(国立人類学博物館入口)
メキシコ2日目、テオティワカン遺跡を観光した後、50km離れたメキシコシティの中心部に戻り、国立人類学博物館にやってきました。
メキシコ旅行Index
02
国立人類学博物館はメキシコ国内で発掘された出土品のなかでも、特に貴重なものを展示した博物館。博物館の内部は広々とした中庭があって、両サイドに時代別、地域別に区分けされた部屋があります。
まずは、メキシコシティのテオティワカン遺跡を中心とするアステカ文明の出土品の部屋に入ります。
03
人の顔をした仮面が多く出土しています。
右の写真は人が身に着けていた装身具類がはこのような状態で出土した様子を再現しています。
04
こちらも出土した時の状態を再現しています。
05
06
左はガイコツをモチーフにした彫刻。メキシコでは良く見られるガイコツで、お土産品にも多くあります。
右は雨神チャルティトゥリクエ。テオティワカンの月のピラミッドの前に建っていた本物の遺跡。
07
テオティワカン遺跡に見られるもので、信仰していた守り神である蛇の頭(ガラガラヘビは1年に1度の脱皮ごとに節が増えることから、時の神として信仰)や水の神を表現した彫刻があり実物大に復元されたケツァールコルト神殿。
08
09
左の写真は暦として使用されていた円柱形の石碑で、アステカの神が刻まれています
右の写真はこの博物館で最大のみどころである太陽の石「アステカ・カレンダー」。アステカ人の宇宙観が細やかに刻まれた神秘的な石。1年はちゃんと365日に区分されていて、それに沿ってアステカ人は農耕や宗教儀式を行っていた。お土産品でもこの太陽暦のプレートがどこでも見られる。
歴は、さらに細かいモチーフの組み合わせにより、20日を1ヶ月とする1年18ヶ月に分けられ、それにプラス「空の5日間」があり、ちょうど1年365日となる。これと並行して260日を1サイクルとする占星術のための歴も存在した。
アステカ人たちは、このカレンダーをもとに、正確な農耕歴に従って労働し、その節目ごとに血の生贄をともなう祭事を行っていたという。
10
次に、ユカタン半島エリアの遺跡から出土したマヤ文明の部屋に入ります。
右はカバー遺跡の壁に刻まれる雨の神チャック神の彫刻。
11
ピラミッド階段の壁彫刻。
12
13
左の像はチチェン・イツァー、その神殿内部から発見されたチャック・モール像です。平和な顔をしていますが、お腹のうえ、平らになっているところに生贄の心臓を乗せたとか。
このような像は何体も見つかっているようです。
右の写真はマヤ室地下、パレンケの碑銘の神殿で発見されたパカル王の王墓。
14
一部は建物の外に展示されているものもあります。
この博物館はまだまだ沢山の展示室がありますが、全部見るには2~3日要するとのこと。ツアーなので、時間に限りがあり一部しか見られませんでしたが、もう一度ゆっくり見てみたいところです。
15
博物館の中庭スペースでは独立記念の関連でしょうか、演奏会が行われていました。
16
17
博物館の見学を終えていったんホテルに戻り、しばらく休憩したのちホテルから歩いて数分のところにある夕食会場に行きました。
18
19
この日の夕食メニュー。
肉料理ですが、スープはメキシコの香辛料が入ってちょっと辛めです。
20
夜9時になると、マリアッチの演奏が始まりました。
昔良く聞こえてきた曲が演奏され、曲とともに美しい声で歌います。
21
最初はマリアッチを演奏する人が歌っていましたが、突然、覆面レスラーのような人が現れ歌い始めました。
歌と歌の間には客席を回り、客に話しかけたりして盛り上がっていました。
22
覆面レスラー風の歌手が退場すると次は女性の歌手が歌い始めました。
23
最後はカウボーイ風の男が投げ縄を使ってパフォーマンスを演じました。
10時過ぎに自由解散となり、それぞれホテルに歩いて戻りました。
メキシコ旅行記 その5 に続く
