浪花の吟

無為自然な生き方、それも悪くないね

Rubaiyat Koshu Sur Lie 2006

2008年02月20日 | 葡萄酒と料理


今日の献立
生牡蠣
豆ひじき
ささみと葱の照焼


今日の葡萄酒
ルバイヤート・甲州・シュールリー・2006
丸藤葡萄酒工業株式会社
山梨県甲州市勝沼町藤井780
( 楽天市場 )


私的所感
果実味:凛とした美味しい果実味
香感度:ほんのり優しい、心地良い
酸 味:綺麗な酸味
個 性:凛とした美味しさ、これが甲州か
強 さ:心地良いなぁ









シュールリーとは、澱を分離せずに半年以上醸造させることです。
これにより葡萄本来の味わいをより強調させることができます。
一方、樽熟成は樽のニュアンスがワインに加わります。
それは別に悪いことではなくて、味わいをより豊かにさせるものです。
シュールリーと樽熟成、どちらも良さがあるものだと思います。
(品種を理解する上ではシュールリーが良いと思いますが・・・)

甲州の生産者は、今この二つの手法を模索中なのだと思います。
これはもうグローバルな領域にきている証拠なのでしょう

今日の葡萄酒は、従来ありがちな甘味に頼ったものではなく、
グローバルなワインであると思います。
夜明け前のワインであると思います。








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