赤ガエルのボンヤリ日記

クルマもカレラ、自転車もカレラ、
すべて前世紀生まれの乗り物を愛する、クルマバカオヤジの中身うすーい日記です。

プロポーショニングバルブが違うって?

2006-03-30 23:01:36 | ポルシェいじり(足回り)
~プロポーショニングバルブについて書こうと思っていたら某所から思わぬ情報が!いろいろ探っていたら話が意外な方向へ進んでしまいました~

3/4に書いた件で、プロポーショニングバルブの話に触れたので、ちょいと調べ物をしてみた。
プロポーショニングバルブ(以下「Pバルブ」)については、たとえば特許庁の情報(ココの6/8ページ)やら住電ブレーキ・エス・アンド・イー株式会社の雑学講座(ココ)あたりに割合わかりやすく解説してある。
この辺のネタを使ってお茶を濁しておくつもりだったのだが、ふと目にした海外サイトの情報で、
「カレラ2のPバルブはリアキャリパタイプによって違う」
という初めて耳にする話題を発見!

その情報によると、2ポットと4ポットではPバルブの調圧開始点が違う(減圧率は同じらしい)という(下図参照)。
実際にパーツリストに当たってみたら、たしかに2ポット用と4ポット用ではPバルブの品番が違っている。ピストン面積値が少しだけど違っているので、Pバルブのチューニングを変えているのも当たり前だといえば当たり前なのだが。

キャリパー交換ネタはよく聞くけど、「ボルトオンで交換可」という情報ばかり耳に入っていたので、Pバルブの交換についてはノーマークだった。

上のグラフにあるように2ポット用ではPバルブによる減圧が4ポット用より低い圧から開始される。これではせっかく4ポットに換装した赤ガエル号も、ハードに踏んだときには本来出せるリアの制動力が出し切れないことになる。
これはもったいないと思うので、ぜひ正規のPバルブに交換して本当の4ポットセッティングにしよう!とも思ったのだけど、この週末にはいよいよフロントのローターとキャリパーをデカイやつに交換する予定なので、仮に4ポット用Pバルブに換えたとしても、またもや前後バランスは変わってしまう。

ということだったらいっそのこと、Pバルブを調節式のものにして自分のクルマと好みに合わせていったほうがいいんじゃないかと思えてきた。ウェブをあさってみるとAPレーシングTiltonあるいはウィルウッドから商品が出ていて、国内でもわりかし簡単に買える。配管とか継ぎ手も規格部品を集めたら使えるし、本気で装着を考えてみようかな?


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