LOVE AND GLORY

-サイキックの眼-

プチプチの謎

2013-12-07 19:07:32 | サイキックの眼

       
         
プチプチの謎
      
      
プチプチ=気泡緩衝材
プチプチつぶし。
      
言わずと知れた・・・。アレです。笑
      
気泡状のビニールがビッシリと並んだ。
何かにとり憑かれたように指が止まらず。
隅々までのすべての気泡をつぶし終えるまで。
      
大事にとっておくわけではなく・・つぶしたくなる。
気泡緩衝材が山のようにいっぱい溢れている中に居ると、何故か心が落ち着く・・。とは思わないわけで。
つい・・つぶしたくなる。
      
つぶすことに罪を感じるわけでもなく。
つぶすことで誰かに怒られ、注意されるわけでもない。
かと言って、褒められもしない。笑
    
「つぶす」という行為をしたい衝動。
      

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丸い気泡が一面に連なっている。
それが永遠に重なり合っている。
    
細胞と宇宙の羅列と同じく。
或いは、チベット仏教のマンダラ図のように。
      
それを「つぶしたくなる」ワケなのです。
      
      
つまり。
ゼロにしたい衝動。
ゼロへの欲望。
何もかもを無にしたい、無くしてしまいたい。
つぶしてしまいたい欲求ではなかろうか?と思うのです。
    
細胞も、宇宙も。
巻貝の貝殻も。ソフトクリームも。そして頭のてっぺんにあるツムジも。
回転しながら渦状に、中心から外へと広がり続けているのです。
過去には戻れず。常に未来へと広がり続けている。
    
その広がり続けている宇宙細胞は、ちょうどプチプチシートのようなものでもあるのです。
      
それをつぶしたくなるのです。
そんな衝動が人間にはあるのです。
      
止めることの出来ない、大いなる時間の流れ。
未来を造りだし、分裂し続ける細胞。
    
それらすべてに対し、抵抗をする快感が、プチプチには有るように思うのです。
   
或いは単純に、細胞をつぶす快感。
責任も問われない。
他者の細胞の息の根をつぶす快感です。
人間にも、動植物と同じ・・微生物と同じく、他者を負かしたい・・食ってしまいたい自然欲求があるのです。
他の生命を手中におきたい欲求です。
    
それがプチプチつぶしには、その疑似体験となる要素があると思います。
      
他の種の細胞をつぶす快感。「=戦争や虐め」
プチプチをつぶす快感は、自分が生きのびる快感、生きのびた快感につながっていると思えます。
   
そして先ほども言いましたが、せっぱ詰って・・どうしようもない時など、時間を止めたい、何もかもゼロにリセットしたい時など。細胞組織そっくりなプチプチをつぶす衝動は、快感になるのです。
そして人間関係でムシャクシャした時など相手を恨みつつ、雑巾を一気にしぼるようにして、プチプチシートの気泡を殺す!。
コワッ!。
      
でも・・そんな衝動が、人間という動物にも有るということは事実。
抑えられない気持ちや衝動。
それを一時的にでも気分を解消してくれる、疑似体験をさせてくれるのが、「プチプチ」こと『気泡緩衝材』なのでしょう。
      
         
サイキック 山本 浩二
      
         

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