-SilverRain-  あるガーディアンのお話

PBW・シルバーレインにて生活する
紅茶・スイーツ好きの、闇に溶ける護衛者とその従者を書き綴る場所

司君仕入れの巻  司と樫と少女達

2009-02-28 04:53:32 | 
司 「ふむ…」
樫 「これは支部長、そちらで来られるとは珍しいですな」
司 「まぁ、たまにはいいのではないでしょうか」

苦笑しつつ、樫は指を鳴らす
すると二人の少女がどこからともなく現われて

珊瑚「司様!ようこそいらっしゃいました♪」
瑠璃「ご無沙汰しております支部長、ご機嫌麗しく」

と、二人とも歓迎の意を表す
寄ってくる少女達をやんわり撫でては微笑み返す司

司 「元気にしていましたか?」
司 「樫のメンテに不満はありませんね?」
珊瑚「マスターですもの、当然ですわ~」
瑠璃「でも最近手を抜いてる感じがするかもです」

樫は、自分を見つめる司の笑顔の裏を易々と感じ取り辟易する

樫 「支部長、顔が怖い。善処しますよってんだ」
司 「宜しい、この子達はメンテが大事ですから」
樫 「了解しました。で、ご注文の品はすでにお店へお送りしてます」
司 「おや、すれ違ってしまいましたね」
樫 「なんだったら彼女達と遊んでやってください」
司 「二人同時は私でも無理でしょうが…まぁ遊びましょうか」


今宵は三日月の夜、柔らかな月の光を浴びて
大きな篭手と長剣が静かに煌めき、大鎌が妖しく舞っていた

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