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ヒューヒュー!・428 『ニューヨークの恋人』TV放映はされたけど…

2007-11-16 16:42:49 | ヒュー・ジャックマン
ときどき
昨日午後1:30から、テレビ東京【午後のロードショー】枠で放映された『ニューヨークの恋人』、DVDは持っているものの、久々にヒュー・ジャックマン出演作が地上波に登場ということで観てみましたが……カットひどかったですね~!

何しろ、ケイトの弟チャーリー登場シーンからカット。その前の、勝手にスチュアートんちに上がり込んでいた近所の子にレオポルドが「お話」してあげたり、その後3人で楽しく歌ったりするシーンもカット。
ケイト、チャーリー、公爵3人のズレまくったディナーのシーンもカット。
レオとチャーリーが、J.Jとのディナーに出かけるケイトを心配そうに見送るシーンもカット。いきなり、チャーリーがレオをパトリスたち仲間のいる店に連れて行くシーンになってしまうんです!
チャーリーとレオの「君は本当は誰なんだ」「君の姉さんを愛する男だ」の朝の会話もカット!
レオポルド=ヒューの最高に綺麗なアップが見られるシーンなのに!きぃ~っ!
……ってだけじゃなくて、チャーリーくんも、彼とレオとの友情も好きだった自分としては残念です。
それどころか、レオとケイトが二人で、また次の夜はケイト一人で、近所の老人がかける『ムーン・リバー』に耳を傾けるシーンもカット。レオが眠そうな彼女をベッドに運んであげるシーンもカットカット!ケイトの可愛い部分やレオの優しさがしみじみ伝わるシーンだって言うのに……
あ、スチュアートの病院での苦闘ぶりも、当然の如く大部分カットされてしまいましたが、日テレ版と違い「虹を見た犬」のシーンが残っていたのが唯一の救いです。

あと、カットの件とは別ですが、合間の予告で『リベリオン』とクリスチャン・ベイル(ガン=カタ!)が何度も映ったことも嬉しかったり。
更に余談ですが、『ニューヨークの恋人』の監督ジェイムス・マンゴールドの最新作は、ラッセル・クロウ&クリスチャン・ベイル主演『3:10 to Yuma』でしたね。

とにもかくにも「もう何なのこれは!?」と言いたくなるカットの嵐に、思わずDVDを観直してしまいました。
家中さんの声も嫌いじゃないけど、やっぱりヒューは本人の声がいちばんいいなあ……
相変わらずケイトにはあまり共感できませんが、レオポルドが作ってくれた朝食に思わず涙ぐんでしまうシーンは好きです。TVディナーとかファストフードとかじゃなくて、誰かが手をかけて心をこめて作ってくれた食事というのが、どれほど心にとってもご馳走になるか、ということが伝わって。

DVD特別編の未公開シーンでは、やっぱり若様とオーティスのシーンが好き。
ケイトと喧嘩してうたた寝している時、オーティスさんの夢まで見ちゃう公爵……
何処ぞの億万長者のお宅でも聞いたような話ですが、やはり孤独な若様には親代わりの忠実な執事さんが必要なんですね~

とにかく、今回の放送で『ニューヨークの恋人』という映画やヒュー・ジャックマンにちょっとでもご興味を持たれたかたは、是非DVDをご覧下さいませ。
しつこいようですが、以前の作品感想はこちらで。

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