「受験生のための『世界史B』」 もくじ
↑ここから各項目に入れます。
こんばんは。
セプテンバーです。
最近はmixiのほうにいたのですが、ようやく帰ってまいりました。
現代の人は、「つながりたい」「孤独はいやだ」と言ってSNSに手を出します。
しかし、いくらSNSで人と話したって寂しいものは寂しいのです。
本当に、本当に心がつながっている人間どうしでなければ、文章だけで相手を理解し合えるわけはないのです。
「つながっている気がする」とは、おれも罹患している現代の病です。
本当は、寂しくてたまらないのです。
その点、このブログは最初から最後までおれのものです。
自分の家のような気がして、そこまで寂しくはありません。
だから、おれはこの自分のブログで、少しでもみなさんの役に立つようなことをしたいと。
そんなことを考えています。
「寂しい、寂しい」って、わがままばかり言ってたってしょうがないしね。
さて!!
前回、『大王の足跡をもう少したどる』などと言ってしまいましたが、予定変更です(笑)
ちゃんと時間軸に沿って、
世界史B最初の大きな山を乗り越えてしまいましょう。笑
なんと、ギリシア文化です。
お、お、お、恐ろしいー!!!
ぎ、ぎ、ぎ、ギリシア文化だってー!!!
そうだよ、あのギリシア文化だよ。
お前ら覚えられると思うなよ。←
[文学]
さて、今までいくつもの国や地域が登場しましたよね。
古代バビロニア王国、ヒッタイト、アケメネス朝……。
何故「世界史B」ではこれらの国の文化を取り上げず、何故あえて今ギリシアの文化を取り上げるのか!
おれはよくわかりません。
たぶん、なんかすごいんでしょう。
では、まずはじめに文学から攻めていきましょう。
ギリシア文学には、叙事詩というジャンルがあります。
実際に起こった出来事を、物語風にしてドラマチックに脚色したものです。
で、ホメロスという人がすごい叙事詩(じょじし:言いにくい)を書いたのです。
成立順に、
「イリアス」、「オデュッセイア」です。
農民の生活を題材に叙事詩を書いた人もいて、ヘシオドスといいます。
彼は、「神統記」、「労働と日々」を著しました。
さらにもうひとり。
ギリシア唯一の女性叙事詩人、サッフォーです。
彼女は女性ばかりが集められた島、レスボス島の出身でした。
「レスボス」の名前は、女性の同性愛者を示す「レズビアン」という言葉に残っています。
ホメロスの2大叙事詩は、今読んでもおもしろいですよ。
トロイの木馬の話だとか、やたら人間くさいオリンポスの12神とか、魅力がいっぱいで、楽しく読めると思いますよ。
単語を二百回書くよりも、実際にその物語を一度読んでみるほうがよほど効率のいい覚え方です。
さらに、歴史の分野でもギリシア人は抜きん出ていました。
ヘロドトスという人物はペルシア戦争について本を書き、すごいね!って言われました。笑
(ヘロドトスは『エジプトはナイルのたまもの』=「エジプトの繁栄はナイル川のおかげだよ!」という言葉でも有名です)
続いて、トゥキディデス。
彼は、ペロポネソス戦争について客観的に記述しました。
科学的歴史記述の祖と言われています。
要するに、マジメなドキュメンタリーを書いた人ってことですね。
[演劇]
演劇です。
ギリシア人は、演劇が大好きだったのです。
演劇には2種類あることをご存知ですか?
喜劇と悲劇です。
現在では、演劇以外のことにも「感動の悲劇!」とか言ったりしますよね。
まずは、ギリシアの3大悲劇詩人。
ソフォクレス……「オイディプス王」
アイスキュロス……「アガメムノン」
エウリピデス……「メディア」
次に、喜劇。
アリストファネス……「女の平和」「女の議会」
まあがんばって覚えるしかないよね!←
だって、演劇をわざわざ観に行くわけにもいかないし。笑
内容もおそらく、
「おいクレイスディプス、アナクシクレネスの弟のアナカデメイアスが近所のオストラコモノスの姉のソロコスフォロノスと結婚するらしいぞ!」
「えーっ、なんだってアレクソクレシス!
オストラコモノスの姉のソロフォロノスとアナクシクレネスの弟のアナカデメイアスが結婚してイトーヨーカドーだって!」
というようなややこしいものに決まってます。←
[建築]
有名な建築家がひとりいます。
フェイディアスです。
彼は「アテナ女神像」を造り、パルテノン神殿を設計しました。
パルテノン神殿の建築様式はドーリア式でした。
ほかにもイオニア式、コリント式があるのですが。。。
手持ちの資料集か何かで確認していただければ一目瞭然かと思います。
[植民市]
これは文化に入れていいのかわからないのですが、ギリシア人は多くの「支店」=植民市を地中海に建設しました。
代表的なものは、
ビザンティオン、マッサリア、ネアポリスです。
それぞれ、なんと、現在のイスタンブール、マルセイユ、ナポリになります。
ギリシア文化は、なかなかおもしろいです。
別にページを割いて解説したいところであります。
↑ここから各項目に入れます。
こんばんは。
セプテンバーです。
最近はmixiのほうにいたのですが、ようやく帰ってまいりました。
現代の人は、「つながりたい」「孤独はいやだ」と言ってSNSに手を出します。
しかし、いくらSNSで人と話したって寂しいものは寂しいのです。
本当に、本当に心がつながっている人間どうしでなければ、文章だけで相手を理解し合えるわけはないのです。
「つながっている気がする」とは、おれも罹患している現代の病です。
本当は、寂しくてたまらないのです。
その点、このブログは最初から最後までおれのものです。
自分の家のような気がして、そこまで寂しくはありません。
だから、おれはこの自分のブログで、少しでもみなさんの役に立つようなことをしたいと。
そんなことを考えています。
「寂しい、寂しい」って、わがままばかり言ってたってしょうがないしね。
さて!!