メキシコ旅行Index
メキシコ2日目、テオティワカン遺跡を観光した後、50km離れたメキシコシティの中心部に戻り、国立人類学博物館にやってきました。
メキシコ旅行Index
02
国立人類学博物館はメキシコ国内で発掘された出土品のなかでも、特に貴重なものを展示した博物館。博物館の内部は広々とした中庭があって、両サイドに時代別、地域別に区分けされた部屋があります。
まずは、メキシコシティのテオティワカン遺跡を中心とするアステカ文明の出土品の部屋に入ります。
03
人の顔をした仮面が多く出土しています。
右の写真は人が身に着けていた装身具類がはこのような状態で出土した様子を再現しています。
04
こちらも出土した時の状態を再現しています。
05
06
左はガイコツをモチーフにした彫刻。メキシコでは良く見られるガイコツで、お土産品にも多くあります。
右は雨神チャルティトゥリクエ。テオティワカンの月のピラミッドの前に建っていた本物の遺跡。
07
テオティワカン遺跡に見られるもので、信仰していた守り神である蛇の頭(ガラガラヘビは1年に1度の脱皮ごとに節が増えることから、時の神として信仰)や水の神を表現した彫刻があり実物大に復元されたケツァールコルト神殿。
08
09
左の写真は暦として使用されていた円柱形の石碑で、アステカの神が刻まれています
右の写真はこの博物館で最大のみどころである太陽の石「アステカ・カレンダー」。アステカ人の宇宙観が細やかに刻まれた神秘的な石。1年はちゃんと365日に区分されていて、それに沿ってアステカ人は農耕や宗教儀式を行っていた。お土産品でもこの太陽暦のプレートがどこでも見られる。
歴は、さらに細かいモチーフの組み合わせにより、20日を1ヶ月とする1年18ヶ月に分けられ、それにプラス「空の5日間」があり、ちょうど1年365日となる。これと並行して260日を1サイクルとする占星術のための歴も存在した。
アステカ人たちは、このカレンダーをもとに、正確な農耕歴に従って労働し、その節目ごとに血の生贄をともなう祭事を行っていたという。
10
次に、ユカタン半島エリアの遺跡から出土したマヤ文明の部屋に入ります。
右はカバー遺跡の壁に刻まれる雨の神チャック神の彫刻。
11
ピラミッド階段の壁彫刻。
12
13
左の像はチチェン・イツァー、その神殿内部から発見されたチャック・モール像です。平和な顔をしていますが、お腹のうえ、平らになっているところに生贄の心臓を乗せたとか。
このような像は何体も見つかっているようです。
右の写真はマヤ室地下、パレンケの碑銘の神殿で発見されたパカル王の王墓。
14
一部は建物の外に展示されているものもあります。
この博物館はまだまだ沢山の展示室がありますが、全部見るには2~3日要するとのこと。ツアーなので、時間に限りがあり一部しか見られませんでしたが、もう一度ゆっくり見てみたいところです。
15
博物館の中庭スペースでは独立記念の関連でしょうか、演奏会が行われていました。
16
17
博物館の見学を終えていったんホテルに戻り、しばらく休憩したのちホテルから歩いて数分のところにある夕食会場に行きました。
18
19
この日の夕食メニュー。
肉料理ですが、スープはメキシコの香辛料が入ってちょっと辛めです。
20
夜9時になると、マリアッチの演奏が始まりました。
昔良く聞こえてきた曲が演奏され、曲とともに美しい声で歌います。
21
最初はマリアッチを演奏する人が歌っていましたが、突然、覆面レスラーのような人が現れ歌い始めました。
歌と歌の間には客席を回り、客に話しかけたりして盛り上がっていました。
22
覆面レスラー風の歌手が退場すると次は女性の歌手が歌い始めました。
23
最後はカウボーイ風の男が投げ縄を使ってパフォーマンスを演じました。
10時過ぎに自由解散となり、それぞれホテルに歩いて戻りました。
メキシコ旅行記 その5 に続く
メキシコ旅行Index