「百年の誤読」(岡野宏文 豊崎由美 ぴあ)を買う、そして読む。
はじめは買うのタメラッタんですけど、はたしてこの2人にお金を払う価値はあるのか~?と思って。
でも買ってよかった。ホントによかった。
だって私、この2人と感性おなじなんです。スキなところイヤなところ、ノリどころにツッコミどころ、まさに相性ぴったしでした。で
でも合わないヒトもいるかもねー。そういう人には、えらくツライ本だとは思います。
要するに、本好き2人が、過去のベストセラーなる作品についてスキ放題語りあう、、飲み会のまったり語りのような内容です。
そもそもベストセラーほど、くわせものな存在ってないですよね??
売れてるから面白いかと思いきや、恐ろしいほどの”カス本”だったりもする。(ま。たまにはめっけモノもあるんですけど。)
以前、”ベストセラー”と社会情勢とを咬ませて、ひと論文書こうかと思ったことがあって、そのときざざっと過去売れ本を読んだわけです。
で、すっごく驚いた!! これが世にいう名作名本なのかーーって。。
たしかにその当時の社会のなかで読まないと値がない、て題材もあるにはあったんだけど、それにしても文章能力、構成、展開、すべてが格段にヘタクソな作品もあったわけです。
そのときのモヤモヤ感が、「百年の誤読」で、一気に解消されました。
言ってくれて、言い切ってくれてありがとー!!の心境です。
ちなみに「世界の中心で愛をさけぶ」がスキだなーと思う人は、本書を読まないほうがいいでしょう。
きっと感性合いません。。
はじめは買うのタメラッタんですけど、はたしてこの2人にお金を払う価値はあるのか~?と思って。
でも買ってよかった。ホントによかった。
だって私、この2人と感性おなじなんです。スキなところイヤなところ、ノリどころにツッコミどころ、まさに相性ぴったしでした。で
でも合わないヒトもいるかもねー。そういう人には、えらくツライ本だとは思います。
要するに、本好き2人が、過去のベストセラーなる作品についてスキ放題語りあう、、飲み会のまったり語りのような内容です。
そもそもベストセラーほど、くわせものな存在ってないですよね??
売れてるから面白いかと思いきや、恐ろしいほどの”カス本”だったりもする。(ま。たまにはめっけモノもあるんですけど。)
以前、”ベストセラー”と社会情勢とを咬ませて、ひと論文書こうかと思ったことがあって、そのときざざっと過去売れ本を読んだわけです。
で、すっごく驚いた!! これが世にいう名作名本なのかーーって。。
たしかにその当時の社会のなかで読まないと値がない、て題材もあるにはあったんだけど、それにしても文章能力、構成、展開、すべてが格段にヘタクソな作品もあったわけです。
そのときのモヤモヤ感が、「百年の誤読」で、一気に解消されました。
言ってくれて、言い切ってくれてありがとー!!の心境です。
ちなみに「世界の中心で愛をさけぶ」がスキだなーと思う人は、本書を読まないほうがいいでしょう。
きっと感性合いません。。
たしかに「百年の誤読」の中でも繰り返し言ってるんですけど、ベストセラーになるかならないかは、日ごろ本を読まない層にどれだけ食い込めるかに掛かっているそうです。
広告で喰い込むってのも、ひとつの方法ですよねー。
本屋で、店員の推薦札が名文かどうかで、本の売れ行きが左右されるご時世ですものねー。
読んでみようと思います。でも、図書館でかりられまくってるんだろうな・・。
ベストセラーのなかには良いのもあれば、え?と思うものもありますね。僕はまだ「セカチュー」を読んでないのですけど。
なんつうか、「泣きたい」ために本を読むのは間違ってると思うけど、でも古代ギリシャに遡ると、涙を流すことで彼らは身が浄化されると考えていたわけじゃないですか? いわゆるカタルシスというやつですが、「セカチュー」ってわりとそういう意味では、王道な作品なのかもしれないなと思います。「泣きたい」=「浄化したい」っていう願望をもってる人が多いんでしょう。
けれど、あまりにも「王道」すぎて、現代人には”泣けない”感もあったのも事実。。
たしかに、”泣きたい”から本を読むって、邪道なような気がしてたけれど、実は古代から引き継がれてきた欲求ですよねー。
泣くことで浄化される、笑うことでリフレッシュできる、すごく安上がり(?)で健康的な方法で、人間ってうまく作られてるな~とも思います。
読んでください。
そしてできればお買いあげください。
図書館では、予約入りまくってると思います。
ちなみに、ワタクシの地元の図書館では、二冊に対して、13件の予約が入っておりました。
泣きたくて読む本もいいとは思うのです。泣くことには間違いなく、魂のカタルシスというものがありますから。ただ、その涙の質というのが問われるわけで、なんかこう「世界が新しく洗われた」感じの涙を得るためには、それなりの内容を持った本が必要になってくるはずなのですよね。
ベストセラーという「数」ばかりを信用していると、自分の巡り会うべき大切な「その一冊」になかなか出会えなくなってしまう不幸を呼び寄せてしまいがちなところが難儀。
これからも、ぜひごひいきに。
カンゲキです。
ようこそようこそ、いらっしゃいまし。
こんな展開になるとはつゆ思わず、失礼なことをめいいっぱい書きなぐっておりました。お詫びします。。
ええ、ええ、買いましょう。
なんだかもう一冊買いたくなってきましたよー。
これからのクリスマス商戦、売れ行きが楽しみです。
ハリーポッター以上に、気の効いたクリスマスプレゼントになること、うけあいです。
みなさん買いましょう。(もはや広告塔と化しました。)
羨ましかったので、自分のブログに羨ましいぞという文章を書いて、トラックバックしておきました。
わがブログの、最高に最良なとき、だったのかもしれません。
>わがブログの、最高に最良なとき、だったのかもしれません。
過去形で話さなくとも、これからも書評について、ご本人のコメントがつくことがあるかもしれませんよ。