日常の生活習慣が崩れてくると、いわゆる「生活習慣病」といわれるものが出てきます。
ダイエットの目的は何かといえば、健康で、しかも、きれいな体で生活を楽しむことだと考えます。
ですから、本当のダイエットは、健康できれいになれるのですから、楽しいものなのです。無理して苦しいダイエットをしても、それは、殆ど失敗に終わってしまいます。
逆に、楽しいダイエットができればダイエットは成功します。この楽しいダイエットをするためには、ちょっとしたコツがあるようです。
その一つは、「体重を計り記録する」ことです。右肩下がりのグラフを見ながらダイエットに励むのは楽しいではありませんか。目標を達成していくことは楽しいものです。でも無理は禁物です。そして、ダイエットが趣味の域に達すればシメタものです。
2つ目は、停滞期とリバウンドに関する知識を持つことです。ホメオスタシスとは、生体の内部や外部の環境が変化しても、その生体の状態が一定に保たれるという生物の性質や状態のことです。
このホメオスタシス効果は生きてる限り必ずあるものです。これを無くすことはできません。どうせ無くすことができないのであれば、うまく付き合っていくしかありません。
ホメオスタシス効果は1ヶ月間で体重が5%以上落ちると最大限に働き、次の1ヶ月間でホメオスタシス効果が弱り、レプチンのセットポイントが修正されるということから、ダイエットの成功率を高めるためのペースは、最初の1ヶ月間に自分の体重の3~4%落とし、次の1ヶ月間でその体重を維持し、次の1ヶ月に体重の3~4%を落とすというペースが適当なペースです。
このペースで行くと、かなり長期戦になりますが、日常生活に支障がなく、無理なく自然にダイエットが続けられ、停滞期→イライラ→ダイエット中止→リバウンドという流れをある程度防ぐことができます。