休日診療のさいたま与野整形外科医院

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効率的なガン予防検診の提案

2008-02-15 | Weblog
一般的によく行われているガン検診検査とは...
胃透視(バリウム検査)、超音波検査、CT検査、腫瘍マーカー検査(採血)が多いのではないでしょうか。
しかし、この検査はガン検診には無意味であると思っている医師がほとんどだと思います。

婦人科検診を除いては、胃カメラ、胸部レ線、PET検査はガン検診に非常に有効だと思いますが、胸部レ線以外はなかなか実現し辛いものがあります。

そこで提案ですが、次の4項目を調べることによってガン予防を考えてみてはいかがでしょうか。

☆胸部レ線→肺癌検診のコストパフォーマンスは最大です。
☆糖尿病検診(採血)→糖尿病患者さんは非糖尿病の人に比べて悪性腫瘍の発生率が約3倍多い。
☆ピロリ菌感染の有無を検査(採血 or 尿)→ピロリ菌陰性の胃癌は少ない
☆前立腺癌の腫瘍マーカー検査(採血)→腫瘍マーカーの中で最も信頼性が高い。

この4項目を検査するだけでガンになる確率を今よりも把握出来ますし、この検査の結果により今後注意することが判りやすくなると考えます。

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