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ひょっこり猫が我が道を行く!

カオスなオリジナル小説が増殖中。
雪ウサギが活躍しつつある、ファンタジー色は濃い目。亀スピードで更新中です。

ガウラ 01

2009年10月12日 13時39分46秒 | 日記
白呪記でおなじみ、守護獣ガウラからのコメントです!!
では、どうぞ♪

<コメント>
 リオッ、リオッ!!どこだ!?
・・・おい、そこの人間、今ここに愛らしい白い猫が居なかったか?
くりくりとした金色の瞳で、まっ白い毛並みをしたオレの女だ。
世界で一番愛してる・・・。リオと二人で家族計画だって考えてるんだ。
オレとの子供が50匹位は欲しいんだ。
これなら群れも作れるし、言う事なしだろ。

 リオの寿命・・・?
考えたことなんかない。だが、彼女がオレと同じく長寿になる方法がある
のなら、神にさえ逆らっても構わない。子作(ピーー)しながら、ゆっくり
考える。今はそれでいい・・・


 何? オレ一人で考えてるだと? そんな事無い!

 これからは二人で子作・・・っ()  )) ←作者のタックル!!!)
・・・貴様っ!オレに殺されたいのか?
人間ではイマイチ使い勝手が悪いから、獅子に戻ってお前を噛み殺し
てもいいんだぞ?

 はっ・・・? リオが悲しむ?!

 女は暴力が嫌いだって? そうなのか? 新しい発見だ。もし本当にそう
なら、お前を甚振るのは止めてやる。しかし、次はないからな。

 はぁ・・・お前に構ってる暇はないんだ。
もうオレは行く。リオを見つけて、二人の愛の巣へ帰るんだ。

 今の愛の巣は“デルモント”という魔族の世界の、紫鉱城<ラドギール>と
呼ばれる城の中にある、客間を使わせて貰ってる。

 使い勝手は中々良いんじゃないか?

 ファインシャート・・・オレが元々住んでた場所は、水を沢山使えなかった
からな。水浴びするにも無駄遣いなんて出来なかったし。

 その点デルモントは良かった。
何故なら、客間の隣に風呂場が付いてリオと共に入れるからだ。背中の
流しっこをした時は感動したんだ。
風呂場の台に彼女が二本足で立ち、せっせと綿のスポンジで洗ってくれ
たから。興奮して(ピーーーーーー※自主規制)。
オレはその時も彼女を求めてしまったと記憶している。
照れた彼女が、オレに必殺猫パンチを喰らわしたんだ。でも、愛有れば
こそだろう?

 そんな彼女は少し恥ずかしがり屋かもしれないな。オレとは大違いだ。
でもそんな所も愛しいし、可愛い。
・・・彼女と大きなベッドで一緒に寝る時も密着度が高いと叱られた。
オレは、少しでも彼女と触れ合いたいのに。
 


 オレは“白呪記”では彼女の傍に居てやれる。
ロマンシング獣記”の舞台ではオレは活躍出来ないし、リオと離れた感覚に
陥らせられる。
・・・お前、作者だろう。早くリオを返せ。それかオレも“ロマンシング獣記”
に登場させろ。リオが二本足で歩くなんて・・・、彼女が難なく喋るなんて!!
オレは役立たずじゃないか! もしリオに嫌われたら、真っ先にラクトを
“みじん切り”にしてやるからな。

 ・・・え?どこでその単語を覚えたのかって?

 リオに決まってるだろう。彼女に色々教えてもらったんだ。教えて貰った場所
は・・・どこだったかな?
多分、彼女が“トイレ”をしてるのをこっそりと覗いた時だ。
あの時のリオは怖かった・・・。意味を教えてもらったら「細切れ」だと。

 ブルブルッッ・・・もうオレは行く。リオの口の中と、毛並みをブラッシング
する時間だからな。じゃあな、ラクト。

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