宝塚のHANAさん

先日のブログで紹介させていただいた英さんのお菓子。今回は本物をご紹介。
送っていただいた焼き菓子はどれも新鮮で素材の良さが感じられ、とても美味しいのです。
優しいお味なので、ペロッと食べられちゃうんですよね～
メタボ予備軍にとっては危険危険。でもやめられない止まらない

ナッツやレーズンのクッキーはしっかり焼き込まれていて、歯触りカリカリザクザクで美味しい～
カリッと焼けているのにお口の中でホロホロ崩れるガレットは、バターをたくさん使うため作るのが結構難しいそうです。








紅茶のクッキー、ショートブレッドは優しい焼き具合で、歯応えはサクサクホロホロといった感じ。
ちなみにショートブレッドは卵不使用だそうです。









その他どれも全て美味しいのですが、私が個人的にイチオシなのは、ナッツ＋キャラメル味のお菓子です。
アーモンドたっぷりの「マンマ」と、くるみとねっちりキャラメルの「エンガティーネ？」。そうなんです。くどいのが好きなんですよ～（笑）









お店の芸術的なオーダーケーキと同じくらいオーナーさんの人柄も評判らしく、近所にこんな素敵なお店があったらな～と思います。
自分のバースデーケーキはどんなデザインを注文しよう…妄想が膨らみます。（笑）ご馳走さまでした

「宝塚　英（HANA）」http://www.takarazuka-hana.com/

相手の笑顔を想像して

オーダー作品制作の続き。メインの焼き菓子はなんとか形になりましたが、そのお店らしさを表現するには他に何を作れば良いのか…悩みました。
お店のサイトを拝見すると、オーダーケーキとクッキーが目を惹きます。
素晴らしい！まさにアート作品の山。がしかし、私の技量では細かいところまで再現出来ない。残念です
しつこくサイト内を検索し、再現出来そうなケーキとクッキーを見つけ、ちょっとアレンジを加えてイチゴのロールケーキの断面、プチガトーのオレンジケーキ、3種のクッキーを作りました。














クッキーは違う色の生地で模様を描かなければならなかったので、細工し易いオーブン粘土を使用。
桜のクッキーは、まず土台を焼いてその上にさくらの花弁を描きまた焼く。
最後に芯の部分を描いて焼きようやく完成。この芯を描く時は目がしょぼしょぼ。年齢を感じました

あとは、取っておいたお店の包装紙とリボンで小さい箱を作成。お店のロゴ入りシールもちゃんと貼ります。
ロゴといえば、我が家にはスキャナーって言うのでしょうか。そのままコピーして縮小出来るみたいな機械。
そういう便利な代物がないので、ロゴもパソコンの製図ツールで描き描きしました。実は一番難しかったかも。（笑）
完成したお品はこちら。お店が和風のイメージなのでデザインも和風に。

実はお店の人には内緒のサプライズプレゼントだったので、私もドキドキワクワク楽しい経験をさせていただきました。感謝感謝です

忠実に再現するって難しい

大変お世話になっている方から「大好きなお店の焼き菓子を使った作品を！」とのオーダーをいただきました。
「自分に出来るかな～」とかなり不安でしたが、素敵なお話だったので挑戦させていただくことに。
送っていただいた実物のお菓子を食い入るように観察しながら（そして味わいながら…笑）格闘…いえ、制作の日々が始まりました。

焼き菓子は以前に何度か小さいサイズで作った事があるので、そんなに苦戦しないかな～なんて甘くみたのが大間違い。
使う粘土の収縮率が違うため大きさを揃えるのに失敗したり（実物の約1/6）、形や焼き色の濃淡が納得いかず何度もやり直したり。
やはり実物が一番良い見本なので、お菓子が新鮮なうちに～とかなり根を詰めて作業しました。
















箱やラッピングも凝っていて再現するのが大変でした。
箱を分解してパソコンに縮尺した展開図を入力、紙の厚さを考慮して寸法を微調整するわけです。
算数が苦手な私にとっては拒絶反応が起きそうな作業。
そしてこのもじゃもじゃの緩衝材？実物を一本一本、縦にハサミでチョキチョキ…確実に眉間にしわが増えましたね。（笑）









こちらが完成品です。「上手く詰め合わせられた～」と思ったら、もじゃもじゃの紙のコシが強くてお菓子が微妙に浮き上がります。イライラします。（笑）
でも何とか形になりホッとしました。気になって他の事が手に付かなかったのでとりあえず一安心。
しか～し！まだ作品としては未完成なのです。