『２００６年正月時代劇 新選組！！ 土方歳三 最後の一日』＠ＢＳｈｉ（追記あり）

ウチではBSすら観れないんですが、私の実家では1台だけBShiが観れるテレビがあるので、3日の放送を待ちきれずに観てしまいました。


ネタばれはしてないつもりですが……以下、今の想いを少しだけ書きました。



おそらく、賛否両論巻き起こるんではないかと（もう起こってるのか、ていうかあたりまえか／笑）
どこがどうと言うわけにはいかないし、ネタばれになるので書きませんけど。
まあ私が書かなくっても、某所でネタばれしてるだろうし、他のブロガーの方々が色々語ってくださるでしょう。

のっけからこんな書き出しでごめんなさい。
思い返して、考えれば考えるほど、もう少し時間がほしかったとか、あそこはこうしてほしかったとか、それもありだけどこうすればもっとよくなったんじゃないかとか、色々出てきてしまって………。
でも『組!』同様、見終わった後で、様々な想いが湧き上がってひとの心を動かし、何かを残してくれる作品、前を向き、次の一歩を踏み出す力を分け与えてくれる物語であることは間違いないと思います。
そして私が、永遠に心に残しておきたい作品のひとつになりました。



「期待に応え予想を裏切る」という三谷さんの言葉。
『組!』を愛し山本土方を愛したひとにとっては、『組!!』はその言葉どおりになったのではないでしょうか。
『組!』から続く様々な想いと伏線がそこかしこにちりばめられていました。
『組!』をずっと観ていた方には、嬉しく懐かしい、思わず「くすっ」という場面もあります。

行動した後悔よりも行動しなかった後悔の方が大きい、最近そんな言葉をどこかで耳にしました。
『組!!』を観ていて、何度も頭の中でリフレイン。
たとえ1%の望みしかなくても、ゼロでなければ、1%に賭ける。
（「どうせ当たらない」って宝くじ買わない方もいらっしゃいますが、宝クジだって買わなきゃ当たる確立ゼロ／笑）
そんな賭けにでた男達の気持ちは、私に推し量れるものではありません。
ただ見守って、その覚悟を、その結果を受け止めました。
（史実で全てわかってるだろ、てなツッコミはご容赦願います）

不思議と滂沱の涙ということはありませんでしたね。
土方が死んで終わりということではなく、明日への希望、まだ何かできる、そういうものをちゃんと残してくれた作品になっていたからかもしれません。


まだ3日の地上波放送前で締めるのは早いんですが、
『新選組!』そして『新選組!!』の制作に関わった、全ての方々に御礼申し上げます＆お疲れ様でした。

まとめてお礼しちゃったけど、やっぱり書いとこう。

『新選組!』＆『新選組!!』を創った、そして山本土方を生み出した三谷さんに感謝。
「心をこめてあなたになります」と言ってくれた耕史君に感謝。
あなたが土方歳三で本当によかった。
今まで様々な土方歳三を見てきたけど、山本土方は、私が想像する“夢の集大成”のような土方でした。
いい夢を見せてもらいました。


3日の地上波放映を見終わったら、また何か書くかもしれません。