あの
伝説の日(Day of Legend)からどれぐらいの月日がながれただろうか。
トモダチが極端に少ない私には、もはやこんな日は2度と
訪れないと思っていた日がついに来たのだ。
そうだ。結婚式というものに招待されたのだ。(今回は親戚の結婚式)
ということで2回目だが結婚式レビューを記録したいと思う。
さぁ!全国のトモダチ居ない同盟の諸君!一緒に喜びを分かち合おうではないか!!
前回同様、超長文です。覚悟を決めて読んでください。
*
4月26日大安。記念すべき2度目の結婚式への参加だ。
さすがに2回目ともなるとこなれたもので、
お祝儀を渡すタイミングとか勝手に長渕剛の乾杯を唄っては
いけないだとか、そういう一般常識は身につけているので落ち着いたものだ。
ただ今回は親戚の結婚式ということで、少し早めに会場に来てください。
と、前日に連絡があった。ふむ。そういうものなのか。
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さて、早く会場入りしたわけだが親族待合室というところがあるらしいので
そこへ向かった。・・・・だれもいない。どういうことだ。アイツまた嘘教えやがったな。
まぁいい。今日はめでたい日だ。許す。
と思っていると・・・・いつの間にか知らないおじさんが待合室に入ってきた。
緊張する。僕はなるべく知らない人と接触したくない。将来山奥で妖精さん達と暮らすんだ。
「あんたはアレか、首里の青年会のだろ?なあ!はははっ」
・・・何を言っているのかわからない。僕は青年会の人間ではない。
いったい誰と間違えているのだろうか?
だが、ここへ入ってくるということは遠い親戚なのだろうと
思って、お茶を入れてあげようと思った。大きすぎるよ・・
俺のやさしさ風呂敷大きすぎてすべてを包み込んでしまうよ・・。
・・・名も知らぬおじさん。お茶でもどうz・・・居ない。消えた。
僕は霊という存在を始めて体験した。さようなら霊のおじさん。
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数分待っても誰も来ない。気まずかったのでロビーで時間をつぶすことにした。
途中、見ず知らずの少年が会場案内を指差して「ここは何処ですか?」と聞いてきたので
親切に教えてあげた。多分間違っていると思うけど。こういうことは結果ではなくて、
教えたあげたという心(ハート)が大切なのだ。
*
しばらくロビーでウロウロしていると(ウソを教えた少年のことを気にしながら)
会場の担当の人が大声でしゃべりはじめた。
なんだか、今日の結婚式の説明をするらしい。ふむ。前回はこんなサービスなかったゾ。
面白そうだから聞いてみよう。
*
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは親戚の結婚式に招待されたと
思ったらいつのまにか案内係というもに任命されていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
ここへきてのまさかの大抜擢。
これはある意味泥酔して公園で全裸になるよりも難しいことではないだろうか。
最初は無理無理無理無理!とか思っていたけど、男mosoq。与えられた使命は
できるかぎりやり通す自信だけはスゴイと言い張るお年頃。
必死に会場担当の人の説明を聞いて、案内係という死をも恐れない技術を習得したのだ!
※案内係とは、会場入り口においてお客様の席の確認及び案内をする係りです。
前回でいうところの少しだけ頭髪が淋しいオジサンがその役です。
私はデキる私はデキる私はデキる。とガラスの仮面を被り、テクマクマヤコンテクマクマヤコン
案内係になぁ~れ☆よし!なった!俺案内係になった!
さっそく渡された披露宴プログラムという冊子を確認しつつ、いざ戦場へ!
*
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは案内係に任命されたと
思ったらいつのまにか披露宴プログラムのご宴会係一覧表の
進行係の欄に俺の名前が書いてあった』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが(以下略)
先ほどの会場担当の人をとっ捕まえてスマートに話し合いをした。
理想「君・・・。今資料をみたら、僕の係が違うみたいなのだが・・・」
現実「す、す;っっみません・・・ンフフフっ!こ、これ!これ!係!ふぎゃ!係ちがうだけども!
進行と案内って仕事おなじです。同じですのか!?んふふふうう!」
*
※進行係とは、1.司会者との連絡。2.余興の出演者へ準備開始の合図。3.舞台裏の
準備確認
orz 無理だろ。多いよ!やること多いよ!食事は?俺のフランス料理フルコースは!?
*
まぁ、長くなってきたので結論から申しますと、
新郎の弟に仕事全部押し付けて料理食いながら余興見て笑ってた。
決してクズと呼ばないで欲しい。言ったもん。弟さんが「僕がやりますから、
mosoqさんは席で楽しんできてください。」って言ってたもん。言ってた気がするもん。
*
ということで、内容はあまり前回と変わらないので割愛させていただきます。
結婚式というものはどこもやることは同じですな。笑いあり涙ありのパーティーです。
前回と同じ〆で申し訳ないですが、
最後まで読んでくれた人ありがとうございました。
あと、100%見てないけど、ご結婚おめでとうございます。
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P.S. 気が向いたら今回の余興の内容も記事にできたらいいなぁ
と思っています。