イングリッシュコッカー蘭ちゃんとゴールデン夢ちゃん

蘭ちゃんと夢ちゃんの楽しい生活を記録します。

11月の旅 清内路土佐屋

2015-11-09 20:14:13 | 旅行

 2015年11月旅行 清内路土佐屋
11月は仕事やほかの予定が錯綜して、1泊しかできなくなりました。そこで、今年見つけた恵那トンネルを出てすぐの阿智村清内路土佐屋に行くことにしました。行く前に蘭ちゃんの癌が見つかって、先生から山登りはやめた方がいいと言われたので、馬籠宿、妻籠宿の散策に変えました。良い天気に恵まれ、紅葉も美しく、素晴らしかったです。
お泊りは清内路土佐屋です。馬籠宿、妻籠宿の散策を終え、清内路に向かいます。高速道路ではなく、南木曽を越えて、清内路トンネルを通って行きました。美しい紅葉を楽しみながらのドライブです。そうそう、清内路土佐屋は古民家の民宿で、客用の内湯がありません。お宿のホームページでおすすめの昼神温泉に行くことにしました。「阿智の里昼神」は500円で日帰り入浴ができます。内湯と露天風呂があります。お湯は無色透明ですが、お湯につかっていると体がつるつるして、温泉成分がしっかり肌に着いてくるのが分かります。いいお風呂でした。チェックインが4時なので、チェックイン前に温泉に行くのがおすすめです。
お風呂を済まして、お宿に向かいます。

お宿ではミックス犬のレン君が出迎えてくれました。   

ちょっとシャイだけど、とってもかわいいレン君です。玄関には外にワン専用のエチケットバケツ、玄関の中にはぬれタオルがたくさん用意されていました。足をふいて上がります。田舎の親戚の家に来たみたいな感じです。お座敷に通していただきました。古い日本家屋の間取りのままなので、廊下でつながっているのではなくお部屋が障子やふすまで仕切られているだけです。だから、玄関から入った部屋が居間、テレビがあります。その隣が朝食用のテーブルがあるお部屋、奥がディナー用のテーブルがあるお部屋、その隣が寝室として使うお座敷、何とも贅沢に使わせていただきました。お茶とあられを出してくださいました。これも、やっぱり、親戚の家に来たみたいな雰囲気です。その間も、レン君がちらちらこちらをうかがっています。うちの蘭が意地悪なので、ワンワンと吠えあいになりましたが、おかみさんにのんびり対応してもらって、みんなでゆったりとなりました。お泊りしたのはイングリッシュコッカー10歳の蘭と5歳のゴールデンレトリバーの夢です。オーナーは用事で神戸に出かけられたとのこと、お目にかかれなかったのは残念でした。レン君は奈良の吉野の櫛田川近くで子犬のころにこちらのご夫婦に保護されたそうです。レン君よかったね。

この古民家は170年ぐらい前に建てられたそうです。黒船が来た頃だそうです。縁側や外の柱は本当に古さが分かります。縁側の先には古いお手洗いがありました。今は使っていないようですが、うちのお父さんは子どものころの自分の家のようだと懐かしんでいました。ちなみに、今は玄関横に新しいお手洗いがあります。ウォッシュレットです。夕方になり夕日が山に当たって、紅葉がますます美しくなりました。縁側からの眺めは素晴らしいです。ゆったりと田舎の親戚での時間が過ぎて行きました。
        

いよいよ、お楽しみの夕食の時間です。お座敷横のディナー用のテーブルには、かわいい飾りとキャンドルが準備されていました。キャンドルに明かりが灯され、ディナーの開始です。いつもはオーナーがウェイターをしてくださるのかもわかりませんが、今日はお留守です。若い方がお料理を運んでくれました。黒いロングのエプロンで雰囲気がいいです。ワインリストを頼むと書いたものがないような返事だったのですが、後で持ってきてくれました。飲み物はビール(350の缶)、日本酒、ワイン。酒類のコンセプトとして、オーナーからのメールでは「酒類のコンセプトは地元優先で、日本酒は近郊の地酒、ワインは塩尻のワイナリー物と私の出身地の大阪、柏原のワインも御座いますので、どうぞお楽しみ下さい」とありました。私たちは奈良でも大阪の柏原の隣町なので、柏原ワインを頂こうかと思いましたが、赤ワインだったのです。白ワインが好みなので、信州の五一ワインの竜眼にしました。あまり冷えてなかったのですが、少しひんやりした気温だったので丁度良かったです。料理は前菜から始まります。エビのサラダ、柿の生ハム巻、白和えです。エビの匂い消しにレモンが別に添えてありました。高級感があっていいですね。前菜の三品はワインとの相性もばっちりです。次は寄せ豆腐、モンゴルの岩塩と、シーソルトが添えてありました。塩でお豆腐の甘みが強調されて、おいしい一品です。続いて、大根の煮物と豚の角煮、大根はお庭の畑で採れたものだそうです。朝の散歩で見るとまだまだ立派な大根が畑に植わっていましたよ。大根も角煮もお箸がすっと入る柔らかさです。お味はしっかり関西風で、おいしかったです。いよいよ、スープ、これはかぼちゃだそうです。スープが終わると、お魚料理です。季節の紅葉の吹き寄せのお重にぎんなんが松葉にさしてあります。新生姜の酢漬けがさりげなく紅葉にかくれています。お魚はさわらの味噌漬け三日から五日くらいかな、とってもいいつかり加減です。和風のお魚料理が古民家らしさを演出しています。いよいよメインディッシュです。メインディッシュはビーフシチューでした。すっかり日が沈んで、ちょっと寒くなってきました。ストーブの設定温度をちょっと上げました。そんな時に暖かいビーフシチューはとてもうれしい演出です。ご飯か、フランスパンが選べます。私たちはたくさん頂いたし、次にデザートがあるので、フランスパンにしました。サラダも着いていました。お口がさっぱりしました。すべてのお料理が終了です。後はデザートを待ちます。飲み物はコーヒーか紅茶が選べます。お父さんはコーヒー、私は紅茶を選びました。お待ちかねのデザートは焼きりんごとプリンでした。すっかり満足のディナーでした。
ゆっくり二時間かけたディナーだったので、ワンたちのお散歩に出かけることにしました。その間にお布団の準備をしてくれました。民宿やペンションは自分でお布団を敷いてという所が多いのに、旅館待遇です。なんか、ほっこりです。
外に出て、びっくりです。満天の星、天の川も見えました。カシオペアがはっきり見えました。一つひとつの星が大きく美しかったです。お部屋に帰って休むことにしました。歯磨きは持参です。アメニティーはありません。宿泊料金の設定がお安いので、当然です。でも、洗面所には色の違う紙コップがさりげなく置いてありました。やさしいサービスです。おやすみ。ZZZ・・・

         

朝になりました。朝食は8時からです。ディナーのお部屋ではなく、外の景色が見える朝食用のお部屋です。パンとスクランブルエッグ、ベーコン、サラダ。コーヒーまたは紅茶です。オレンジジュースもありました。そして、ヨーグルト、ジャムがトッピングしてありました。大満足の1泊2日でした。また来たいなと思うお宿でした。

  

 



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