしい。

心配なのはわかるけど、おねーちゃんは2度目の離婚になるし
3人の子どもと孫1人いる(ただしこれは放置で彼女たちの数には含まれていないようだが敢えていう)
結構な大人だよ?
もう独立して相当経ってるし、おねーちゃんの人生であって
失敗したからと言ってママがあれこれ口出しするもんじゃないよ。
ママが口出ししたからってどうにかなるもんじゃないでしょ?
うちの○○(夫)のこともそう。
ママいい加減子離れしなさい!!

と返事しといた。

それでも義母は負けじと(?)
「でもあたしは●●ちゃん(私)と○○(夫)にはくっついていたいのおお」
とかいうので

言うのは勝手だけど私は甘やかさないからね
親だからって何してもいいってことはないのよ

と釘をさしておいた。

「わかったわよおおお」とか駄々こねられたけどそんなん無視。

 

夫は甥っ子が高校入学あたりで義姉家族や義母から距離を置くようになったので
義母からの相談電話もあまり取り合わない。
「いつまでも俺に尻ぬぐいさせるな」と義母へ言っているのを聞いた。
夫も成長したものだ。
今までだったら毎週末実家へでかけ大騒ぎしていたことだろう。

以前夫と家族関係で話し合いをしたときに
夫は「俺がしてやらなかったらあいつら何もできないんだからしょうがないだろう」というようなことをのたまうので

あなたは彼女たちの夫ではないし、二人ともあなたより年上の大人なんだよ?
彼女たちが何かに夢中になってるとあなた放置されてきたでしょ?
彼女たちは何もできないんじゃなくて、めんどくさいとか自分ではしたくないとかで
大騒ぎして全部あなたに丸投げしてるだけじゃない。
自分だってそうだとわかってるんでしょ?
甥っ子にしてもあなたが心砕いて接してきたのに
今ではもうあなたのことは見向きもしてないでしょ?

と、夫がわかるまで説得。
義母に子どもの頃放置された経験のある夫はそこでストンと落ちたようだった。

 

ちなみに夫が私の言うことを理解するようになったのは
夫が心の中で思っている「母」像に義母より私の方が近いかららしい。

義母は掃除だけはきれいにしていたそうだが(年とってからはそんなの見る影もないが)
料理は全くできないし、しようともしない。
とりあえずご飯だけは炊飯器で炊けるようになったし
私がしつこく言うものだから、教えたものくらいは作れるようになった。
といっても味噌汁とかちょっとした和え物とか
鍋放置OKの煮物とかだけど。

私だって実母がたいして料理できる人ではなかったので
結婚してから覚えただけで、得意でもそれほど好きでもない。
今まで夫にとって「母の味」といえばファミレスやテイクアウトの総菜だった。
それが今は私の作る料理が「母の味」となったようだ。

 

今まで過保護で過干渉、そして自己中心的な愛情しか受けてこなかった夫は
きちんとした愛情を感じられるようになって変化してきたように思う。
手探り状態ではあったけれど、夫婦の信頼関係を築こうと努力しているし
成長もしているので、腹が立つことは多々あったけれど離婚まではいかなかった。
うまくいっているとはいえないけど何とかやっている。

義母や義姉の子育てははっきり言って歪んだマザコン男を育て、
女の子であったら自分の分身を作るようなものだ。
過干渉や過保護、子離れできないということはある種の虐待に近い。
本人たちは全く自覚していないが。

虐待や暴力を受けた子どもは成長すると自身もそうなってしまうとよく聞くが
精神的虐待も同じだと思う。
義母にされたことを夫や義姉が他人や子どもたちにそのような接し方しかできないことからも
そうなんだろうなと実感する。
マザコン夫が完全に治ることはないであろうが
育てなおすことはできるかもしれない。
義母にしても夫にしても自覚することから始めないといけないので
本当に骨が折れるし、苦痛を伴うが
いやいやながらも結婚を決断したのは私だ。
やってみる価値はあるだろうからしかたない。

今現在、夫の育てなおし項目は
・人への思いやりと感謝
・自分の身の回りのことは自分でする
 (使った食器をさげる お風呂や洗面所、トイレを使って汚したら拭く などなど)

これだけ見ると、大の大人がそんなこともできてないのかと思われるだろうけど
ほんとにできないのだ。
あまり多くは望まないけれど、一緒にいて私が苦痛に思うことは直してもらう。
産んだ覚えはないけれど、子育てしてる気分。

まだまだ戦いは続くけれど、手ごたえをようやく感じてきたのでがんばろう。
辛くなったらまたここで吐き出そう。
そんな感じ。