アートギャラリー古屋敷で15日(土)まで「てんむすの会 手作り作品展」が開催されている。絵画、手芸の作品の展示と同時にライアー(写真)とピアノの演奏が楽しめると好評だ。古民家のギャラリーで聴くライアーの音色は優しい。倍音をもつライアーの音色はCDでは、聴くことができないという。「実際に手にとって弾いてみてください」と気さくな行方倫子さん。ドレミファソラシドと鳴らしながら、「指の腹でひくんです」と実演。もともとピアノを弾いていたという倫子さんは「譜面は、ピアノと同じものを使います。奥の方にある弦(ライアーは弦が手前と奥に張られている)はピアノでいうと半音、つまり黒鍵の音になります」と教えてくれた。ライアーという珍しい楽器に触れてみたい方はぜひ。午前11時~午後4時。入場無料。
◆アートギャラリー古屋敷◆
元千葉大学職員の古田文也さんが、空き家になっていた築250年程の農家を改築して開設。敷地内には広い芝生のスペースもあり、大型の彫刻なども展示できる。申し込みがあれば、誰でも利用できる。
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