ママは気管支炎で明石屋さんまのようなかすれ声になってしまった。微熱で頭も重い。倒れそう。それでもがんばって娘の食事を作ったし、洗濯も2回やった。
だんなにも周りにも、こんな働くママを大切にしようという気持ちはないんだよね。とにかく孫ほしい、娘ほしいで取り合うことばっかり。ここで弱音なんて吐いたら「渡しなさい」で大騒ぎだろう。「ママ大丈夫?よくなってね」なんて言葉は政治家なみの手腕の小姑がせいぜい言うくらいか・・
こんなだから娘も、じじばば、だんなにだっこされると全身で蹴って
「ママー」って大声で叫ぶんだ。相手が小姑でも駄目なときは駄目だね・・・
マザコンだ、母親の育児が下手だ、学校に行ったらいじめられる。預けなさい。
毎週のように言いたい放題いわれてますわ。日本の親にも怒られる始末。
でも、娘って不思議、気に入った友達を見つけるとママのところに戻ってこないんだよ~。入院中も3歳の男の子みつけて片思いしてたしね。案外世渡り上手かもしれませんぞ。
さて・・・やはり姿を見せるのはこわいのか
結局きょうは舅はうちにあがりこむことはなかった。彼らがしたことを、他の入院患者の前で言っちゃったもんね!以前下痢とじんましんをこじらせた例のラザニアと、以前嘔吐を起こした肉の煮込みを大量にだんなが持ち帰ってきた。だんなもさすがに与えるのをためらった。一人で黙々と食べていた。その後姑は
「わたしも具合が悪い~。体調が悪いのよ、ヒーヒー発作よ。でも夕刻には孫を見に行くわ!」 と電話をしてきた。でも結局来なかった。彼らなりに、悪いことをしているのは分かってるのだろう。しかし謝りたくないから、自分たちの体調のせいにして、息子に圧力をかけるんだな。
だんなも、姑の脅迫によって歩行困難になり、救急で2度運ばれている。
悲しいことだけど、嫌なじじばばを拒むと、違った方角から家庭が崩壊するのだ。
これから毎日はげしい電話攻撃が続くだろう。子供食のチェック、食べ具合など、わたしたちの食事の内容など電話で報告しないと姑も気がすまないのだ。あの、わたしは「子供の食事は全部ママが作ります。変なもの与えないで」と言っただけなの。べつに彼らと会うことを禁止したわけではないのよ。おじいちゃんおばあちゃんですものね。なのに勝手に逆恨みして
小姑は「母親に食事をまかせるなんて間違ってる、制限食なんておかしい、体重が増えてないだろう」と抗議の電話をしてきた。あの、、日本の育児手帳では標準範囲内なんだけど。。制限食も医者のメニューでやっていて、体重減少は起きていないし嘔吐も下痢も一回も起きてない。それに小姑のメニューを娘は食べようとしない。うちの娘はイタリア標準では栄養不足だ。誰しもが預かりたいという。また大量にあちこちからユニセフばりに「子供食」といって、いろんな食べ物が届くのだろう。こういうの母親に対して失礼というか、なんというか。。。。ちなみにせりかも4歳までは栄養不足で点滴うってたんだ。小学生のときは前から一番前。でも身長160近くまで育ってる。高校時代で成長期がきたんだ。ちなみに娘の身長は85。日本なら標準だ。食事を怠けてるつもりはないけど、こういった感情で母親業を他人に否定されるのはどうだろう?
だんなは子供のころぜんそくだった。娘が以前肺炎で救急にかかったときは
「ぼくの両親はぜんそくの対応経験があるから
これからは彼らの経験を聞いて育児をしよう」と言ってた。
↑あとで聞いたら酸素マスクをはめて生活していたとか!
さすがに今はこういう話は切り出さない。でも姑にそのうちごり押しされるのは
直感で分かる。いったいお人よしというか、どっちの家庭を大切にしてるのか?
じじばばに泣きつかれると
「孫とぼくだけで実家に帰る」 と騒ぐこともある。
↑ぜったいこういう真似はさせない。何がなんでもせりかはついていくのだ↑
わたしがじじと喧嘩すると
「同居していないんだからおじいちゃんがかわいそうだ。
ちょっとの間違いじゃないか!きみは性格が悪い」
ってじじの肩をもつしね。Blogでばらしてるぐらいだから私も性格悪いか(笑)
いやいやあんまり居心地よくさせちゃうと、じじばば毎日来るんだもん。事務的に、時にはやさしく時にはつめたく政治的にお付き合いしないとね。
かくして毎回同居の話が出ては、わたしにもみ消されるのだ。せりかも同居確定が怖いから、だんなや小姑の多少のわがまま、夜遊びも大目に見ているのは事実だ。そんなで娘は風邪からぜんそくになっちゃったんだ。風呂はぬるまゆしか出ない。ガスキッチンも修繕しない、冷凍庫は壊れている。そんな我が家でなかったら、風邪ひかなかったかもしれないのに。。。
何をどういってもだんなは直さないのだ。こんな何もかも壊れたうちで、せりかは育児と同時に家事を必死にこなしている。風呂だけは小姑経由で強制的に直させた。んまったく!
耐久戦がはじまった。
いつものように、こういった派手な喧嘩のあと、
わたしが一人で戦って家庭が持ちこたえるのはせいぜい1ヶ月。
だんなが倒れるのもそう遠くはないだろう。
倒れる前に、それなりの手順というものは考えている。
それは同居だ。
だんなも、したいなら勝手に愛する両親と同居すればいいのだ。
わたしも娘も出て行く。客観的に見てもそれは正しい。
わたしは娘の前では絶対取り乱さない。
たとえじじばば相手でも乱暴はしたくない。
いや、じじは労務作業員だから筋肉もりもり、腕力ではせりかは勝てないのだ。
逆に殴り殺されてしまう。波をたてないように手順を踏もう。