昨日の別所。 RINPAと見まがう、 水かがみに寒々と木々がゆれ、幽玄の美をみた。 風が吹くと 水面はおっとり笑みをうかべ、 入り日を溶かし水晶の割れたるごとくおもしろし。 心が動く、こんな絵が描きたい。
墨のなかにさまざまのいろを探して飽きることがない。 細い落ち葉の錆朱が、微かにおしゃべりをする。 どなたの絵画か 葦手をさがした。 いままで色を使いすぎ、 このモノクロに惹かれる。
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水面には、日本人のこころに響くなつかしさが映りますね。
こわれやすいもの、移ろうはかなさに惹かれます。まさに心の投影です。絵にしたい、同じことを言われていましたね。
別所のこの絵は左の隅に 金箔の落日です。息をのむ美しさでした。 日本人の格別の情趣です。
別所沼、いい処ですね。
いつもの場所のいつもの風景が、ある日まったく違う世界に見えることがありますね。私は写真を撮っていて、よくそんなことを感じます。
「霜月清池を照らす」という言葉があります。これは池が、また映った月が清らかに見えるのも、それを見ている人の心を映しているという意味を含んでいるといわれます。
また、「水深き淵には音のたたぬなり必ず浪は浅瀬にぞ立つ」という歌がありますが、音も立たない静かな深い淵は、人を安心させるなにかを発散しているのでしょうか。
木々を美しく映す別所沼からのメッセージがラグタイムさんのこころと共鳴し、いい絵が生まれますように。
美しさを見出す目とこころがなくては、写し取れない世界ですね。研鑽の積み重ねによる、新たな発見とこだわりに、エールを贈ります。
何を映すか、 どうきりとるか。その人の感性で、絵も、写真も心を映しているとおもわれます。錦秋は油絵そのものでした。
ホームページ Healing Photographsも楽しみに拝見します。 目の前にあるから描いている、それでは駄目ですね。 お手軽な、いまの自分、反省します。 ガラスにうつる外の景色も、偶然うまく納まって、ハッとします。
何十年後に、じぶんで確かめられたら幸せですね。 楽しみにします。