新転地はお化け屋敷 第八章 予告

「なんか上の部屋、随分ハッスルしてたねぇ。喧嘩かな？」
「姉貴、ここ壁薄過ぎじゃない？　二階なんて若者二組が恋愛模様繰り広げちゃってるんだからさ、配慮してあげないとそのうちえらい事になっちゃうよ？」
「いやー壁が薄い事はさすがにみんな知ってる筈だからさ、いざって時は自分達で配慮してもらわないと。管理人としてもそこまでは面倒見切れません」
「酷いなあ。今のだって物凄い言い合ってたけどさ、どこがどう転んでどうなるかなんて本人達にしか分からないんだよ？　興奮し過ぎてそういう配慮が欠けちゃったりとかもするかもしんないじゃん」
「そんときゃそんときって事で。では次回、新転地はお化け屋敷　第八章　再会！」
「うわー、問題ほっぽっちゃった。こーいっちゃんもしおりんも、どうか行き過ぎないでねー」
「期待してるくせに」
「してないっ！」