インプロヴィゼーションの彼方に

人生ヨウスルニインプロヴィゼーション

おセンチメンタル下北沢

2006-04-16 23:15:56 | 今日の出来事
横浜に住み始めてからアクセス難の為いく回数が激減してしまった大好きかつセンチメンタルな街・下北沢に行ってきました。何をしに行ったかというと、『Magic Spice』のスープカレーを食べるために。遂に。念願のひとつ。スープカレーブームの札幌からの火付け役マジックスパイス。実は尊敬するミュージシャン一十三十一のオヤジさんのカレー屋。オヤジは世界を旅するカリスマスープカレーマスター。一十三十一をテレビではじめてみたとき、blogでも書いたようにこの子は一体どんなもの食べて生きてきたんだろう!?って思ったんだけどもマジスパカレーだった、ということになる。元気の源は心と身体に効くスパイス。どうりで納得。
さて、場所も大体しか解らず店目指すもやっぱり解らず徘徊。はいかい中には寺山マイブームの最中こんな看板を見つけ沸いてみたりする。怪しくシャッターは閉まってる。
最終的に交番で確認してようやくたどり着いたマジスパ。路地裏的な解りにくい立地に妖しくでっかくカッコよく建ってる店舗の前にきたらビックリ長蛇の列。20人くらい。解りにくいのに。そして順番待ちアイテム・ポケベルくんをいただく。
なるほど順番がきたらこれで呼び出されるシステムだ。しかし電波が店の駐車場までしか届かないので注意が必要。ベテラン店員に待ち時間の目安を聞き、結局並ぶ。でもポケベルくんの癒し系アイデアが心ほろり。
50分くらい待ってポケベルくんが鳴り、ようやく着席。店の雰囲気もメニューもオリジナリティー満点。辛さは7段階で覚醒→瞑想→悶絶→涅槃→極楽→天空→虚空てなカンジ。俺は初心者なので瞑想を試みる。カレーは人気のチキンに。飲み物はバナナのラッシーバナラッシー。
カレー到着。画像参照。うまれて初めて見るようなクリエイティヴィティー溢れる料理。絶妙なスープカレーにチキン丸ごと一本。かけても浸すも自由の思想。ほとばしるオーラを感じる。ヒトミトイのとうちゃんパワー。うおぉぉ…。食べる。ずずず…。深く激しくうまい!摩訶不思議未体験ゾーン☆辛さも辛すぎず気持ちがいい辛さで覚醒する。心と身体の老廃物を代謝。おいしいしおもしろいしアイデア溢れるしインスピレーションたっぷりのすごい食べ物に出逢った!気が滅入るほど溢れる無駄なコンテンツとその仕事に埋もれる勝ち組だ負け組みだ社会の中、ほんとに人の心に訴えかけ感動を与えそして元気にさせるモノを扱っている感じ。それは例えば純粋な頃に売れてる売れてない別のただ音楽が好きだとかそういう感じあの感じ。激しくシンパシー。コレはいつか虚空の域に達したい。ヒトミトイを育んだルーツをマジックスパイスで大いに感じた一日。
とおもいきやマジスパの帰りにさっきまでシャッター閉まってて営業しているのかもわからないほど怪しかった『cafe天井桟敷・キネマ倶楽部』のシャッターがオープン。「寺山修司の本読めます。コーヒー一杯だけでもぜひお立ち寄りください。」なんてかいてあるので吸収された。階段はこんな感じ。

猥雑ないい雰囲気。店内も狭く猥雑で現実感なく、この現代の中レトロノスタルジックの極致。不思議の国に迷い込む。いい雰囲気。ギネス一杯。という下北沢の一日。下北沢は俺の中でずーっと住むことに憧れの町。やっぱり下北沢好きだな。何かとツボ。住みたい。住もう。相撲。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
事務所引越し中・・・ (やまとも)
2006-04-17 16:37:53
ありえないよね会社なのに、自力で引越し中しかも営業中で、お客さんがいるのにぃ

智は、東京生まれ・東京育ちだけど下北に1度も行ったことがありませんちょっちダサいよねぇ
返信する
DUCK引越し (fuji)
2006-04-18 01:44:00
>ともやま

下北はいいよーでっかいビルもなく。趣き深いお店がずらり。

うまいものもある。バンド臭もある。癒しの町です。

一度行くべし☆
返信する