ドアの向こう

日々のメモ書き 

コナラの木

2009-05-04 | 自然や花など

  三毳山の小楢の木、 別所沼にもあるので2005年の写真で その成長をたどってみよう。

7月2日 春先の林で、 遠目にも白い葉を裏返して、 そこだけほんのりと明かるいコナラの木。  その秘密は
 
 葉の表面に絹のように光った銀色の細毛がみっしりと生えている。 この密毛の反射が、遠くからみると、うす緑の上に銀鼠のもやをかけたようにみえる 
           (雑木林の博物誌  足田輝一)
 

下つ毛野 三毳山の小楢のす まぐはし子ろは 誰が笥か持たむ 
 
 下野の国の三毳山に生えている
 コナラのように うぶ毛が銀ねずに光っている若々しい かわいい娘コよ  いったい誰と一緒になるんだろう…  (清川 妙の萬葉集)

  6月21日 ギザギザの葉が、 くるっと下向きに反転して伸びてくる。  白っぽい葉を、 暗褐色のゴツゴツした幹がささえる。

 6月21日   

  夏、 濃緑の葉は影をつくり、 走る人たちを励ましていた。 
  (下写真) 7月22日、 すでに小さな実がついている。 
   木の間隠れに中央の白い殻斗、 はかま、お椀… 呼び名は変わっても コロンとしてかわいいな。
  花のころに気づかないなんて、  ことしこそ撮したい。 

7月22日

8月10日

(上の写真) 8月10日。 高く繁ったその上まで見極めるのはむずかしいが。 写してみれば形もはっきりとして、 つややかなグリーンが光っている。 
  一人前の葉になると細毛はなくなり、 きりっと伸びきって逞しくなった。
  9月4日 台風一過、まだ青い実が落ちている。

9月4日10月12日

 10月12日 ドングリはだいぶ大きくなって、下からでもすぐわかる。 成長して帽子も小さく見える。

 

コメント
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