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ひょっこり猫が我が道を行く!

カオスなオリジナル小説が増殖中。
雪ウサギが活躍しつつある、ファンタジー色は濃い目。亀スピードで更新中です。

帰って来たガウラ

2009年12月12日 11時50分40秒 | 日記
 ひょっこり猫を見てくれる人も、見てない人もおコンニチハ!
 作者のラクトでっす♪(ラクガキの構図、完璧におかしすぎですが、スルーでお願いします。
 雰囲気だけ出れば良いかなぁ~~と、思いましての所存です、はい)

 今日は白呪記から、誰を紹介しようかな~~っと思ったら……何だか頭や背中がゾクゾクします。
風邪かしらね?と思って、熱を計ってもなんともない。
でも、この悪寒はただ事じゃないよ! と言う事で、どこかの茂みにでも隠れようとしたら……


 蹴られました。


 自分の丸い体がポンポンと床に転がり痛みに悶絶してると、背後から低い声が耳に聴こえる! 


「ラクト、久しぶりだな。死ぬ覚悟は出来たか?
 優しいオレは、ラクトの後世に残す言葉を、5秒だけ待ってやる。さあ、とっとと喋れ」

「げほげほっ、ガ、ガウラ! イキナリ蹴るとはヒドいんじゃない?」

「4」

「バイオハザード3のファンフィクション小説、まだ始まったばっかりなのにひょっこり猫のサイト
 に帰ってきたらダメじゃん! 、リオに捨てられちゃうよ?」

「1」

「5秒待つって言ったじゃん! 何3から1まですっ飛ばしてんの!……ってか、私の頭を足蹴に
 して固定しないでよ~~! ぎゃあぁぁ……!!」

 憎しみを込めた琥珀色の瞳が、作者のラクトの体を射抜く。
 ぐりぐりと、冷たい床に頭を押し付けられじたばた暴れても、逃げる事が出来ない。
 ガウラの懐から筒状のモノを取り出し、冷酷にこちらの方に向けられる。
 頭上からカチリと無機物の音が聴こえ、丸い体をすくませた。
 

「逝け……『ちょっと待ったぁぁ!!』っ、リオッ」

「はぁはぁ、もう、ガウラってば、走るの速すぎ。猫だけど、私じゃ全然追いつけないよ」

「リッ、リオ~~」

「もう、ちょっとは落ち着いてよぉ……でも、ガウラが無事で良かった。もう会えないかと思ったよ」

「心配してくれたのか。ありがとうな、リオ。
 今、諸悪の根源を絶とうとしていた所だ。もう少し待ってくれ」

「諸悪の根源……それって私の事?」

「当たり前だ。貴様のせいで、死者が蔓延るラクーンシティに落とされた後、リオと離れ離れの
 状態で不安な日を幾日も過ごしたんだぞ。
 気が狂いそうになって、ついその場に居る死者共に切り掛かっていた。
 そうだ、これ、リオにお土産をやろうと思って持って帰って来た」

「??」

「“ぶてぃっく”とやらに置いてあった。リオに着せたら可愛いだろうな、と思って」

「ペット用の服だっ!えええぇぇ、嘘ぉぉ。こんなんあり??」

「今度着てみてくれ。きっと似合う。
 おいラクト、貴様にはコレだ」

「ギャッ!! ヌルヌルしてぎぼぢわる~~」

 長い長いぬめった形をしたそれは、何かの意思がまだ残っているのか、うねうねと蠢いている。
 不審に思い、注視すると思い出した。

「もしかして、リッカーの舌じゃ……」

「ひょええっ、あんな化け物相手に、ガウラってば勝てたの?」

「ああ、また小説内でネタばらしするからな。リオ」

「私にも言えよ、コラ(怒)」

 
*****

 
「ガウラの手により危うくあの世に逝きそうになっちゃいましたが、懲りずにまた彼らにファン
 フィクションの世界へと飛んで貰う許可を頂きました。
 私の執筆しだいでひょっこり猫に載せていきたいと思います。
 カメ以下の進み具合ですが、これからもひょっこり猫をよろしくね~~♪」


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