マクドナルド 地域別料金設定

世界的なユーロ高、そしてドル安と円安である。
イラク戦争の影響か、日本の国際競争力の低下か、とにかくこれからヨーロッパに行こうとする人は大変である。物価が高いので食費もかさむことだろうし、ショッピングも楽しめない。となると、そういう時のお助けになるのが世界の言葉マクドナルドなのだが、そのマック（関西だとマクド？）もあまり安くななさそうである。

世界の物価を見る目安としてビッグマック指数というものがある。
ビッグマックの値段によって、その国の物価を知る目安とするというものだが、それを見ると（これは２月の段階だが）決してマクドナルドでも安くはない。
しかも当時１ユーロ１３０円以下で今が１６０円を越えていることを考えると更に割高になる。しばらく海外旅行はお預けとなりそうである。

http://www.economist.com/markets/indicators/displaystory.cfm?story_id=8649005

ところで、日本でもそのマックが地域別価格を導入するそうである。
この値段の設定もなかなか難しいとは思うが、我が田舎町でも、都内一等地でも同じ値段というのはやはりおかしいかもしれない。
マクドナルドはともかく、近所にあるパン屋のチェーン店が、某ショッピングプラザ内と同じ値段で提供しているので、どうしても割高となり、価格競争で負け撤退を余儀なくされている。都内だと安いと思って購入しているパンだが、我が田舎町に帰るとやたら割高感がある。都内では躊躇なく購入しているというのに・・・

今、地域格差、財源力の差が問題となっている。
マックの地域別価格導入のごとく、地方に対して負担が少ない政策を期待したい。
そして、東京のベットタウンでありながら、我が街は医療過疎地域となって、自治体で医師を雇い入れるしか方法がない。
都内への通勤地区でもこのような状況なら、更に遠い地域はどのような状態であろうか？
地方への様々な格差を是正する為に、有効な政策を期待したい。
マックの手腕見ものである。

マックが地域別価格導入へ 大都市では３－５％値上げ(共同通信) - goo ニュース