LOVE AND GLORY

-サイキックの眼-

喫煙?禁煙?。

2014-08-24 11:27:04 | サイキックの眼

       

喫煙?禁煙?。


昔は、鉄道の通勤車両でも・・バスの中でも。
そして航空機内でも座席に灰皿があり、客室内はタバコのケムリでモクモクでした。
道端にも、駅の線路内にも吸殻のポイ捨てがいっぱいあった。

そういえばチューインガムのポイ捨て?も結構ありましたね。
クツの裏にくっついて・・ウッと足をとられてペタペタに。笑

そもそもタバコは個人の嗜好品で・・と、いうモノで。
んで、それをとやかくいうモンではなく。
でも・・健康に悪いとかで。
でもやめられないそうで。
んでも、やめなければいけないそうな。

(ちなみに僕は一度も吸ったことはありません)


タバコを嗜む(たしなむ)。

他の国のタバコを嗜む様々な文化もあろうかと思いますが、ここでは近年の日本のタバコ嗜好性を解いてみたいと思います。

もう殆ど、公共の場では禁煙化が進んでいます。
なぜなら理由は、嗜好品・嗜好性の多様化が一番の要因です。
タバコ以外の選択肢が出来たからでしょう。

主には携帯電話が。
個人電話を携帯出来る・・という嗜好。


そもそも喫煙って。
タバコを嗜む(たしなむ)というようなユッタリしたようなクリーンな趣味・嗜好のイメージが一般的には無い。
ですよね?。
(愛好家の方々にはスミマセン)

イライラしてる、とか。
ストレス解消になる?、とか。
ちょっとイップク・・と言いつつ、度が過ぎるヘビーに。

「あぁ~もぅ・・タバコってやめられないんだよなぁ、アハハ~。笑」
と、超!嬉しそうに言う喫煙者は居ないと思いますヮ。
どこか・・申し訳なさげにプカプカ吸っているような・・。
(失礼。別に責めてませんので、最後まで読んで下さい。笑)

僕はタバコを吸ったことがないので、どのようにタバコのケムケムが喉から肺に入って、そして鼻から抜けていくのか経験がないのですが。

ここから重要!

『喫煙者は、自分のはいた煙りを自ら嫌う人は居ませんよね?。』

自分で吸ったタバコの煙りが・・あまりにもイヤで悩まされる、といった喫煙者は先ず居ませんよね?笑。
喫煙者は、自分がタバコ臭くなることも気にする人は居ません。
(ナイショで吸っている人は別)

じゃあ喫煙者の方に、
「あなたはタバコが好きなんですね!喜」
と、褒める人も近年は居ないだろうし。
褒められて心から嬉しい喫煙者も・・近年は居ないでしょう。

※昭和末期のポップス歌詞には、タバコを嗜むコトも良き情景になっていたが。笑

では、ここから喫煙の理由の深層に触れていきます。

タバコをやめる?とか、やめない!とか・・やめられない!!とか。
その、嗜好深層に触れたい。

● タバコを吸う人は、自分の居場所を確保している。
● タバコを吸う人は、自分の居場所を確保する必要のある状態性。
● タバコを吸う人は、自分の居場所に納得出来ない状況(情況)。
● タバコを吸う人は、自分の居場所がイヤな人。
● タバコを吸う人は、その場の空気が嫌いな人。

タバコを吸う人は、他人の吸ったタバコの匂いは嫌いだと思います。

優しくいえば・・。
タバコを吸うという嗜好行為とは、自分の力では・・なかなかその場を変えてイケないもどかしさから、そのイライラ感をタバコの煙りを用いて・・自分の居場所を緊急確保している状態、・・・の!心理状態。

なぜ?タバコや自家用車という嗜好が減って、携帯電話(パソコン・スマホ)に嗜好が移行したかというと、携帯電話に「自分の居場所を確保できるようになった」からなのです。

例えば。
タバコを吸う未成年者 = 社会に反発している不良
なんてイメージ付けられたりする。笑
でも、ある種・・自己アピールの方法なのだろう。
社会にウップンがあるのだ。
社会の空気にウンザリなのだ。
それで、タバコのケムケムの中で・・身の居場所を確保する。

つまり。

禁煙を考えている喫煙者の人にとって一番必要なのは。
「本当の自分の居場所を造れることが、一番に重要だと思います。」

ニコチン依存症だとかナントカは、結果論的な体質性である。

喫煙者の求めているモノは、
「自分の思い通りになる自分の居場所。」
「自分の思い通りになる方法を知りたい。」
「自分の思い通りにする考えや力とは何か?。」
これをクリアしていける事こそが、禁煙に結びつく訳です。

もちろん・・簡単なコトではありません。
僕も、簡単に答えぶって言うコトではないのは重々承知してます。

世間体の中で・・自分を抑えて、他人とのバランスを考えて・・空気をよんで、気を使って日々生活をしていかねばならない。
自分の我を張って生きることは出来ない。
他人に我を張られても困る。
自分の居場所や時間さえ・・気を使って確保しなければいけない。

だから、タバコを吸うことでイップクするしかない。
逆に・・タバコを吸わなければ休憩も出来ない。

余裕を持って、シガーバーなどで喫煙を優雅に嗜む。
そんな外国の喫煙文化を日本の喫煙者は求めていないでしょう。

日本の喫煙者が一番求めているモノは、
タバコではなく、
自分の居場所なのです。

堂々と納得のいく自分の居場所が出来れば、タバコの本数は減るでしょう。
自分の居場所に不満がある境遇の人は、自分のはいたタバコの白い煙りの中で、ケムケムの居場所を確保する。
現状に不満が続く喫煙者は、更にタバコの本数が増えるでしょう。

高い税が課せられているタバコと、喫煙者にとっては、悪循環きわまりない。

ヘビースモーカーが、「私は自分に満足しているよ!」・・なんてコトをもし言っていたとしたら、なんか説得力ないような気がしませんか?。
想像ではありますが!(笑)、自宅で自分の居場所が無く・・ちっちゃくなってベランダで吸ってそうな気がします。


自分の居場所
自分の満足のいく空気感
満足のいく自信。

喫煙者は減っても、それに代わる居場所確保の為の嗜好性に移行し ているだけです。
別にそれが「良い」とか、「悪い」とか、ジャッジしている訳ではありません。

知っておいてほしい深層性として、自分の居場所を確保したい心理と言うか・・。
いえ、それ以上の「生きる為の本能」があり働くのです。

「生きる為の本能」がイライラする。
「生きる為の本能」は、「みんな仲良くしましょう」にイライラするのです。
人を傷つけてはいけない!
人に優しくも出来ない!!
「生きる為の本能」は、イライラの連続です。

では、それを乗り越えるには、
「自分の本能を極めていく」ほか方法はありません。


良いとか・・悪いとかを決定付けるコトの話しをしているのではなく。
喫煙者は自分の居場所を求めているのです。
そして、ネット依存にもそれが言えると思います。

無害?な嗜好品に依存するコトは、問題にはされないのでしょう。笑


サイキックの眼  ヤマモト・コージ