スポーツ情報局 REIS

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不屈の精神

2005-04-30 | 野球
みんな、最近アメリカ行くじゃないですか
何でも今、アメリカ、アメリカ言うて
日本でもこういうごっついヤツがおって、そういうのを自分自身見せたい


以前CMで流れていた清原和博選手のコメントが今でも頭を離れない。「ごっついヤツがやってくれた」昨日のホームランを見ながらそう思った。

1986年ドラフト一位で、西武ライオンズに入団。念願の巨人入りを果たすまでの10年間、西武ライオンズの選手として過ごした。
大物ルーキーと呼ばれた清原選手の初ヒットは、ホームランという最高の形となり、その後も30本、計31本のホームランを打った。文句なしの成績を残し、その年、見事新人王を獲得した。

そのホームランから約20年が経った。無冠の帝王という名がついた清原選手だが、2000本安打に加え、500号ホームランという成績を達成するまでとなった。史上3番目の若さで達成したという記録だが、個人的にはもっと早い段階で達成すると思っていた。

しかし巨人に移籍した後には、スランプと故障を繰り返し、大活躍を見せることがなくなってきていた。耳を覆いたくなるような報道も多数目にしてきた。それでも不屈の精神で戦い続けてきた清原選手が、こうやって記録を達成した、というのは本当に嬉しいことだ。

西武ライオンズに入団して以来、ずっと応援し続けていた清原選手。これからもその不屈の精神と周りを圧倒する存在感に惜しみない声援を送り続けたい。