前回、『大王の足跡をもう少したどる』などと言ってしまいましたが、予定変更です(笑)
ちゃんと時間軸に沿って、
世界史B最初の大きな山を乗り越えてしまいましょう。笑
なんと、ギリシア文化です。
お、お、お、恐ろしいー!!!
ぎ、ぎ、ぎ、ギリシア文化だってー!!!
そうだよ、あのギリシア文化だよ。
お前ら覚えられると思うなよ。←
[文学]
さて、今までいくつもの国や地域が登場しましたよね。
古代バビロニア王国、ヒッタイト、アケメネス朝……。
何故「世界史B」ではこれらの国の文化を取り上げず、何故あえて今ギリシアの文化を取り上げるのか!
おれはよくわかりません。
たぶん、なんかすごいんでしょう。
では、まずはじめに文学から攻めていきましょう。
ギリシア文学には、叙事詩というジャンルがあります。
実際に起こった出来事を、物語風にしてドラマチックに脚色したものです。
で、ホメロスという人がすごい叙事詩(じょじし:言いにくい)を書いたのです。
成立順に、
「イリアス」、「オデュッセイア」です。
農民の生活を題材に叙事詩を書いた人もいて、ヘシオドスといいます。
彼は、「神統記」、「労働と日々」を著しました。
さらにもうひとり。
ギリシア唯一の女性叙事詩人、サッフォーです。
彼女は女性ばかりが集められた島、レスボス島の出身でした。
「レスボス」の名前は、女性の同性愛者を示す「レズビアン」という言葉に残っています。
ホメロスの2大叙事詩は、今読んでもおもしろいですよ。
トロイの木馬の話だとか、やたら人間くさいオリンポスの12神とか、魅力がいっぱいで、楽しく読めると思いますよ。
単語を二百回書くよりも、実際にその物語を一度読んでみるほうがよほど効率のいい覚え方です。
さらに、歴史の分野でもギリシア人は抜きん出ていました。
ヘロドトスという人物はペルシア戦争について本を書き、すごいね!って言われました。笑
(ヘロドトスは『エジプトはナイルのたまもの』=「エジプトの繁栄はナイル川のおかげだよ!」という言葉でも有名です)
続いて、トゥキディデス。
彼は、ペロポネソス戦争について客観的に記述しました。
科学的歴史記述の祖と言われています。
要するに、マジメなドキュメンタリーを書いた人ってことですね。
[演劇]
演劇です。
ギリシア人は、演劇が大好きだったのです。
演劇には2種類あることをご存知ですか?
喜劇と悲劇です。
現在では、演劇以外のことにも「感動の悲劇!」とか言ったりしますよね。
まずは、ギリシアの3大悲劇詩人。
ソフォクレス……「オイディプス王」
アイスキュロス……「アガメムノン」
エウリピデス……「メディア」
次に、喜劇。
アリストファネス……「女の平和」「女の議会」
まあがんばって覚えるしかないよね!←
だって、演劇をわざわざ観に行くわけにもいかないし。笑
内容もおそらく、
「おいクレイスディプス、アナクシクレネスの弟のアナカデメイアスが近所のオストラコモノスの姉のソロコスフォロノスと結婚するらしいぞ!」
「えーっ、なんだってアレクソクレシス!
オストラコモノスの姉のソロフォロノスとアナクシクレネスの弟のアナカデメイアスが結婚してイトーヨーカドーだって!」
というようなややこしいものに決まってます。←
[建築]
有名な建築家がひとりいます。
フェイディアスです。
彼は「アテナ女神像」を造り、パルテノン神殿を設計しました。
パルテノン神殿の建築様式はドーリア式でした。
ほかにもイオニア式、コリント式があるのですが。。。
手持ちの資料集か何かで確認していただければ一目瞭然かと思います。
[植民市]
これは文化に入れていいのかわからないのですが、ギリシア人は多くの「支店」=植民市を地中海に建設しました。
代表的なものは、
ビザンティオン、マッサリア、ネアポリスです。
それぞれ、なんと、現在のイスタンブール、マルセイユ、ナポリになります。
ギリシア文化は、なかなかおもしろいです。
別にページを割いて解説したいところであります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます