![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/41/c6f26d446baf6ddd5b3f7a97f1e4ecef.jpg)
そこはホテルの18階 スタジアムが翅をひからせ
シフォンのような雲のまえを 蚊になったヒコウキが移動する
昼下がりの街…
マルセル・デュシャン の「大ガラス」 に 押し寄せる家並み
料理の影も 食べるひとも のみ込まれ
あちらとこちらで 宙に舞う 昼餉
ダダとシュールの かわった味がする
そこはホテルの18階 スタジアムが翅をひからせ
シフォンのような雲のまえを 蚊になったヒコウキが移動する
昼下がりの街…
マルセル・デュシャン の「大ガラス」 に 押し寄せる家並み
料理の影も 食べるひとも のみ込まれ
あちらとこちらで 宙に舞う 昼餉
ダダとシュールの かわった味がする
続けて読ませていただいていました。
するとこのページでガラリと変わりました。
そうですよね!
頑張って生きていかねばなりません。秋の感傷として、先ほどのページのこころをまだぶら下げている私です。
何もかも映し、溶かし込むガラスに 変なおんなが映っていました。 よく見ると蛙です。 このままではいけない! 中華は美味しかったのに。
soraさんも おだいじに
今日はまたシュールな18階の大ガラスの中の展望レストランに連れてゆかれました。
これだから都会の人にはついてゆけない。何時の間にか置いてけぼりできょろきょろしています。
そうでなくても、大ガラスというのは落ち着けないのに18階ともなれば、不安に駆られてしまいます。
陰翳礼賛の障子越しの明るさが身の丈ですから。
食前酒をぐっと煽って、落ち着かなくては。何を食べたのか解らなくなりそうです。まさか、食事中床は一周回転しているという趣向ではないのでしょうね。
翅をたたんだスタジアムの蝶も小さく感じます。
軽井沢以来、すっかり詩人になった蛙さんも見えます。
「陰翳の作用を離れては美はないと思う」谷崎潤一郎 陰翳礼賛
全くその通りで、間接の光りが醸す魅力に、心が落ち着きます。
boa!さんが謡うお姿が、墨絵のようなお座敷にしみじみと流れる。 絵に浮かびます。 憧れです。
ここは地元のホテルで 外国からバスケットの見上げるような大型選手ばかりお泊まりでした。 そのせいか床は回転しませんでした。常は樹下暮らし、たまには明るいところに出てみました。
詩人に? 直ぐかぶれる蛙です。