第二黎明期的日記

劇団第二黎明期のあれこれです 新潟市中央区西堀前通4-730 シアター西堀DOMO 電話070-6573-1119

新人公演 全日程終了

2017-10-01 | 田中永都
楽日でした。


観に来て頂き、ありがとうございます。


色んな人に言われましたが、普段目が死んでいるのに、
舞台の上では目が輝いていたね、と。
それもそのはず、命を弄ぶことのなんと楽しいことでしょう。


岸田國士のこの作品、面白い脚本です。
見つけた時のこれかなあという直感が頼りでしたが、間違いなかったようです。
一番好きなシーンは、幕が上がる直前、
流れてくるボレロの音量が上がる暗闇の中でターミネーターのように立ち上がるところです。
あれ、岸田國士関係ないし、誰も見てないところじゃん。

シダさんをはじめ、みなさん快く手取り足取り指導頂いたので、
目は死なずに済みました。
これが原点、間違いなく言い切れます。
ちなみにラストの空気入れは、
愛と哀しみのボレロ、ジョルジュドンなどとググるとそれっぽいのがでてきます。

思えば色んなことがありました。
昨年の暮れに第二黎明期の門を叩き、サイレントバーンと、ラッキーパーソンにお邪魔して、
命を弄ぶ男ふたりの稽古が始まります。
いかんせんど素人なので演出の意向をすぐ反映できず、
もどかしさがあったのは重々承知しています。
それでもひとつひとつ丁寧に教えて頂いたので、無事に全日程が終わりました。
ありがとうございます。まだまだ改善の余地はありますが、これが精一杯の今です。

観るのはもちろん楽しいです。
ただ、演じることはもっと楽しい。

偶然同じ時期に第二黎明期の門を叩いた関井くんと、
偶然居合わせた自殺志願者を演じること、楽しくない訳がないでしょう。
僕らは何か繋がっていたのかもしれませんねえ。

さて、酒を飲んで打ち上がって帰りのバスを降り過ごしました。
ベビースターグレープ味という未知のお菓子は明日の残業で食べます。

あ〜楽しかった。
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