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韓国史劇「懲毖録(原題)」 軍師リュ・ソンリョン~<ジンビロク>~

2017-12-09 | 韓国史劇・ドラマ・映画
久しぶりに本格的時代劇を観ました。
偉人のドラマでは「鄭道伝(チョン・ドジョン)」以来でしょうか?
朝鮮時代末期、日本との海戦で国を守り抜いた忠臣「イ・スンシン」はとても
有名ですが、この「柳成龍(リュ・ソンリョン)」という人物を知っている人は
少ないのだそうです。
でも、この「柳成龍(リュ・ソンリョン)」こそがまだ若く、身分も低かった
「イ・スンシン」を見出し、起用した張本人でこの若き忠臣のよき理解者でも
あったのです。

そういった話を知ってから、この柳成龍(リュ・ソンリョン)が残した
「懲毖録ジンビロク」のことを知りたくなって、観たいと思っていました。

長いドラマでしたが、朝鮮が明、日本の両国に悩まされ、また国内も党派争いが絶えず、
そんな中、国王宣祖が実に愚かな判断で息子である光海君を警戒したり、
判断を誤ったりと、観ていて本当に呆れかえりました。

朝鮮人からみた当時の日本の描写も、日本人としては観ていて心が痛む部分も
ありますが、それはドラマを面白くするということで・・・。

とにかく、このドラマを観ていると、当時の朝鮮を取り巻く世界情勢が
よく分かりました。
面白いドラマでした。

■韓国史劇「懲毖録(原題)」軍師リュ・ソンリョン~<ジンビロク>~
最高峰の韓国時代劇スタッフ×豪華キャストで贈る、正統派骨太時代劇!
伝説の軍師が残した全記録がここに!




壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の時に経験した教訓を書いた≪懲毖録(ジンビロク)≫を
残したとされる朝鮮中期の官僚柳成龍(リュ・ソンリョン)が主人公の時代劇ドラマ。

≪懲毖録(ジンビロク)≫とは、1592年から1598年にわたって、日本軍が朝鮮に侵攻する
前兆から、朝鮮朝廷の行動と明国の動態、日本軍と朝鮮及び明国の交渉と裏取引等に
関しても、文禄・慶長の役の一部始終を詳細に記したものである。






戦乱勃発当時に朝鮮朝廷の高官であり、日本の侵攻に備えて伝説の英雄、
李舜臣(イ・スンシン)を全羅左道水軍節度使に推薦したのもリュであった。
よく描かれる時代背景だが、朝鮮側の視点で、日本や豊臣秀吉がどのように見られて
いたのかが分かる。





本作における主人公で、歴史上の偉人リュ・ソンリョンが残した著書『懲毖録』とは、
秀吉軍の侵略を防げなかった無能な政治家たちや自身への戒めを込めた記録のこと

物語では、その清廉潔白な精神と才覚により軍師となるリュ・ソンリョン(キム・サンジュン)が、
国難、嫉妬、陰謀など国内外で起こる出来事に苦闘しながら、国と民への忠義を尽くし
続ける様子が、史実を基にドラマチックに展開されていく。





■STORY

建国から 200 年
朝鮮王朝は直系の王が断絶し、傍系の河城君(宣祖)が第 14 代王に即位していた。
朝廷は、主導権を巡って東人と西人の派閥抗争が激化。



一方、日本では天下を統一した豊臣秀吉が明国征服の機会を伺っていた。
不穏な動きを察知した兵曹判書(軍事を統括する大臣)のリュ・ソンリョンは
日本を探るべく、通信使の派遣を進言する。

やがて、宣祖の次男・光海君の世子擁立が発端となり、西人の重臣チョン・チョルが失脚。


代わって東人リュ・ソンリョンが左議政となる。
国防を備えるべきと考えるリュ・ソンリョンは、能力は高いが、上官との軋轢で
降格していた武官イ・スンシンを、全羅道水使(水軍司令官)に抜擢しようとする。
ときを同じくして、通信使が帰国。





ところが、西人で正使のファン・ユンギルは逼迫した危険性を訴えたのに対し、
東人で副使のキム・ソンイルが秀吉は虚構だと主張したことで朝廷内は混乱し……。







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