05、08年のジャパンCダートなど、GI7勝をマークした“砂の王者”カネヒキリ(牡8歳、栗東・角居厩舎)が、脚部不安のため現役を引退することになった。5日、角居調教師が明らかにした。
同馬は、8月12日に門別競馬場で行われたブリーダーズゴールドC・交流G2で2着のあと、左前脚に屈けん炎を発症。以前、屈けん炎を患って幹細胞手術を受けた右前脚の別の個所のけんも傷めたため、陣営は競走馬生活を続けることは困難と判断した。
通算成績は23戦12勝。屈けん炎に苦しめられ、4歳夏から6歳秋にかけ、2年4か月の休養を余儀なくされたが、不死鳥のように復活。08年12月のジャパンCダート、東京大賞典、09年1月の川崎記念とG1を3連勝し、ファンの感動を呼んだ。今後は、北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となる予定だ。
角居調教師「年齢的なものもあるし、歴史を作ってくれた馬なので、かわいそうなことはできない。あきらめるな、という気持ちを教えてくれた馬でした」
◆カネヒキリ 父フジキセキ、母ライフアウトゼア(父デピュティミニスター)。牡8歳の栗毛。戦績23戦12勝(うち地方9戦5勝、海外1戦0勝)。総獲得賞金約8億5161万6700円(うち地方3億4000万円、海外約3532万5700円)。主な勝ち鞍・05、08年JCダートなどG1で7勝、G3で2勝。生産者・北海道安平町のノーザンファーム。馬主・金子真人ホールディングス(株)。栗東・角居勝彦厩舎所属。
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カネヒキリ 、
門別競馬場 、
幹細胞 を調べる
同馬は、8月12日に門別競馬場で行われたブリーダーズゴールドC・交流G2で2着のあと、左前脚に屈けん炎を発症。以前、屈けん炎を患って幹細胞手術を受けた右前脚の別の個所のけんも傷めたため、陣営は競走馬生活を続けることは困難と判断した。
通算成績は23戦12勝。屈けん炎に苦しめられ、4歳夏から6歳秋にかけ、2年4か月の休養を余儀なくされたが、不死鳥のように復活。08年12月のジャパンCダート、東京大賞典、09年1月の川崎記念とG1を3連勝し、ファンの感動を呼んだ。今後は、北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となる予定だ。
角居調教師「年齢的なものもあるし、歴史を作ってくれた馬なので、かわいそうなことはできない。あきらめるな、という気持ちを教えてくれた馬でした」
◆カネヒキリ 父フジキセキ、母ライフアウトゼア(父デピュティミニスター)。牡8歳の栗毛。戦績23戦12勝(うち地方9戦5勝、海外1戦0勝)。総獲得賞金約8億5161万6700円(うち地方3億4000万円、海外約3532万5700円)。主な勝ち鞍・05、08年JCダートなどG1で7勝、G3で2勝。生産者・北海道安平町のノーザンファーム。馬主・金子真人ホールディングス(株)。栗東・角居勝彦厩舎所属。
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