2015-10-末
ドレーンの先は、このようになっています。
空気で、血液などを吸引しています。
2015-11月
嗄声も、顔の腫れも、腕が上がらないのも、首が回らないのも、そのままではあったが、
ドレーンから出る血液などの量が20mlを下回ったということで、
ドレーンを抜いてもらった。
#ちなみに、リンパ節近くのドレーンを抜くのは、かなり痛い。
ドレーンの刺激と、ドレーンを連れて歩かなければならないストレスから解放されて
自由になった気分。
そして、退院が決まった。ほっとした。
2015-10-末
手術の翌日、ようやく吐き気がおさまる。
食事が摂れるようになって、うれしい。
ドレーンという管が2本、首から出ていて
血液やリンパ液を排出している。
体を動かすと神経にあたるので、慎重に動く。
嗄声になっている。
鼻から小さな内視鏡を入れて声帯を見る。
声帯は動いているので、いずれ声は元に戻るだろうということ。
首の締めつけ感に、なかなかならない。
左腕に力が入らなくて、腕があがらない
顎下が大きくはれ上がっている。
ある程度想定はしていたものの、この状態がいつまで続くのか不安。
2015-10-27
手術が終わって、ずっと、うつらうつらしていた。
目が覚めたのは、夜。
どうにも、頭が痛くて気持ち悪くて、眠れない。麻酔の影響らしい。
吐き気止めの点滴と座薬の痛みどめでしのぐ。
昨日の夜から何も口にしていないだけあって
気持ち悪いも、吐き出すものもない。
翌日になっても、やはり気持ち悪いまま。
結局、夕食まで、何も口にできず、点滴で栄養補給。
夜になって、少し気分がよくなってきたところに
子供たちがお見舞いにきてくれた。
調子が悪いところに遭遇しなくてよかった、と思う。
子供たちの心配そうな顔を見て、頑張らなくては、という気持ちになった。
2015-10-27
手術時間は、4時間程度だったので
夕方には病室に戻っているはずだが、その記憶はあいまい。
しばらくして、目が覚めた。
(目が悪いので)ぼんやりと、旦那様の顔が見える。
外はすっかり暗い。どのぐらい眠っていたのだろう。
子供たちのお世話があるからと、握手をして、ばいばいする。
なんだか、ほっとした。
そのあと、首を触って、傷跡を確認する。
左の頸部リンパ節は細胞診ではクラスIIIだった。
医師の説明によると、少しだけ組織を切除して、病理検査に出した結果
癌であれば、頸部リンパ節もあわせて切除、
そうでなければ、甲状腺左葉の切除のみということだった。
傷跡を触ってみると、首筋まで傷が伸びている。やっぱり、癌だったんだ。
予想はしていたとはいえ、やや力が抜けた。
2015-10-27 (その1)
そして手術の日。
お昼からの手術ということで、午前中はテレビを見て待つ。
昨日よく眠れなかったためか、頭が痛い。
昨日の夜から、飲食禁止となり、朝から点滴で栄養補給。
次に食事が食べれるようになるのは、翌日の朝らしい。
手術着に着替え、ほどなく看護師さんが迎えにきた
旦那さまと一緒に、手術室までは、徒歩でいく。
入口で、じゃあね、と手を振る。
手術室に入り、先生にあいさつ
手術台にのり、心電図やら、いろいろな装置がつけられる。
麻酔科の医師より、それでは麻酔します。。と言われて、ほどなく意識を失う。
2015-10-末
手術決定から手術まで、二か月あまり。
遠足を待つ子供のような気分でした。
いよいよ、手術の前日に入院。
病院に行く前、娘が見送りしてくれた。
まま、がんばって!
ごめんね、すぐに帰ってくるからね。
と病院へ。とにかく、頑張って家族の元に帰らなくては。。。と思う。
入院したあとは、実はあまりすることがない。
緊張して、あまり寝付けずに次の日の朝となる。
2015-08-31
右葉の腫瘍は、おそらく悪性ではないということで
左葉と頸部リンパ節(左)を切除することに決定。
全摘すると、生涯、甲状腺ホルモン剤を飲み続けなければいけないことを考えて
手術範囲は、最小限にしましょう、ということでした。
仕事の都合もあり、手術は10月末に決定。
手術まで結構時間があるので、あれこれ考えてしまい落ちつかない。
この時には、手術すれば終わり。。。と思っていたのですが、
実際は、闘病生活が、手術後も、まだまだ続くことになりました。
2015-08末
一週間あとに結果を聞きにいく。
甲状腺の腫瘍は、悪いものの可能性が高いです、手術しましょう。
最速で、9月末ですね、とのこと。
頸部リンパ節の細胞診が上手くいっていなかったようで、再度針を刺して細胞診。
頸部リンパ節も、相当腫れているので、頸部郭清も必要だと思います。
あとは、甲状腺を左葉だけ摘出するか、全適するかは、また考えましょう、とのこと。
とっさに、父が、舌癌の手術をしたときに、頸部リンパ節郭清をしたことを思い出す。
まさか、自分が癌とは考えていなかったため、頭の中が真っ白になる。
そのあと、会社にいって、手術することを上司に伝える。
自分でも、冷静さを保とうとしてはいるものの、やはり明らかに、混乱している。
2015年8月
夏休みで時間があったので、ようやく病院に行くことに。
頸部エコーの診察を受けたあと、医師より
急ぎCTを取りたいのですが、当病院ではCTの予約がすぐにとれないので、
外部機関を紹介しますということで、翌日の予約を取る。
さらに、その場で、細胞も取りましょうということで、針を刺して細胞診。
1週間後には結果がわかると思いますとのこと。1週間あとに、再度受診することに。