銀河へキックオフ!! 第１２話「泥だらけのお嬢様」

かなりのお嬢様である玲華が母親の反対を押し切ってサッカーを続けられるのか、というのが主軸でしたが、根底には言いなりだった玲華が自分の意見を言うようになる、というのがあったと思います。
連れ戻されスポーツするなら西園寺家に相応しいものを…とバレエや水泳、テニスと勧めてくる母親。
別に活発に動くのが悪いと言ってるわけではないことが分かるし、優しいことも分かるんだけど、押しが強いというか人の話を聞かないというか…決して自分が正しい!!と思っている傲慢な人ではないと思うんですよね。
西園寺家に相応しいもの…というのもサッカーを見下してるわけじゃなく怪我する可能性が高く危ないと思っているだけなんでしょうね。
たぶん母親自身が根っからのお嬢様育ちなんでしょう。
その前に西園寺家に相応しい…にこだわるなら何故玲華をあんなオデブちゃんにしちゃったんだ？
母親から見たらぽっちゃりで済むのか…。

しかし玲華がどうしたい？と聞かれて「分からない」と答えたのはどういうことなんだろう？
母親のことを思えばサッカーは出来ないということは分かるんだけど、自分がサッカーしたいのかも分からないんでしょうか？
練習を頑張ってる様子を見るに人数合わせの為だけに参加してるつもりだったとは思えないんだけど…。
と思えば家を抜け出し一人公園でサッカーの練習をする玲華。
うーん…考えるより先にサッカーをしたいという欲求があった、ということでサッカーをしたいんだと明確に思った、ということなのかな？
家出（とはいえちゃんと許可取ってたけど）したのも虎太に「サッカー好きって言ったのは嘘か」と怒られたからじゃないよね？
当初は反対していたエリカの母親の話を聞いてエリカの話も聞いてサッカーが好きという気持ちは嘘じゃないと強く思う、という流れが必要だったんだよね？
どうにも玲華の「分からない」が分からない。

転んだり、弾かれたりして泥だらけになっても頑張った玲華の姿を見て遂に折れた母親。
( ；∀；) イイハナシダナー
結局承諾することは分かっていたのでここはスルーで。
それにしてもお手伝いさんが働き過ぎである。
かなり信頼が無いと勝手に外泊を了承したり、ミニゲームを見守ってあげましょうと進言したり出来ないよね。
それだけ愛情を持って誠心誠意西園寺家に関わってきたんだろうね。
ということは、それだけ尽くされる西園寺家が良い人達だったということでもあり…人って良いなぁ、なんて感想にまで行き着
いたりする。
さらにチームメイトが良い人達だよね。
毎回書いてるような気がするけど、人数合わせだけじゃなくて（玲華が辞めるのかって時は人数どうすんの？って言ってたけど）ちゃんとチームメイトとして認めてる様子が見えるのが良い。
エリカに従ってたわけじゃないと思うけど手抜きはしなかったし、玲華がヘディング決めた時も一緒に喜んでたし、サッカー好きなんだなぁって分かるよね。
ところで三つ子が今日は遅れるって言っておいて夕暮れになるまで来ないって…結局奴ら休みじゃね？
まぁ練習がいつから始まったのか分からないし、ミニゲームをずっと見守ってたわけですが。

確定が来るまで虎太と玲華はフラグが立ってるの!?というスタンスで行くんで、よろしく！
べ、別に早くくっつけよとか思ってないんだからね！
…これは割りとマジで。


次回「悪魔退治」
ようやく青砥と多義が描かれるのか！