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ぷかぷか☆DAYS

ぷかぷかした日々のおはなし

大竹伸朗「全景」展

2006-11-20 | 観た、聴いた、読んだ感想
土曜日に楽しみにしていた大竹伸朗展「全景」を観に東京都現代美術館へ久々に
行った。
オノ・ヨーコ展以来だろうか。自分の個人的見解で言うと、かなり行かなきゃ良かった展覧会だった。オノ・ヨーコさんの考え方(コンセプトって言うの?)は
本とかで読んで、面白いしすごく現代美術という小難しいものを日常的な視点から
みれるスゴイ人だなあとは思うけど(自分でも何かいてんだかよくわかんないけど
)展示として観ても何も感動しなかった。
単に私(とパパさん)が普通の凡人でばかだからかも知れないけど

それはどうでも良いけど、大竹さんは20代にものすごく影響を受けた作家さんで
かなりまねに近い作品作りをしていた。大竹さんにどうしても自分のしょうもない作品を見てもらいたくって、寺田倉庫の展覧会のオープニングの時、3時間も追っかけ回し、ストーカーだなありゃ…一目だけ写真を見た頂いた。
当時はもう大竹さん旬のアーティストで(勿論今に至るまで旬な方ですが)
そのオープンニングで何という無礼な事をしたのか…
それでも全く気取りのない人格者な大竹さんは小僧の私にもちゃんと対応してくださった。人間の器がそんじょそこらのとは違うからな~。

今回の展覧会は全景というタイトル通り、大竹伸朗さんの子供のころから現在に至るまで(今年50歳になられるそうである)のアーティストとしての全てを一同に
展示したというものすごい展覧会なのだが、噂には聞いていたがあの広い現代美術館が全て大竹さんの作品で埋め尽くされているのある。
もうどうのこうの、口を挟める余地など無くただただその量とエネルギーとオーラに観る側はヘロヘロになるばかり。私は多分2~30代の大竹さんの作品はけっこう観たのだが、それから40代に入っても更なるな作品を
作り続ける様を見て、やっぱり天才は違う…と改めて感服した。
そして、幼年期からの膨大な全作品を保管できているという点においても、本当のプロはこうなんだよねと感服した。

大竹さんの作品のスゴイところは多々あるけど、観る者に希望というか人間って1人でもこれだけの事が出来るんだよって気付かせてくれるところだと思う。
すごく強いアーティストなのだ。そしてすごく優しいアーティストでもある。
現役アーティストでこれほどのものを観せてくれる人って他に浮かばないくらい!

12/24迄開催しているので、元気が欲しい人とかぜひ観に行ってください。
写真は行った人ならわかるけど、美術館の屋上に設置された宇和島駅のネオンサイン。大竹さんが住んでる四国の宇和島という駅の古駅舎が取り壊される時にもらいうけたと鑑賞ガイドにあります。
パパさんも言ってたけど(初大竹だったけど、すっかり何かに感化され、デジカメで作品をたくさん撮ってフォトアルバムに載せようと息巻いてます。絶対観たら
自分も何かしよう!って気になるのです)ダブ平&ニューシャネルって小屋は超かっこいいっす


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ほほぉ~ (さよま)
2006-11-21 22:21:33
そんなにすごいんだ~。
YPOPがそんなに好きだとは・・・
今度、旅行から帰ってきたら、のぞいてみようかな??
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行こうぜ! (YPOP)
2006-11-25 15:44:11
なーんて書いても今ごろさよまは海の向こうか…
良い旅してるんだろうなっ

メールするけど、さよまの好みではないかも知れんが、
見といて損はねえ

今のさよまのハッピーで前向きな気持ちにぴったりの
展覧会だよん~
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