Richard's Blog

リチャードの雑記帳

南九州―4 宮崎その2

2011-09-01 23:42:13 | 国内旅行
南九州ツアーインデックス


南九州ツアー3日目最終日、青島温泉のホテルでバイキングの朝食。前の日の夕食もバイキングで食べすぎなので、朝は控えめにしました。どうもバイキングは食べすぎる傾向なので健康にはよくないですね。




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朝食後はホテルの庭と海岸を散策しました。
左の写真、右の建物は結婚式用のチャペル。その奥が海岸です。
右の写真は円形のホテルと手前がチャペル。なかなか絵になる光景。






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朝8時にホテルを出発したツアーバスは、数分で青島の入口にやってきました。
遠くに見えているのが青島。陸続きなので歩いて行けます。
例によってバスガイドさんの後について向かいます。右の橋は青島と陸地側を結ぶ弥生橋。






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橋を渡って徐々に青島に入ります。
緑に覆われたところが青島神社。

青島神社は波状岩に囲まれた、周囲1.5kmの小さな緑の島です。5000本を超えるビロウ樹や亜熱帯植物が密生する不思議な島。「海幸彦 山幸彦」の神話の舞台となっています。

陸地より弥生橋を渡り、青島へ渡ると足元柔らかくがザクザクと小気味いい音をたてます、足もとの砂をよく見ると貝殻のかけらでできていることがわかります。青島全体がこの貝殻の砂で覆われているのも見所の一つです。






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青島神社の入口。
周りは砂浜。手前はすぐ海です。
入口からしばらく進むと本殿が。
青島の中にある青島神社は、彦火火出見命・豊玉姫命・塩筒大神の三神が祭られており、縁結び・安産・航海・交通安全などの御利益があるそうです。





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本殿の右手からビロー樹の生い茂る中をさらに進んで行くと、奥に元宮があります。
元宮は青島の中央に位置し、古代の祭祀跡地と言われている。






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元宮の左手には「愛の木」として知られる御霊木の「夫婦ビロウ」
この島内の霊域には、樹齢300~500年のビロウが約5000本も繁茂しており、なかでもこのビロウは、2本が仲睦まじく一つになっていることから、和合・生産・繁栄・結び等の信仰として手厚く祀られてきた。単なる縁結びだけではなく、人と人を結びつけ人間関係を良くしていきたいと願う人も参拝にやってくるそうである。

この夫婦ビロウの間には、「産霊紙縒(むすひこより)」を結び付ける場所が用意され、カラフルな産霊紙縒が結び付けられている。説明板には、産霊紙縒の結び方まで書かれている。願い事によって、異なる色のコヨリを手綱に結ぶと願いが叶うといわれている。

元宮の右手には真砂の貝文
ここ青島は、2400万年前の隆起海床に貝殻が堆積してできた島であり青島の別名を『真砂島』とも伝う。「神社前の浜辺にて、真砂と呼ばれる『タカラガイ』を探し、自身の想いと願いを込めてこの波状岩にお供えください。」と書かれています。


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本殿の近くには、巨人軍の選手が書いた絵馬が並んでいました。
そういえば、ここ宮崎では巨人軍のキャンプが行われます。

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青島神社前の海岸からは海の浅瀬に「鬼の洗濯板(岩)」と呼ばれる岩がたくさん見られます。

砂岩と泥岩が交互に重なった地層(油津層群)からなる山が沈降して海に浸かり、波に侵食された後にわずかに隆起することで「隆起波食台」と呼ばれる地形が形成された。規則的に重なった地層が緩やかな傾斜をなしているため階段状に侵食されており、巨大な洗濯板のように見えることから「鬼の洗濯板(岩)」と呼ばれる。




青島神社の参拝の帰りに、入口の売店でバスガイドさんから教えてもらった「南男ざる」の民芸品を買いました。
「難を去る」→(南男さる)と言う事で、災難よけのお守りとして人気があるようです。


3日目の後半に続く

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