goo blog サービス終了のお知らせ 

ドアの向こう

日々のメモ書き 

こころ動く絵

2006-01-17 | 別所沼だより


 昨日の別所。 RINPAと見まがう、 水かがみに寒々と木々がゆれ、幽玄の美をみた。 風が吹くと 水面はおっとり笑みをうかべ、 入り日を溶かし水晶の割れたるごとくおもしろし。 心が動く、こんな絵が描きたい。

 墨のなかにさまざまのいろを探して飽きることがない。 細い落ち葉の錆朱が、微かにおしゃべりをする。 
 どなたの絵画か  葦手をさがした。 
  
 いままで色を使いすぎ、 このモノクロに惹かれる。 

 

 

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コサージ | トップ | 特に…らしい »

6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
光の芸術家 (雪月花)
2006-01-17 21:33:38
琳派の世界をご覧になったのですね。わたしは、下記の写真で光の芸術家、モネの秘密を見てしまいました。(下記記事の、わたしのコメントを読んでいただければ、ラグタイムさんにその秘密がうまく伝わるかしら。自信がないけれど)



http://christyblog.blog6.fc2.com/blog-entry-142.html



水面には、日本人のこころに響くなつかしさが映りますね。
返信する
心の投影 (ラグタイム)
2006-01-18 12:10:36
雪月花さん さっそくAsian Seaさんのうつくしい彩錦を拝見しました。モネにかさねる水面の情景は納得します。

 こわれやすいもの、移ろうはかなさに惹かれます。まさに心の投影です。絵にしたい、同じことを言われていましたね。

 別所のこの絵は左の隅に 金箔の落日です。息をのむ美しさでした。 日本人の格別の情趣です。

 
返信する
はじめまして (Asian Sea)
2006-01-18 19:44:33
コメントとTB、ありがとうございました。

別所沼、いい処ですね。

いつもの場所のいつもの風景が、ある日まったく違う世界に見えることがありますね。私は写真を撮っていて、よくそんなことを感じます。

「霜月清池を照らす」という言葉があります。これは池が、また映った月が清らかに見えるのも、それを見ている人の心を映しているという意味を含んでいるといわれます。

また、「水深き淵には音のたたぬなり必ず浪は浅瀬にぞ立つ」という歌がありますが、音も立たない静かな深い淵は、人を安心させるなにかを発散しているのでしょうか。

木々を美しく映す別所沼からのメッセージがラグタイムさんのこころと共鳴し、いい絵が生まれますように。
返信する
「こころの写し絵」    (虚庵)
2006-01-18 23:54:39
久しぶりにお訪ねして、ラグタイム様の「こころの写し絵」を拝見させて頂きました。



美しさを見出す目とこころがなくては、写し取れない世界ですね。研鑽の積み重ねによる、新たな発見とこだわりに、エールを贈ります。
返信する
ようこそ (ラグタイム)
2006-01-19 10:44:48
Asian Seaさん はじめまして

 何を映すか、 どうきりとるか。その人の感性で、絵も、写真も心を映しているとおもわれます。錦秋は油絵そのものでした。

 ホームページ Healing Photographsも楽しみに拝見します。 目の前にあるから描いている、それでは駄目ですね。 お手軽な、いまの自分、反省します。 ガラスにうつる外の景色も、偶然うまく納まって、ハッとします。  
返信する
ありがとうございます (ラグタイム)
2006-01-19 10:54:15
 虚庵さん うれしいお言葉、感謝します。 ますます時間は足りませんが、皆様にお会いして少しずつ成長すれば良いと思います。

 何十年後に、じぶんで確かめられたら幸せですね。 楽しみにします。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

別所沼だより」カテゴリの最新記事